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PYOG24-25シーズン指名馬

今年も痒いところに手が届くバラエティパックでいってみたいと思います。

牡馬1位:バズアップビート

父エピファネイア 母ビートマッチ
馬主:キャロットファーム 栗東:友道康夫
生産:ノーザンファーム

【皐月〜ダービー候補】
エピファネイアは馬格があって夏から初秋にデビューできるタイプがPOGの軌道に乗ってくる。皐月賞馬エフフォーリア、三冠牝馬デアリングタクトや2歳女王サークルオブライフなど活躍馬は枚挙に暇がない。※本馬の指名後にこれまた500kg級のダノンデサイルがダービーを制した事も加えておきたい。4月末の遅生まれながら500kg級の馬格があり既にゲート試験をクリアして放牧中。現時点の体力、今後の成長力共に◉。またトレーナーが大型馬を扱わせたら右に出るものが居ない友道調教師というのも鬼に金棒だ。まだ活躍馬の出ていないビートマッチの3番仔になるが、そろそろ走り頃とみてここは文句なしの1位指名でいく。


牡馬2位:ビリングス

父フィエールマン 母トレジャーステイト
馬主:シルクR 美浦:手塚貴久
生産:ノーザンファーム

【青葉賞候補】
PYOGプロとしてはバズアップビートと重ならない路線のG2もしっかり狙っていく必要がある。あえて3歳春くらいから台頭しそうな2000-2400タイプ【いわゆるピヨゾーン】も今年は入れておきたい。この枠には新種牡馬フィエールマンがうってつけであろう。産駒もスラリとした馬体の馬が多い。シルクRで大人気だった本馬。このパンパンの良しか走んねえよって感じがたまらない。3-0-0-2くらいの馬柱でダービーを迎えたい。


牡馬3位:フィブリーレン

父オルフェーヴル 母ヴァイブランス
馬主:サンデーR 栗東:菊沢隆徳
生産:社台コーポレーション白老ファーム

【ダート候補】
今大会はダートOPクラスの1着賞金が2倍ルール(海外除く)。OP特別すら4000万円扱いとなれば当然1枠狙いたい。中長距離ダートに強いオルフェーヴルから1頭。オルフェーヴルは活躍馬が出てきても種付け料が350万円据え置きとあってこの世代も100頭以上の交配数と人気を維持している。下はコントレイル産駒で1億円をつけているが、姉はダートでデビューしておりオルフェーヴルそっくりのパワー溢れる馬体からは本馬もダートで良さそう。海外遠征するような超一流のスケール感はないので、国内でキッチリ賞金を拾っていけそうだ。この馬が走るかどうかを実は一番楽しみにしている。


牝馬1位:ゴーソーファー

父キズナ 母ゴーマギーゴー
馬主:藤田晋 栗東:手塚貴久
生産:ノーザンファーム

【桜花賞、NHKマイル候補】
兄はディープインパクト最後の世代で話題となったオープンファイア。雄大な馬体を誇った兄と比べて、キズナ牝馬の程良いサイズに出た。詰まった胴の感じと肩の角度はマイル路線で活躍しそうなスピード系のそれ。昨年桜花賞当確とまでの騒がれたボンドガール妹のスティレセイルが非常に人気しているが、リベンジに並々ならぬ気合が入っているのは同陣営のこちらだろう。各POG大会ではさほど人気していないようだが、超評判馬にそれほどピンと来る馬が居なかったのでこの馬を1位指名でいってみたい。ちなみに全妹も藤田晋氏が購入している。


牝馬2位:シストロン

父ドゥラメンテ 母コルデトゥリーニ
馬主:社台RH 栗東:中竹和也
生産:社台ファーム

【ファンタジーS、阪神JF候補】
2歳戦から戦えるマイル候補はこの馬。肩はかなり立っていて背中の感じからもまずはマイルで勝負か。となればビアンフェ、ジョーカプチーノらを育てた中竹和也厩舎との相性は良いだろう。既にゲート試験クリアでこのままデビューする可能性も。ドゥラメンテ×ダイワメジャーはまだ活躍馬が出ていない組み合わせだが、ここまで個人馬主×中小牧場ばかりで前評判の高い馬は不在だった。本馬が社台ラインで初めての名門系。配合ポテンシャルに期待したい。


牝馬3位:ポートデラメール

父ナダル 母ジュベルアリ
馬主:シルクR 栗東:斎藤崇史
生産:レイクヴィラファーム

【2歳短距離重賞候補】
3位は新種牡馬ナダルの一番星候補から。調教では早くもラスト11秒台を出せており、6/9京都1200mのデビュー予定が発表されている。母はシャフリヤールの全姉で兄が朝日杯4着のアルナシーム。6ハロンの馬ではないと思うが、王道の良血馬を回避して裏で勝っておくという狙いはありだろう。来年には息切れしている可能性も高いが、序盤戦のポイントゲッターとして持っておく。初戦で内容を残すなら夏の2歳重賞に行くのもありだろう。ナダルのスピードに賭けてみたい。

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