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千葉S回顧


中山ダート1200m上位クラスのポイント


3月17日の中山10R千葉Sの回顧をしてみたい。
ハコダテブショウが逃げてゴリゴリのHペースになると思ったのになあという見解がネット掲示板ではチラホラ見られたが、ちょっと違うと考えている。レースの時間はかなりの南風が吹いていたのでハコダテブショウと言えど先行争いがアッサリ落ち着けばそこまでのHペースにはならなかったはず。実は中山ダート1200m上位クラスでは逃げのペースと同じかそれ以上に利く要素があって、逃げ馬の捕まり方が結果を左右することがしばしば。このレースで実際に逃げたのはハコダテブショウではなくチェイスザドリームだった。ハコダテブショウの逃げは単騎で粘ってラストで一気に順位を落とす。一方チェイスザドリームは早めに並走される形になり、ジワジワと順位を落とす。ではその逃げの違いがどういう結果になるか。チェイスザドリームが逃げた時に馬券になった馬をチェックしてみる。

差差先
差差先

中山ではないがOPクラスでは昨年の松風月Sと前走の大和Sでチェイスザドリームは逃げを打っている。先行馬が早めに抜けてしまい10番手付近の馬がそれを捕まえて1~3着が差ー差ー先の並び順となる。逆にハコダテブショウの場合は対象レース数が多いので詳細は割愛するが10番手付近からの馬が連絡みすることはまずない。中山ではこの傾向が更に強く出る。レースをあまり見ていない人には、どちらも速い逃げから大負けしただけと片付けられがち。しっかり見ておくと意外に馬単や3連単の馬券のツボとなる

1着馬予想

XのフォロワーさんからちょっとWIN5の候補見繕ってよというお話で1着馬だけを考えてみた。まず切ったのは行くであろう②ハコダテブショウ⑪チェイスザドリーム⑫ドンアミティエ。これはいたってシンプルで強い南風予報。この風では3頭の実力からHペースでなくとも前で勝ち切るのは至難の業。で、この次にもう地雷を踏んでいる。笑 ⑨ケイアイロベージを消した。理由は先ほどのハコダテが逃げた時に10番手以下の頭はないから。馬券で言えば抑えにはなるが頭はナシという理屈になる。そして①オメガシンフォニー。これは昨年春の天皇賞の日の記憶である。現地に居たのだがこの時が1枠。馬の後ろで全く伸びなかった。で、そのあとは前に馬を置かない形でOPまで上がってきてたのでかなりの危険馬。今回②⑪⑫が行って⑬パウオレやら先行勢に横から寄せられて終了と見てました。その⑬パウオレが風を避けて絶好位という予想。というかほぼ勝てると見ていた。Xではまず圏内だろうという事で軸推奨とした。で、残った中で1着候補としてはそこそこ力量のある馬から③イスラ⑩クロジシ⑭デュアリストを拾ったがほぼポジショニングが理由。調教怪しさも承知で⑩を押さえました。②ハコダテの逃げなら⑨ケイアイの破壊力よりも好位組で手を広げるのがセオリーと予想したのであります。

レース

悪夢である。②ハコダテブショウよもやの大出遅れ。真逆キャラの⑪チェイスザドリームが逃げる最悪の展開。この時点でやべえ⑨ケイアイ切ったよ。と思ったが、パウオレが勝てばいいとレースの行方を見守る。やはり34.4と遅いペースで進む。まあそれはいい。ハコダテでも34秒だったかもしれないから。それよりもここ。

風を感じろ

あー終わった。こーれは終わった。ドンアミティエ、そこ和生の位置やから。

10秒で世界が変わるやつ

この辺でパウオレ勝つと思いました?わたしはもうケイアイしか見てませんでした。涙 あとはチェイスザドリームが逃げた時のいつものやつです。正直2着は大丈夫かなと思いましたけどね。結局⑦メズメライザーにも交わされての3着。差ー差ー先の並び。最後に①オメガだけ。②ハコダテの出遅れで窮屈にならずに走れてたので、道中はこれ勝っちゃうか?とも思いましたが結局この競馬でもレース後コメントで砂がどうこう言ってましたね。

同じくWIN5予想されてたXフォロワーの馬券ばか(まんばけん)さんは3着までしっかり拾われておりました。さすがですね。でもパウオレ◎被りだから。馬券的には間違ってないんだから(言い訳)

まとめ


①中山ダート1200上位クラスは逃げ馬のキャラを覚えろ
②オメガシンフォニーは包まれない時だけ買え
③わたし中山ダ1200mただ好きなだけ説

おわり。

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