2020/08/02

余韻に浸るほど楽しかった友人とのお泊りの帰り、今年の夏はまた本をたくさん読みたいと思って約6年ぶりに本を買った。
分厚い本を読んで少しの優越感に浸ってた幼い頃と比べて一冊の厚さは随分薄くなった。
けれど、数冊買ったから重かった。

百均に寄ると毎回買い物をしてしまう。夏休みは暇だろうって思って小さいパズルを買った。どうかしてたらしい。ガチャガチャ売り場にも寄った。最近ガチャガチャが大量にある場所が増えてる。多分私もそのブームに乗っている。
お目当てだと信じているお目当てがあったから回したのに、結果は一番望んでいなかったものでがっかりした。

重いリュックと重い本を持ちながら歩き回ったせいで身体が気持ち悪くなったから図書館に寄った。

いろいろ探して川上未映子さんの本を見つけた。大好きな推しが彼女の本を薦めていた。
『ウィステリアと3人の女たち』を選んだ。短編集だった。彼女の本を初めて読んだのだが、一文が独特な繋がり方をして長かった。話し言葉みたいで読みやすかったし、雰囲気や言葉選びが推しの好みだなあって感じだった。
けれど最後の「ウィステリアと3人の女たち」っていうお話は、わり一文が短い気がした。なんだか安心した。最後の話は途中で寝ちゃったために、気力がなくなり読むのを諦めて帰った。

帰り道っていろいろなことが頭に浮かぶ。本を書きたいという野望があるから、詩人みたいな浮かび方をする。そういう時に限ってメモを持ってないし、携帯もしまってる。
この文はおそらく書こうとしてたものと全く違う。

すごく友人に似てる人がいた。けれど全く友人ではなかった。その人の足首につけてるアンクレットがとんでもなく可愛く見えたから欲しくなった。買わないって決めて信号を渡った。

ところで、今日の月、午後7時前でもすっごい光ってたの知ってる?