見出し画像

社会人になって始めたこと

製造業で正社員として採用された年に賞与が20%カットになり、次の年には50%カットになり、給料も毎月約14万と少なかったので、「この会社は危ないのでは?」と危機を感じて転職を考えるようになりました。

ただ職歴があまりない私は転職活動がうまくいくか不安でした。自分に自信がないのもあって不安は大きくなりました。

そんなとき父に「危険物取扱者の乙4をとれば?」と言われました。

危険物取扱者ってなに?

乙4ってなに?

聞いたことのない資格に「???」でした。

あとで調べたら危険物取扱者乙4というのは正式には「危険物取扱者乙種第4類」といい、危険物取扱者というのは消防法による危険物を取り扱う場合に必要な資格で、試験は各都道府県で行われているとのことでした。

種別は甲種・乙種・丙種に分けられていて、このうち甲種の受験は大学で化学の学科・科目を修めるか、乙種資格が必要になるのですが、乙種と丙種は誰でも受験することが可能でした。

第4類では可燃性液体(ガソリン、軽油、灯油、重油など)生活に身近な石油類の取り扱いがメインで、様々な職場での需要が高く、受験者が最も多いとのこと。身近な石油類ということもあり初学者でも理解しやすいため、他の危険物取扱者資格と比べても取得しやすい資格だそうです。

ガソリンスタンド、石油会社、化学系メーカー、タンクローリーのドライバー、自動車整備工場、公共施設の設備管理、薬品会社などに就職できるし、資格手当も出るとか(父&工場に勤めていた同級生談)。

自分に自信をつけたかった私は乙4を取ることにしました。

テキストを買って出勤前の朝5時から6時半まで勉強し、帰宅して夜9時から11時まで勉強する生活を約3ヶ月送りました。

そして受験の手続きをし、試験日を迎えました。

試験会場には工業高校の学生や地元の大学生、30代~60代の会社員など色んな人達がいました。

乙4は取得しやすい資格とあって受験者の数が凄かったです。

自分以外の人達が賢くみえて、「不合格なの私だけかも……」と不安になってきました。ギリギリまでテキストを見ていました。

そうこうしているうちに試験が始まり、緊張しながら問題を解きました。退出OKの時間になると教室から一気に人がいなくなって焦りました。

「みんなもう解いたの!?見直しは!?」

私は試験終了時間まで見直しをしてました。

試験会場を出た後、どっと疲れたようで家に着くと眠ってしまいました(_ _)..zzZZ

合否結果の発表日。

合否が気になり、会社のパソコンでこっそり結果を見ることに(※会社のパソコンを私用で使ってはいけません)。

自分の番号を探していると……。

あった!!

合格してました!!

喜びのあまりガッツポーズしてしまい、先輩社員に不審な目で見られました(^_^;)

その日は合格したのが嬉しくて定時退社してコンビニで好きなものを買って帰りました。

ひとりでお祝いしました(*´∀`)♪

しばらくして他の資格も取りたくなり、働きながら勉強し、試験を受ける日々が続きました。

以下、取得した資格。

・危険物取扱者乙種第1類~第6類

・食品衛生責任者(講習)

・甲種防火管理者(講習)

・第一種衛生管理者

・登録販売者

登録販売者以外は仕事と関係あるので勉強になりました(^^)

職場の上司や先輩からは「そんなの取ってどうするの?」とか「女性が取る資格じゃない」とか言われました。

資格取得に性別関係ないと思うんですけど?

危険物取扱者の資格を取ってから資格手当をもらえるようになったのですが、先輩から「お金もらえていいな~。なんか奢って♪」と何度も言われてイライラしましたね(-""-;)

「先輩も取ってみたらどうですか?資格手当もらえるし、転職に少しは有利ですよ」と言ったら、「今から勉強するのヤダ」「私、年だし~」と言われてキレそうになりました。

勉強するのに年齢関係ないから!!

資格手当ほしいならやれよっ!!

職場で叫びたかったです(-_-;)

いま思うと私が勤めていた会社は向上心があって努力家な人は100人中5人くらいだったかも。

あとの人は他力本願な感じでした。

一緒に働くなら向上心のある人と働きたいと思うのは私だけですかね?

製造業を辞めてからも資格の勉強は続けてます。

1年に1個は取得したいと思ってます(^^)

知識は荷物にならないと誰かが言ってましたし、新しいことを勉強するのは楽しいですから(*^-^*)

みなさんの持っている資格も教えてほしいです。コメントお待ちしています。







記事を読んで「サポートしてやってもいいぞ」と思ったらサポートしてください。サポートは医療費に使わせていただきます。