中山大障害2023

名物の大障害コースで行われる暮れの大一番。
障害コースの3コーナーからくるっと向こう正面まで回り、襷コースで8の字を描いて、最後は4コーナーから平地芝コースへ抜ける。ここは各自コース図で確認していただきたい。テキストで書くと下のような感じになる。画像を片手に過去のレースを一度見ていただくと全体の流れがよく掴めるのではないだろうか。

ざっくりとしたレースの流れ

今年はけっこう前の争い、出入りがありそう。
②ビレッジイーグルがまずハナだが③マイネルグロンから⑦ネビーイームまでそこそこポジションが欲しい中で特に④ジューンベロシティ。隣の③マイネルグロンに位置を取られて最悪の立ち回りになった前走東京ハイJの雪辱に燃えている。鞍上の気合はこの馬が一番だろう。実力トップ級のこの馬がポジションを意識すると昨年よりタイトな流れになる可能性がある。

中山大障害は先行馬が圧倒的に強く、後ろからの馬は人気しない。

それでも狙わずにいられないのが最年長11歳馬の⑪マイネルレオーネ。昨年はニシノデイジーが突き抜け、2着も楽々ゼノヴァースで決まりの展開だったが1馬身ちょっとの3着まで後ろから詰めてきたのがマイネルレオーネ。それも4角ではゼノヴァースの後ろ３頭が壁になり内に切り替えての直線。11個の障害を越えた後にその体力がある中山モンスター。他の競馬場の成績は無視していい。この手のタイプの2着以上の馬券はかなり良い配当になる。まして大障害初チャレンジ組が人気するようなら、マイネルレオーネと昨年の出走馬で思わぬ好配当というのも期待できるだろう。

3分過ぎ、1コーナーからのマイネルレオーネの追い上げに注目してほしい。4コーナーで先頭から5馬身以内に居ればかなりの激熱展開だ。

本命党の方はジューンベロシティの単勝がいいかもしれません。たぶん1番強いと思う。