見出し画像

会いたい人に会いに行く NO 3「ごめんねと、ありがとう」を伝えたくて〜


言えなかった「ごめんね と ありがとう」を伝える旅

前回に続き今回も20年以上会っていなかった友人に会いに行く

Yちゃんとは、私が20代後半、専門学校に入学して知り合いました。
あれから20年以上経過
Yちゃんの事は心の片隅にずっと、ひっかかっていていた。。。
仕事を辞め、断捨離をしていたら、沢山の手紙の中から、Yちゃんからの手紙を見つけた。
学生時代、心配かけちゃって、それっきりになってしまったけど、
会いたいな。
今どうしているかな、、、。
当時の手紙を読み返し、辛かった日々が蘇って涙が止まらない。

今回も前回のNちゃんのように、思い切ってYちゃんのご実家に年賀状を送ってみました。

結果

ありがたいことに、Yちゃんから返事が届きました。
嬉しさで胸が一杯に。

Yちゃんの現在

年賀状には、Yちゃんは結婚され、お子様2人に恵まれ4人家族。
関西地方から、瀬戸内の自然豊かな土地に、家族で移住しました。
ご主人と共に夢を叶えるため、オーガニックカフェのオープンに向けて準備に忙しいと書かれていました。
年賀状には、可愛いお子様達、家族写真があり、幸せが伝わってきます。

学生時代

20代後半、、私達は栄養士を目指して、日々努力していました。
学生生活は座学、調理実習、実験、レポート、試験、専門学校って毎日こんなに忙しいのかと。一度社会に出てから学び直した身としては、新たに資格を取得するのは厳しい世界だと実感しました。
Yちゃんは実家暮らし、私は農家さん宅に下宿生活。
学生生活の忙しい合間を縫って、皆で遊んだ事は、今でも大切な思い出です。私の下宿先の農家さんから、梅の実を頂き皆で梅酒作りした事はとても楽しかったなあ〜。

突然の事故

入学した年のある秋の日、私は交通事故に遭ってしまいました。
救急車で運ばれ、(下宿先の大家さんがすぐに、病院に駆けつけて下さいました。本当に有り難かったです)
顔に傷が残り、外に出るのが怖くなってしまいました。
ショックで心を閉ざし、学校を休学し、実家に帰りしばらく引きこもる事に。自分を何度も何度も責めてしまい辛い日々でした。

担任の先生の説得もありましたが

今まで頑張ってきたんだから。。。
「気持ちが落ち込んでいる時に大事な事を決めない方がいいですよ」
と、担任に助言を受けましたが、私自身は気力がなく退学してしまいました。
Yちゃんや、下宿先の大家さん、友人から実家に手紙を頂きましたが、合わせる顔がなく、下宿先には挨拶に行くことになりましたが、Yちゃんとはそれっきりとなってしまいました。

喜びの再会

昨年春、Yちゃんは最寄り駅まで、車で迎えに来てくれて、喜びの再会を果たしました。
積もる話と、再会出来た喜びで胸が一杯に。
学生時代から抱えていた気持ち、
「あのときは本当にごめんね。そして色々と気にかけてくれてありがとう」
を伝える事が出来、やっと胸のつかえが楽になった気がしました。

移住先は自然豊かな環境でお子様達ものびのび育つんだろーなと。
案内してくれたのは2階建ての広々として、どっしりとした古民家。
各部屋を案内してもらい、昔の家は造りもしっかりしていて、とっても落ち着く空間でした。
家の向いにカフェをオープン予定で、、、
準備期間から幾つもの困難な出来事があったそうですが、ご主人と共に乗り越えてこられたと。
Yちゃんご夫婦が、夢を叶えていく姿に会えて本当に嬉しかったです。
遠くまで会いに行って本当によかった。

次はカフェがオープンしたらまた会いに行くからネ!!
楽しみがまた1つ増えた今回の旅でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?