見出し画像

聖書読みましょ♪Re-Collection 第63回 イエス様に頼まれごとをされるってうらやましいものです

メシア・イエス・キリストの生涯34回
          「4人の弟子たちの召命」前半
         マタイの福音書第4章23節~25節
ルカの福音書5章1節~5節

                  
こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。

興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。

また、参考文献は新実用聖書注解になります。

本日のご紹介はこちらです。

【Blu-ray告知】『ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』

最近のASKAさん、なんかかっこいいなあと思うようになりました。 
挫折と失敗が、いい味になっているような感じがします。
もともと歌がとても上手い方ですし。
というわけで、
今年もあります。デビッド・フォスターとのコラボコンサートです。💛

大宮ソニックシティ&大阪・フェスティバルホールというでっかいホールなのが、ちょっと惜しいけれど
(ライブハウスとかでじっくり聞きこみたいので)
これは、楽しめるコンサートになると思います。
大人のデートに最適かもですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡

🎻 🥁 🎸 🎹 🎤 🎻 🥁 🎸 🎹 🎤 🎻 🥁 🎸 🎹 

さてさて、福音書もだんだん進んできて、
今どんな状況か忘れそうになりますねー。
ちょっと振り返りましょう。

カペナウムを中心としたイエス様の伝道がスタートしました。
まずは、会堂で悪霊を追い出されました。
そして、ペテロの家でペテロの姑の病を癒されました。
その後、多くの人たちが、噂を聞きつけて、病人を連れてきて、イエス様はひとりひとりを癒されました。
イエス様の評判はますます高まって、大人気となります。
大変だこりゃ・・・。大丈夫か。

Ⅰ 第一回目のガリラヤ伝道  マタイの福音書第4章23節~25節


*マタイの福音書4章23節~25節
23 イエスはガリラヤ全域をめぐって会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病、あらゆるわずらいを癒された。
24 イエスの評判はシリア全域に広まった。それで人々は様々な病や痛みに苦しむ人、悪霊につかれた人、てんかんの人、中風の人など病人たちをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らを癒された。
25 こうして大勢の群衆が、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、およびヨルダンの川向こうから来て、イエスに従った。

イエス様の第1回ガリラヤ巡回伝道の様子が書かれています。
イエス様は安息日のたびに会堂で福音を宣べ伝えられました。
イエス様が伝えた福音ってどんなものでしたっけ?

基本的に バプテスマのヨハネと同じです。

神の国が近づいたこと、又はメシア的王国が近づいたことです。
だから、悔い改めをせよというものです。

そして、教えの権威は、癒しと悪霊の追い出しによって証明されました。

イスラエル中から、人々が押し寄せてきたのがわかります。
この地名の中に、「デカポリス」というところがあります。
これは、一つの地名ではなく、10のギリシャ風の町の総称です。

デカポリス

これがデカポリス(10の町と言う意味)の町々です。
(数字が打ってあります)

これらの町は、異邦人の町で、
一般的に世俗的で、宗教的な町ではなかったようです。

そういうところからも、イエス様の助けを求めて、
人々がやってきたのですね。

Ⅱ イエスの知恵  ルカの福音書第5章1節~3節

*ルカの福音書 5章 1節~2節
1 さて、群衆が神のことばを聞こうとしてイエスに押し迫って来たとき、イエスはゲネサレ湖の岸辺に立って、
 岸辺に小舟が二艘あるのをご覧になった。漁師たちは舟から降りて網を洗っていた。

「ゲネサレ湖」というのは、ガリラヤ湖の別名です。
ゲネサレというのは、ガリラヤ湖の北西の地域をさす名称で、それが湖を示すことばに転化したようです。

ガリラヤ湖

イエス様の周りには群衆が押し寄せており、
湖畔に立ったままメッセージをするには、
危険であまり向いてなかったようです。

「岸辺に小舟が二艘あるのをご覧になった。」
そこで、イエス様は小舟を見つけられます。
2艘というのが、ミソです。

漁師たちは、その日の仕事を終え、網を洗っていました。

網には、魚以外のごみがたくさんつくようで、翌日の仕事の準備のために、網を洗っていたのですね。

網洗い機

ちなみに、現代には、こんな自動網洗い機があるようですが、
基本的には手作業でなかなかに面倒な作業のようです。

*ルカの福音書 5章 3節
3 イエスはそのうちの一つ、シモンの舟に乗り、陸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして腰を下ろし、舟から群衆に教え始められた。

イエス様とペテロとアンデレ兄弟

とても素朴な絵で、なんだか、かわいい感じですね。
赤い服が弟のアンデレで、青い方が兄のシモン・ペテロのようです。

イエス様は、シモン・ペテロに頼みごとをされました。

舟からなら、普通のラビがするように、
座って教えることができますし、
水面に声が反射して、多分聞きやすくなると思われます。

また、群衆から少し距離があるので、安全です。

これは、イエス様の知恵なのですね~。

シモン・ペテロは、先日、自分のお姑さんの病を癒してもらったばかりで、とても恩を感じていたと思います。

イエス様からしてもらうばかりで、
ちょっと心苦しかったかもしれませんね。

そんなシモンに対し、イエス様は頼みごとをされました。

夜通し、漁をして、くたびれていたかもしれませんが、
シモンはとても喜んでイエス様のお手伝いをしたのではないかと思います。

なんか、わかるなー。
頼られるっていいことですよね。
イエス様のお役に立てるって、なんだかうれしい感じです。


Ⅲ イエスの知識 ルカの福音書第5章4節~5節 

*ルカの福音書 5章 4節
4 話が終わるとシモンに言われた。「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」

5節を読むとわかりますが、
シモン・ペテロたちは、夜通し、漁をして、全然魚がとれず、
がっくりして、落胆している状況でした。

まあ、プロの漁師といえど、捕れないときは捕れないよね…とため息をついていたのではないでしょうか。

そのプロの漁師に対して、シロートの元大工のイエス様がすごい指示を出しました。

「捕ってみたら?」じゃなくて「捕りなさい」ですよ。
 普通はありえねーって感じですよね。(*’▽’)

*ルカの福音書 5章 5節
5 すると、シモンが答えた。「先生。私たちは夜通し働きましたが、何一つ捕れませんでした。でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。」

「先生」とは、ギリシャ語で「エピスタテイス」
(呼びかけで「エピスタタ」)というそうです。
これは、へブル語の「ラビ」をギリシャ語に訳したものです。

シモンはイエス様を「ラビ」と呼んだのですね。

通常、宗教的なテーマならば、ラビの指示は絶対です。
でも、このイエス様の指示は、漁に関するものですよね。
シモン・ペテロの専門分野ですよ。

「私たちは夜通し働きましたが、何一つ捕れませんでした。」
ガリラヤ湖の漁は通常、暗いうちに行うものだったようです。
明るくなると、魚は深みに潜るので、網にかからなくなるのです。

つまり、イエス様のご命令は、とっても非常識なものだったのですね。

多分、シモンは、
「もぉ~、先生ったらさぁ、無茶言うよなあ…捕れっこないじゃんよ。
これだからシロートは困るなあ…」
とか心の中でつぶやいていたかもしれませんね。

それでも、
「でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。」
従順に従ったところは、立派ですよね。
かくありたいものです。

お祈りします。
天におられる父なる神様
神様は、すべてをご存じで、すべてを支配しているお方です。
イエス様もそうだったのですね。
納得がいかないときも、
まずは、イエス様の言葉に従って行動することができますように。
主イエス様のお名前を通してお祈りします。
アーメン

📔 📕 📖 📚 📒 📓 📔 📕 📖 📚 📒 📓 📔 📕 

さて、ペテロは、とりあえず、網を下ろしてみました。
するととんでもないことが起こります。
ご一緒に様子を見てまいりましょう!


次回は、
メシア・イエス・キリストの生涯」第34回
「4人の弟子たちの召命」後半
ルカの福音書第5章6節~11節

です。

シャローム!!!