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競輪グランプリ2022の予想


勝手にそれぞれの思惑を予想

  • ①古性:スタート取って、脇本を迎え入れる。誘導退避後、並走になったら新田をどかして、脇本を迎え入れる。

  • ②郡司:単騎なので成り行き。誘導退避後は、先行ラインの直後を取って、後は乗り換え乗り換えで常に3番手(脇本の)か5番手(新山の)を目指す。バックから勝負。ごちゃついてくれたらインすくって勝負も。

  • ③新山:仕掛けて新田を勝負圏に届ける。絶対に後手を踏まない。打鐘先頭から潰れ先行でよし。

  • ④守澤:新田について行って、新山が自分の役を果たす前提で、新田番手まくり展開での直線差し。前がごちゃついたら、新田も切り離しての自力覚悟か。乗り換えには「慎太郎さんの為」という言い分もある。

  • ⑤松浦:基本的には郡司と同じだが、性格的に、自分から勝負を動かそうと覚悟を決めている可能性はある。

  • ⑥平原:基本的に郡司と同じ。

  • ⑦新田:新山に任せて番手捲り。横で位置を狙われた場合は、早めでも発進覚悟だろう。そうなると守澤絶好。

  • ⑧佐藤:勝負を捨てるタイプではないと思うが、基本的には勝負圏外。ラインを守って守澤について行って最後勝負で2着狙い、なんて性格ではないのでは。でもそれ以外できることあるか?

  • ⑨脇本:このメンバーで、8番手からの捲りで、佐藤、守澤の横を通るのは嫌なはず。前受けからの突っ張り先行覚悟では?

それぞれ選手の評価

①古性

  • 強い。うまい。横も強い。多分どこでも取れる。でもあまり実際にやっているところは見ない。すり抜けていくイメージ。脇本を差せる感覚を現実的に持っている。新田以外の選手にとっては、脇本の番手で走ってくれる方が単騎で自由に走られるよりもやりやすいのでは。新田は狙われた時どうしようかという感覚はあると思う。

②郡司

  • 消極的だがより脚のある松浦、より自力のある平原という感じ。自力番手どちらもできるが、横を含めた動きのイメージはない。単騎好位置からの自力発進(去年の古性)ができる。多分理想の展開はそれだと思う。新山脇本が早目から叩きあって、古性新田より一歩だけ早く発進して逃げ切る。

③新山

  • 風に弱い印象。平塚は風がないという印象はない。海に近いけどすごく風が吹くという印象もない。能力的には多分メンバー的に一段劣る。競輪祭は取らせてもらった感が強い。

  • ただ、その分ここでやらないといけないことは明確で、それをやる能力は持っているはず。2分戦の後ろ攻めから早めにかまして出きって行けるところまで行く。かますタイミングと、抵抗された時にどこまで覚悟があるか。去年吉田拓矢ができたこと(相手が脇本ではなく、清水が完全にしくじっていたが)で新山ができないとは思えない。

④守澤

  • 調子がいい。末の足がいい。必要に応じて捲る足もある様子。後は展開的に勝負圏に入れるかどうか。新山と新田が作戦通りに動ければ、新田との勝負になる。

  • でも多分作戦通りに行かないほうが守澤自身の勝てる確率は上がるのだろう。

  • 金髪なんだから大胆に切り替え乗り換えしてほしいところ。

⑤松浦

  • 脚、ハンドル捌きのうまさ、レース展開のうまさ、コメントのうまさ、総合的には現在のNo.1選手だと思う。勝つことに対して恐ろしく貪欲。

  • 基本的には単騎の選手はやれること、やれることは限定されていて、受け身にならざるを得ないと思うのだが、松浦の場合はその立場に甘んじない可能性がある。

  • 単騎でもレースの動きを仕掛けて、その結果としての大量落車とかを生みかねない。

⑥平原

  • 松浦的で郡司的だが、年齢の分、劣らざるを得ないだろう。普段は年齢に伴う人脈でそれをカバーしているが、それができないメンバーになってしまった。

  • ラインでの決着になれば出番ないし、ごちゃついたりした場合も、郡司、松浦に先んじる印象はない。

  • そもそも、これだけ挑戦してまだグランプリ勝ててないということは、一発勝負が強くない、という可能性あり。

  • 平原嫌いなやついないんじゃないかと思うし、私も好きなのだが、ちょっとこのレースは厳しいのではないか。大量落車とかの展開ならという感じかな。

⑦新田

  • 自力で言ったら新山よりも上なので、わざわざ番手を回る、そもそも競輪祭決勝で引くということは、ここで番手捲りで勝つということ。

  • その決まれば確実に勝てる思惑を皆が知っているということがどう出るか。皆がその思惑を潰しに来る。

  • とりあえず気になるのは、古性に狙われた時どうするか、単騎勢に狙われた時どうするか。

  • 横に強い印象はないが、北津留がよくやるような、踏み出すことで縦にかわす手は使えると思う。横から来られたら、まだ1周半くらい残ってても縦に出るのではないだろうか。

  • 何もなければホームかバックから番手捲り、仕掛けられたらそこから番手捲り、のシンプルな戦略だろう。

⑧佐藤

  • 今年前半はなんでも出来る印象だったが、今かなり調子悪いのではないだろうか。落車の影響がかなりあると思う。

  • 4番手を回る選択も含めて、正直消しなんだろうと思う。

  • ただ、絶対に横を止めるマンではあるだろうし、その役割を果たそうという決意もあるだろう。そしてその事を相手ライン(脇本)も意識しているだろう。

  • レース展開に与える影響は強いだろうが、一番のチャンスである守澤が勝つ展開になっても勝つチャンスはあまりないのではと思う。

⑨脇本

  • 圧倒的な脚、競輪は下手。昔見ていた時からそういう特徴だったが、それをさらに極めた感じ。それでもその戦略の幅の狭さを十分にカバーする脚がある。

  • ただこのメンバーで、覚悟を決めた新山のペースに、8番手から捲って、佐藤、守澤の横を通るのは多分無理だし、それをわかっているのではないだろうか。

  • わかった上でやってみたい、という可能性もあるが、それなら不発で予想はOK。

  • そうすると新山との叩き合い覚悟での先行争いになるだろう。

展開の予想(妄想)

展開は考えてもいくらでも妄想膨らんでしまう。ので展開は無数の可能性からどれか一つに絞っていくしかない。ここからは想像できる展開のうち、自分が一番妥当だと思う展開を予想してみよう。妄想タイム。

初手の並び

  • 初手の並びは脇本、古性、郡司、新山、新田、守澤、佐藤、松浦、平原の並び。脇本が前受けしたくないという話もあるが、車番順で行くのではと思う。

動き出し

  • 北日本または単騎勢(特に松浦)が動き出してレースが始まる。単騎から動く可能性もあるものの、新山が動く方が確率は高いと思う。

  • 2周半くらいから新山が動き始めて、後ろに単騎勢が続々乗っていく。外から新山、新田、守澤、佐藤、平原、松浦。内に脇本、古性、郡司。

  • 脇本は前受けに決めた時点で引かない。青板2Cから突っ張って並走。力量差はあるが、新山も死に駆け覚悟なら、しばらくは決着しないだろう。

  • ここで古性が外の新田をどかしにいく。新田はこの辺りで(赤板1C)古性を避ける形で早々に発進。守澤、佐藤が続く。郡司は古性の内に入って、脇本の後ろを狙う。

打鐘

  • 打鐘バックで新田が出切る。新田、守澤、佐藤、松浦。後ろに脇本、郡司、平原。新山と古性は基本的にここでさようなら。

  • 周ってきて改めて最終1角から脇本発進。守澤ブロックで緩めるも止まりきらず。改めて今度は脇本外で新田と並走。

  • 最終バック。ニ回の踏み合いで脚を使った脇本は伸びず。すでに長い距離踏んでいる新田も失速するところをそれぞれの番手が発進。

  • 郡司ー平原と守澤ー佐藤、そして松浦の3角からの勝負。

  • 郡司に分があり、外から捲くり追い込む形で1着。そのさらに外から追いすがって平原2着。3着は松浦、守澤、佐藤の3車で。

結論

  • 予想は、2-6-4/5/8、となりました。

  • 200〜300倍くらいつく、ということはそのくらいの確度の予想だということ。




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