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インターネット日記:0

twitterがXになり世間を賑わしている昨今、インターネット文化の栄枯盛衰ってやっぱり面白いなと感じてます。

自分のことで言えば、確かダイヤルアップ接続でYahoo!にアクセスしてゲームの攻略法を急いで調べてたのが最初のインターネットの思い出。

小学生の思い出は、絵の上手い友達からハンターハンターのイラストブログを教えてもらい定期的に見るようになったり、ワザップでゲームの小技を印刷しまくったり、おもしろフラッシュ倉庫で友達と馬鹿騒ぎしたり、ふみコミュニティのROM専になり携帯の待ち受け画像探しに奔走したり、きれいカフェで見た「朝は石鹸を使わず水で100回顔をすすぐと良い」という美容法を実践して洗面台を水浸しにしたり。

中学生の時は、モバゲーとmixiが登場しダサい先輩にフレンド申請されて微妙な気持ちになったり、魔法のiらんどで当時大流行してたケータイ小説を読んだり、部活の皆で@peps!で「ほむぺ」を作り、そこの書き込みがきっかけでいざこざが起こったり。夜中のポエミーな投稿を学校でイジられて赤面したり。ほむぺの中の1000ラブっていう自分の好きなものを1000個投稿するページ、自分で作るのも、人のを見るのも大好きだったなぁ。ギャル(当時は今のギャルのイメージよりよっぽどおっかない存在だった)の子の赤裸々な恋愛事情が面白くてほむぺを毎日欠かさず見ていたら足跡機能でバレてることがある日判明し、めちゃくちゃビビった思い出。中3あたりでyoutubeを知り、確かフジファブリックとかアジカンとか9mmのMVを見て大好きになり以降、youtubeと邦ロックと、当時盛り上がり始めていたサブカル文化にズブズブにハマっていきます。ライブ・新譜情報を集めるためにバンドのオフィシャルHPを周回する日々の中、ナタリーが登場して大感動。

高校生になったあたりでtwitterが登場し、岡村ちゃんが「ぶーしゃかLOOP」のMVでtwitterを使ってたり、モテキでもtwitterが使われていたり(モテキの主人公の幸世がナタリー勤務、ヒロインのみゆきがEYESCREAMの編集者で、二人はヴィレッジヴァンガード下北沢本店で待ち合わせするという設定。これは当時地方に住んでた私的にはめちゃくちゃ東京でめちゃくちゃ憧れる設定だった)、とにかく今イケてる文化はtwitterで吸収できるのだというイメージでした。アジカンのゴッチとかフォローしてた気がする。LOSTAGE五味さんの描くアイコン画がお洒落だった。Twitterとナタリーと路地裏音楽戦争とyoutubeとスペースシャワーTVとほぼ日を毎日見て、音楽を中心にしたサブカルチャー情報をぐんぐん吸収していきます。

大学で初めて、「親が仲良い」「近所に住んでる」「キャラが好き」「同じ部活」ではなく「自分の趣味嗜好と似ている」という尺度で友達作りをすることになるのですが、その時に大活躍したのもtwitterでした。学部の特性もあったのかカルチャー好きな人が多く、好きな音楽とかを呟くと反応がもらえたりしてとっても楽しかった。大学の自由さとtwitterの手軽さがめっちゃフィットしてて、割とみんな夢中になっていた思い出。学部の子たちで専用の裏垢を作り、学部の子だけのタイムラインで呟きまくってました。サークルの公演の感想をエゴサして見られるのがありがたかった。3~4年生くらいの時にinstagramが登場。

社会人になり、最初こそインスタで一生懸命キラキラ投稿を続けていたものの、ストレスと忙しさからなるべく頭を使わないジャンキーでインスタントな面白さを求め始めます。2ちゃんのまとめサイト、インスタの恋愛&育児漫画、TikTokとかを通勤時間や帰宅後に見る日々。ジャンプ読んでないのにジャンプ速報にハマったりしました。あとはyoutubeで延々とasmr動画を見たりpool side fmをつけっぱなしにして脳みそ空っぽにして癒されたり。
あんなにハマってたtwitterは周りで呟く人が激減し、自分もなぜか壁に向かって独り言を言ってる感じが拭えなくなって呟かなくなり、世の中の動きとニュースをキャッチするための手段の一つに。極端な思想や、不安を煽るツイートもやたら目につくようになります。社会人の自由時間の少なさと膨大な情報量とが反比例してしまい、奥深いtwitterの楽しさがちょっと減ってしまった感じもありました。そもそもtwitterはリアルで繋がりのある人のふとしたパーソナリティが見れるから面白かったのであって、仕事とプライベートが断絶しがちな(かつプライベートの方の繋がりが少ない)人にとっては面白くないのは当然なのかな…。
あと起きた出来事といえば大学のときの先輩がyoutuberになったり、会社の後輩がyoutuberになると言って会社辞めたり。ChatGPTに人生の悩みを長々と相談させてもらったり。youtubeでヨガや筋トレにハマったり。

社会人に少しずつ慣れてきて、少しずつ趣味に時間を使えるようになってきたところでnoteを使い始め、もともと活字中毒なのでひたすら字が読める喜びと、twitterで呟くことの不完全燃焼さ(自分の思ってるところをしっかり書けない・タイムラインが早すぎて一瞬で消えてしまう・人と繋がりにくい)を解消できる仕組みですっかり大好きになってしまい今。という感じです。note以外にも、twitterでたくさんの音楽(埋め込み動画)に触れたりspotifyで年に1回自分が1年聴いた音楽を良い感じにまとめてもらったり、ちょっとずつまたインターネットの新しい楽しみ方を見つけつつあります。

振り返ってみると楽しくて、ついつい長くなってしまったけど、自分がインターネットを通して知った出来事やインターネット上で起きた出来事を毎日記録していったら楽しいし、記録として後々振り返ったら面白いんじゃないかと思ったのでやってみようと思います。
振り返った時に特に思い出として出てこなかったけど、思えば中学生くらいの頃からずーっと2ちゃんねるとtwitterに触れていて、そこで見たことも自分の思考回路にかなり影響してるんじゃないかと思ってるのでちょいちょい読んだこととか書き留めておきたい。

twitter終わるんじゃないかってなった時に、一昔前のtwitterの雰囲気を克明に記したブログを読んですごい面白かったので影響を受けたのと、あと最近面白いなぁと思うコンテンツ(主にラジオや文章)は面白くなる前にめちゃくちゃ数をこなしているな〜(奇奇怪怪とか昔週3でラジオしてたし)という印象なので、わたしもサクサク書ける題材が欲しいなと思ったことも背景にあります。どれくらい続けれるかな。振り返りだけでだいぶ楽しくて欲が満たされた感じがあるので、あんまり続かないかもですが。とりあえず始める前にいろいろ考えてたことを形にしました。以上です。



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