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14帯常駐人間が最高XP23になるまで 〜1年間の成長記録〜

この記事を読んでくださってるみなさん、こんにちは!みもざと申します。
いつもお世話になっている、スプラトゥーン3指導窓(以下スピルべ)が1周年を迎えました。同じように強くなりたいと願う方たちと、濃い1年を過ごせたと思うので、振り返り記録をつけようと筆を執りました!
本記事の目的は2つです。
①自分は本当に強くなれたのかなぁと不安になる時があるのですが、この1年でできるようになったことを挙げていき、成長を実感したい!
②思い出色々あるなぁと感じたので、楽しかったことも悩んだことも書き残していきたい!
以上2点ですね。
パワーを上げる過程だけ読みたい方は②から読んでください!では本編に参ります。


結論:ちゃんと強くなってます!!

はい、いきなり結論です。まずは最高XPのbefore afterです!左がスピルべ加入のきっかけとなった大会(以下床ぺろ杯)に提出したサマリーで、右が今のサマリー。エリアとヤグラは1年で700伸びましたー!!ホコは…えーと……これからがんばりますね………!
数字だけ並べてもなぁとなるので、以降は具体的な行動を挙げていきます!

左がスピルべ加入前、右が現在

①スピルべ加入前〜スピルべとの出会い

1年で何ができるようになったかを書く前に、成長前の私のスペックを書いておきます。

  • スプラトゥーンは3から

  • 強い!環境!と聞いて発売直後からシャープマーカーを使用

  • サーモンラン・フレンドとのオープン中心にプレイ

  • サモランで野良カンストできるレベルの基礎エイムやキャラコンはある

  • 解説動画を見て得た知識で戦っていた(打開はスペシャルを貯めよう等)

  • 独学でXマッチに挑戦できるようにはなれた

そこまで悪くなさそうなのですが、実際のパワーは伸び悩んでいました。伸び悩んでいても気にしていなかった私に転機が訪れます。
そう、床ぺろ杯です!!!床ぺろ杯とは2300が上限のコスト制限大会です。これに友人と出場してみようと言う話になりました。出場者一覧を見ると、パワーが2200台の方がたくさん!当時上振れ18・対抗戦初心者の私には何もできませんでした。
ここで改めて思いました。「強くなりたい!!!」
床ぺろ杯終了後、床ぺろ杯のサーバーでコーチングプラベが開催されました。ここでコーチングの存在を知りました。

コーチングの概念との出会い

定員は埋まったけど、聞き専で見学可能とのことでお邪魔することに。自分の動きの何が悪いのか、私も聞いてみたいなと思うようになりました。そんな時にスピルべが発足、1期生を募集してました。私みたいな弱小プレイヤーが着いていけるのか迷いつつも応募、当選し、加入することになりました。

②前に出ることを知る

スピルべではメモリープレイヤー機能を使って試合のアドバイスを行います。初回の指導はスピルべ主催のさやさん。最初に私のキルレは良いリザルトを見て一言。「全部見なくてもわかる、戦っている位置が低い」と。実際にその通りで、マップの半分より前にいることはほとんどありませんでした。わかばシューターがエリアを塗る時の位置が多かったです。来た敵を迎撃していただけなので、キルレは良いが前線が上がっておらず……メモプの内容見てないのに分かるさやさんすこいね。
ポジションの取り合いの話もしていただきました。エリアの奥で戦ってデスすることがエリアの手前をすぐ取られることにはならないが、エリアの手前で戦ってデスすることはエリアの手前を取られることになると。
要は昔の私がいた位置は責任重大。対面の全てに勝たないといけないと。責任が重いポジションを嫌がった私は前で戦うことを決意。こうして中衛シューターは前衛シューターになりました。

③ヘイトの概念を知る

前に出るぞと決意したものの、じゃあどこへ行けばいいのかと迷子になっていました。
その時もさやさんに見てもらった記憶が。結論は「マップの端から行け」でした。復活短縮とエナスタ武器(ヒッヒュー)を握らされ、さやさんとオープンに行くことに。「前に出ろ」「いいから前に出ろ」「キルを取れとは言っていない、前に出ればいい」と尻を連打されてとりあえず前に出ることに。
マヒマヒヤグラで左端から行って、リッターにガン見されてバルーンから出られなくなったシーンがありました。そこで「何もできなくなりました!!」と報告したところ、「それでいい、リッターが前だけ見ることができなくなってる」と回答が。弱っちい私がめっちゃ抜いてくるリッターの視線を釘付けにしてる、そこに意味があるんだと。

引用 集英社「ワールドトリガー」9巻より

ここで突然ですが、好きな漫画の内容を引用します。画像の2コマ目が正にその状況でしたね。
何かしなきゃと考えて、下手に動いてデスして、状況を悪くすることが減ったように感じます。遮蔽越しに長射程とダラダラ見合うこと・とりあえず生存することの意味を知ることができたと思います。
皆さんもワールドトリガーを読みましょう、良い教科書です。

④抑えでボムを投げない

サモラン勢としては衝撃的でした。インクタンクが満タンのまま=効率が悪い/仕事量が少ないなどの悪い印象がありました。
潜伏キルを狙う上で大切なことは、敵は自分がどこにいるのか分からない状態を作ることです。それなのに私は抑えでキューバンボムを投げて、潜伏できない/してもバレる状態になっていました。
踏んでくれないキューバンボムを投げるのを辞めて、潜伏からメインでキルを取れるようになってから、抑えきって勝てる試合が増えたなと感じました。

⑤エリアの流れを理解する

これはいろんな方に教わりました。エリアを取れているかどうかや人数有利不利かどうかで、今は拮抗/抑え/打開のどれに該当する状況なのか・これからどの状況になるのかを判断できるようになりました。
これから打開だからスペシャルを貯めよう・抑えでデスした味方がいるから少し引こう・人数不利なので潜伏して様子見しようと、状況によって動きを変えるようになりました。
ただ1つ問題がありました。座学でメモリープレイヤーを見ながら、今はどの状況なのか考えられるようになりました。しかし、実戦では目まぐるしく状況が変わります。そして⑥の課題へ…。

⑥イカランプを見る

避けては通れませんね。今までは必要性を感じつつも、慣れたら視野が広がって見えるようになるのでは?と呑気に構えていました。けど実際にはそんな都合の良い話はありませんでした。
それならイカランプを見る練習をするぞ!と意気込み取り組みました。けどなかなか上手くいきませんでした。Youtubeでイカランプを見る練習動画を見ていても、「潜伏した時に」「復帰の時に」見ましょうと言われるだけです。ハッキリと言います。私級の鳥頭になると、試合から2分経ったあたりで忘れます!!!
そこで、インターバルタイマーというスマホアプリをインストールして、10秒毎に鳴らして、何をしてても一旦イカランプを見るようにしました。人間の頭だけで意識しようとするから忘れる、外付けハードに頼ろう!の考えは正しかったようで、イカランプを確認する機会は間違いなく増えました。

⑦武器の持ち替えを決意した

スシを使っていたのですが、壁にぶつかりました。弾が当たりません!!!
人数不利や抑えで潜伏、バレてない、後は刺すだけ!のシーンで、肝心なところで!弾が!!当たりません!!!やってることは間違っていないのに、勝利に繋げることができませんでした。
これは解決手段が2つあると考えていて、1つはひたすらエイム練習をすることです。スシを使い続けて強くなりたいなら、避けては通れないでしょう。
しかし、私はスシで強くなりたいわけではありませんでした。前線武器の方が人と遊ぶ時に編成事故起こしにくくていいよね!の考えのもと、前線武器へのこだわりはありました。けどそれ以上のこだわりはなく、勧められるがまま、扇状に弾が広がる武器を選ぶことにしました。これがヒッセン・ヒューとの出会いでした。
潜伏から顔を出したその時!弾が!当たります!!こだわり無い皆さん、ヒッセン教に入信しませんか??

⑧地形を活かせるようになった

これはスロッシャーと言う弾の性質に拠るところが大きいですね。ヒッセンは平面での対面よりもブロックを利用して対面した方が強い武器です。射線を切れる場所の引き出しが増えて、敵の攻撃を耐えられる時間が増えたように思います。
知識・座学によるところが大きいため、これは様々なヒッセン使いの方の配信を見て学びました。

⑨落ち着くことを知った

一言で落ち着くと表現しちゃいました。これは「生存して、人数状況の有利を継続させる」「潜伏して辺りを見渡して、次に何をするのか考える」2つの意味があります。
スプラトゥーンというゲームは、ゲーム展開が目まぐるしく変化し、ゲームスピードが速いと言われています。今までの自分は「早く何かをしなければ!」と焦り、デスしがちでした。
まず、自分で1キル取ると、敵のやられた!のサインで目立つことを自覚しました。物陰で射線を切れる場所を目指して生存することが第一目標です。
先ほどの目標に続くのですが、対面で受けたダメージを回復することが第二目標です。
それと並行して行っていることが、「エリアを塗るのか・前線を上げて潜伏して、更にキルを狙うのか」の判断が第三目標です。
これら3つの目標の達成を目指すことで、場当たり的なところが減りました。

⑩撃ちジャンプしながらの対面を身に着けた

これははぴさんに教わりました。ヒッセンには短いとはいえ、硬直があります。それをジャンプで弾除けしつつ誤魔化す手段です。具体的な手順としては、ZRを押してからジャンプして1振り目、ジャンプ中に2振り目をします。
これにより、正面から向かってきたシューター系の武器に、斜め上・少し複雑なエイムを要求できます。また、ジャンプ中に硬直が終わるため、イカちゃんが着地すると同時にイカ状態での移動ができます。
これにより、一方的にキルを取れることが増えました。人数有利状況を作れたら、やれることが増えます。取れる対面が増えることは勝利に繋がるので、練習した甲斐がありました。

⑪スペシャルゲージを見る

これはすぱちさんに言われました。エナスタもうすぐ貯まりそうじゃない?貯めちゃおう!とか、貯まってるのに吐けてないよ!とか。フードロス撲滅運動をしましょう!
あとそれに派生して、エナスタを置く位置にも気を使うようになりました。自分だけで飲んでもあまり強くありません。味方の位置やこれからの状況(抑えが始まるから前目に・打開が始まるから後ろ目に)を見てみんなが飲める位置を意識してます。

⑫現在できていないこと

これは1年後読み返した時に、成長を実感したい目的で書き残しておきます。
これらができてなくても23到達はできたけど、それ以上は厳しいんだろうなと思っています。練習を積み重ねて、今後はできるようになりたいですね。

・慣性キャンセル
誰かに言われたわけではないのですが、見えてたナイスダマやボムを踏むと、必要性を感じます。やり方はわかる!けど試合中とっさに出ません。サモランで納品する時に意識して練習してる。ロビーでも練習してる。いつか咄嗟に出るといいな!
・敵高を取りに行く
これはriamさんに指摘されました。状況判断の速さの問題ですね。あとはいつもと違うことをする勇気。私の立ち回りは、安定志向で味方の穴埋めが得意なタイプと言われることが多いです。その通りだと自分でも考えてます。けど、その立ち回りは対抗戦向きで、個人競技のXマッチ向きではありません。
Xマッチの時くらいは、上振れを狙った動きをしてもいいのかなと考えてます。5戦して3戦勝てばパワーは上がっていきますからね。少しムラがあっても大丈夫なはず。
・2振りで敵を倒す
色々な方に言われてます。私のメインの扱いは雑なんですよね。相手が弱いうちは、雑に突っ込んで雑に振ればキルを取れます。けれども、相手が強くなると、その限りではありません。迎え撃たれてしまいます。ギリギリまで姿を隠し、2振り当てる。初弾を当てる。無理そうならさっと引く、あるいは振る位置を変える。振りながらスティックを前に倒して歩くのをやめる。これらのことを意識して、スマートに敵を倒したいです!
・索敵を更に意識する
これも色々な方に言われてます。視野が狭いとも言われます。倒したい敵しか見えなくなり、1人倒したのにカバーをもらい、結局1-1交換になりがちです。コツはriamさんとせとさんから伺っています。
riamさんからは「必要な情報は画面の上半分にある。イカちゃんじゃなくて上を見なさい。」と。
せとさんからは「相手がいたら嫌な位置から順番に確認していく。苦手武器の強ポジを知って、そこから順にクリアリングする。」と。
個人的には、せとさんに言われたことが衝撃的でした。今までは画面の右から左をなんとなく見渡していて、優先順位付けをしていませんでした。必要な情報を素早く得ることができたら、ゲームスピードが上がり、もっと強くなれるのかなと考えてます。できるようになりたいですね!

⑬最後に

こんなにたくさん文字を書いたのは久しぶりでドキドキそわそわしてます。
パワー更新を目指して頑張る誰かの参考になれたらいいなと思います。
ここまで読んでくださったみなさん、一緒に切磋琢磨するスピルべ生徒のみなさん、時に優しく時に厳しく指導してくださるみなさん、ありがとうございました!

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