頭のよさは国語力で決まる

 私は、今、この【頭のよさは国語力で決まる】という本を読んで、人生で最大の壁が取り除かれようとしている。
人生で最大の壁は、本のタイトルにもある【国語】である。

 小学生の時から、国語を軽視し、何となく、日本語を話す日々を19年間送ってきた。

 その弊害が、大学1年生のときに伴った。
 
 弊害は、あげるときりがないが、1つ挙げるとすると、ビジコンの準備を行う時、私は自分と異なる意見やアイデアを理解しようとせず、また自分の考えをチームに的確に伝えることが出来なかった。その結果、チームの一員として、本来の力を発揮することが出来なかった。私は、なぜ異なる考えを受け入れること、そして自分が伝えたいことを、伝えることができないのだろうと考えていた。

 そんな悩みを抱えている時、齋藤 考さんの【頭のよさは国語力で決まる】という本をたまたま本屋で見つけた。私は、その本を1ページ1ページ読み進めるごとに、ビジコンでの失敗経験、そして今までの失敗経験の大半がこの【国語力】の皆無によるものであると身に染みて感じた。

 【国語力】の1つである読解力においては、読み解く力を身に付けることで、重要な情報を抜き出す「要約力」や、その内容を論理的に伝える「伝達力」、それらを踏まえて、周囲の人と意見を交わす「コミュニケーション力」が身に付く。また、客観的に物事を読み解く力がつくことで、相手の本質的な考え方を受け入れることができ、「共感力」が身に付く。

 このように、【国語力】という1つの力が、様々な力へと広がり、とてつもなく 大きな力 になることをこの本から学んだ。
また、人生最大の壁を取っ払うために、これから【国語力】を身につけて、ぐんぐん成長しようと思う。