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過去の私が救ってくれること。


このノートへ、今の私の、彼への気持を書き留めておこうと思います。
あなたはいつもひどく落ち込んだり、泣いたり、見失ったりするから

大切な家族だけは見失わないように。

彼のことがずっと好きでありますように。
彼のことをずっと尊敬していますように。


いつも心がまっすぐで、その先に彼がいますように。



これは結婚当初に未来の自分に向けて書いたもの。

当時の私はまだ感情の起伏が激しくて、

自分では抑えきれないくらい悲しくて泣いたり、

でもその分、全身で喜びを感じられたり。

とにかく感情で生きていました。




そんな感情が急降下してしまったとき、

何かの反動で大切なものを失うことだけはしたくなかった。

だから日頃感じる嬉しさや感謝の気持ちを

私には書き残す必要がありました。

何かあったときに、この思いが私を救ってくれるかもしれないーーー


そんな思いで一冊のノートを用意していました。

今でもその時々で感じたことを書き留めています。



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いつも心がまっすぐで、その先に彼がいますように。


結婚して以来、この言葉には何度か救われました。

相手をどう見るかで、

付き合い方も態度も言葉遣いもまるっきり変わってきます。


だから適切な距離感を保つようにしよう、1日1回は目を合わせよう、もっと優しい口調で話そう、、、

そのようなテクニック的なものは夫婦関係においては必要ないと思っています。

相手への見方を変える。

これをするだけで自然とピントが合ってくるんです。


「いじわるなことをしちゃったな」と思ったとき

このページを見て「あ、私、歪んでいたな」と思うわけです。



人はその時々で他人と比べることがあります。

きっとあの人だったらこんな風にしてくれるだろう、

こんな言葉をかけてくれたに違いない。

なんでこの人はこんなこともしてくれないの、、、

そう思うのは都合の悪いことが目の前にあり、

そして他人と比べるからです。



でも彼単体を見てみると自然とそんな思いは消えます。

昨日こんなことしてくれたな、

あれ?私あの時ありがとうって言ったっけ、、、

そんな風にさえ思えるんです。




だから彼のことはいつでもまっすぐ見つめようと。

自分が雑念と感じるものはなるべく排除しようと。

この言葉を見て、改めてそう思うことができるんです。

いつも心がまっすぐで、その先に彼がいますように。

大切にしている言葉のひとつです。









【Photo by mia-海明-】

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