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聖書読みましょ♪Re-Collection 第69回 人生を変えたかったら、イエス様について行ってみるといいかも

メシア・イエス・キリストの生涯37回
          「マタイの召命」前半

マルコの福音書第2章13節~17節
  マタイの福音書第9章9 節~13節
             
ルカの福音書第5章27節~32節


こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。

興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。

また、参考文献は新実用聖書注解になります。

本日のご紹介はこちらです。

Jazz Avengers in HK 15/5/2024 -No 1 J-Funk

「Jazz Avengers」の香港でのライブのご紹介です。
「Jazz Avengers」は、今や、世界の千里ちゃんと言ってもよいほどの、
実力ナンバーワンのドラマ―、川口千里ちゃんの率いる女性ジャズフュージョンバンドです。

サックス4人の音も華やか、見てくれも華やかで、
元気をもらえるコンサートです。
もちろんテクニックはバッチリ!
千里ちゃんの確かなドラムががっちり後ろから支えています。

で、ホールコンサートがございますよ!

8月6日(火)18:30 開演
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)です♬

華やかさと美しさに浸って、猛暑を乗り切りたいですね♪

🥁 🎷 🎷 🎷 🎷 🎸 🎸 🎹 🥁 🎷 🎷 🎷 🎷 🎸 

さーて 聖書をお読みいたしましょ。

さて、これまで、イエス様のレプラ患者(皮膚病の患者)の癒しと
中風の人の癒しを読んできました。

レプラ患者の癒しは、メシア的癒し(メシアにしかできない奇跡)を表し、
中風の人の癒しでは、罪を赦す権威を表されました。

さあ、大変!
この二つの癒しを見た、パリサイ人や律法学者は、
イエス様の活動をメシア運動と認定しました。

ここからは、この運動に対する審問が始まりますが、
その前に、また一人イエス様が仲間をスカウトなさいます。

Ⅰ 古いマタイ マタイの福音書第9章9節前半 

*マタイの福音書 9章9節前半
9a イエスはそこから進んで行き、マタイという人が収税所に座っているのを見て、

グィド・レーニ画「聖マタイと天使」

マタイという人が登場します。
彼は取税人です。仕事場は収税所です。

ここで、取税人の立ち位置について、ご紹介します。

取税人とは、ローマ帝国の代理人として、
ユダヤ人から、税金や罰金を徴収する人でありました。

この取税人になるには、入札制度がありまして、
ローマに対して、入札で最高額を提示した人が、取税人になれたようです。

たくさん税金取って来ておさめますよ!と宣言した人が取税人になれたのです。
今の工事の入札とは逆ですよね。

さて、この仕事は、大変儲かるお仕事でした。

というのは、民衆から集めた金額とローマに納める金額の差額が収入となるからです。

取税人には、報酬が出るわけではありませんので、
当然のことながら、上乗せした額を取り立てるわけですが、
その金額が決まってないのですわね。
好きなように決められるわけです。

このシステムについては、ローマも合点承知之助で、
ユダヤの民衆の怒りを取税人に向けさせるという、
ローマにとって都合のよいシステムになっていました。

ちなみに、当時のユダヤの口伝律法においては、
取税人になることは、禁じられていたようです。

すなわち、取税人はそれだけで律法を破っている人
すなわち、罪人(つみびと)だったのですね。

ユダヤ教の指導者たちは、
一般の人と取税人との交わりを禁止していました。

例外としては、取税人同士のお付き合い、
罪人(つみびと)とのお付き合いは認められて
いました。

の罪人とは、遊女(娼婦)の婉曲な表現のようです。

取税人に対する扱いは非常に厳しいものでした。

ラビたちは、一般的に正直であることを奨励しましたが、

特に通行税を徴収する取税人に対しては、
嘘をついてもいいことになっていたそうです。

要は、相手もごまかしてくるのだから、
こっちも本当のことを言う必要はないってことです。

まあ、何というか、お金はあるけど、
人として扱われていないという立場の職業だったようです。

マタイは、まさにその通行税を徴収する取税人で、
取税人の中でも最悪レベルの嫌われ者でありました。

マタイは、富はあるけれど、同胞からもつまはじきされ、
どのような心の内であったでしょう。

Ⅱ 新しいマタイ マタイの福音書第9章9節後半~10節 

*マタイの福音書 9章9節後半
9b「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。

ここのイエス様のお言葉の文語訳がすごい!

「我に從へ」

ダイレクトですねー。でも、これが一番直訳のようですよ。

ここだけ読むと、まるで、マタイが催眠術にかかったかのように
立ち上がったように読めますが、実はそうではなかったようです。

収税所は、情報の収集センターのようなものであったようです。
いろいろな人が出入りしますしね。

イエス様の奇跡のうわさや行動は、当然耳に入っていたと思われます。

マタイは、イエス様のことをずーっと考え続けていたのかもしれませんね。


ヤン・ファン・メッセン画「聖マタイの召命」

その噂の本人が、いきなり声をかけて来られたのですから、
晴天の霹靂であったでしょう。

マタイの福音書では、「立ち上がってイエスに従った」とシンプルに書いてあります。

ところが、ルカの福音書第5章28節を見ると

「するとレビは、すべてを捨てて立ち上がり、イエスに従った。」
とあります。(レビとはマタイのもともとの名前)

すべてを捨てるって、すごいことです。

もう取税人にはもどれません。
彼の生計の道はこれで絶たれたのです。

わたしたちは、同じことができるでしょうか。

こわくて、できませんよね。

イエス様のおかげで彼は、人生を変えることができたのですね。

お祈りします。
天におられる神様
私たちは、いつも人生を変えたい、良いものにしたいと願っています。
でも、それは、自分の意思だけではできないことを
マタイは教えてくれていると思います。
イエス様が介入してくださるからこそ、それはできる。
ありがとうございます。
主イエス様のお名前でお祈りします。
アーメン


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さて、イエス様は、当時の罪人である取税人マタイを
いきなりスカウトしました。
これって、ヤバくない?
まじで、ヤバかったのですよ。

「メシア・イエス・キリストの生涯」第37回「マタイの召命」後半
マタイの福音書第9章9節~13節 
マルコの福音書第2章13節~17節
ルカの福音書第5章27節~32節

イエス様が心配です。引き続き見守ってまいりましょう。
シャローム!