聖書読みましょ♪Re-Collection第51回 「God is spirit.」とイエス様は宣言された!
メシア・イエス・キリストの生涯27回
「サマリヤの女との対話」その3
ヨハネの福音書第4章16節~23節
こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。
興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。
また、参考文献は新実用聖書注解になります。
本日のご紹介はこちらです。
【感動】ウクライナ🇺🇦に響き渡るクリスマス曲【キャロルオブザベルズ】
もう、何もいえねー。こんな美しい曲があるかしら。
天平さんのライブございます。
東京の白寿ホールは、これまた美しいホールですよ。
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27回その1では、サマリヤ人とユダヤ人の仲が悪い原因などを歴史的に勉強しました。
これがわからないとイエス様のされたことがどれだけすごいことなのか、
認識できないからです。
でも、歴史のキライな方にはごめんなさい。
その2では、サマリヤの女とイエス様の会話の前半を読みました。
サマリヤの女は、もう水汲みしなくていいように、
生ける水を下さいとお願いしました。
この時点では、この女性は、イエス様の仰る「生ける水」の真の意味はわかっていません。
話がかみ合っていませんね。
イエス様の視点が、人間と全く違うので
こうなるのは無理もないことなのです。
さて、いよいよ、イエス様のお話が、奇跡を呼びますよ。
Ⅱ この婦人の本質の啓示 ヨハネの福音書第4章16節~19節
さて、いきなり、イエス様はかまされましたね。どーん。
初対面の彼女のプライベートに踏み込みました。
これぞ、“しるし”ですね。
この女性は、5人も夫を取り替えました。
何かに飢え渇いているからこそ、
こういう人生になったのでしょう。
イエス様は人の心のうちにあるものを知っておられるのですね。
中川先生も、人は様々なもので渇きをいやそうとすることを指摘されていました。
手っ取り早くお酒に逃げたり、
芸術に浸ったり、
人間関係の愛にどっぷりつかって、渇きを忘れようとしますね。
下手を打つと違法なものに手を出したりします。
本質を突かれると、人は態度を急変させますね。
さっきまでただの「だんなさまぁ」だったのに、
「預言者」だと認識を変えました。
この女性は、イエス様をメシアであると認識し始めたのですね。
Ⅲ 真の礼拝の啓示 ヨハネの福音書第4章20節~24節
この指摘は、ユダヤ人とサマリヤ人との対立の中心点です。
この女性は、礼拝すべき場所はどこであるかという質問をしたのです。
サマリヤ人はゲリジム山であると言い、
ユダヤ人はエルサレムであると主張しているからです。
これは現在のゲリジム山です。
イエス様は新しい時代が来るのだと宣言しておられます。
礼拝する場所が問題ではなくなる時が来ると仰います。
「わたしたちは知って礼拝していますが、あなたがたは知らないで礼拝しています」
この箇所について、新共同訳では
「あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたしたちは知っているものを礼拝している」
と訳しています。
この方が分かりやすい訳のようです。
あなたがた(サマリヤ人)は、何を礼拝しているのかわかっていないということなのです。
ここで、「神を礼拝する時がきます。」とせず、
「父を礼拝する時が来ます。」となっていることがミソになります。
生ける水すなわち聖霊を与えられた者は、
神から生まれたものとして、神を父と呼ぶ礼拝をするということなのです。
ここは、実はすごい箇所です。
イエス様が神様について解説されたのです!
絶対に正しい真理であると思われます。
神は霊であると言われました。
英語で言うと「God is spirit.」
と言われたのです。
「神を礼拝する人は、御霊と真理によって礼拝しなければなりません。」
すべての偶像礼拝を否定されました。
そして、場所も形式も否定されました。
神様を礼拝するのは、態度や口先だけではなく、
真実な心が求められています。
このことは、人間の努力や心がけでできるものではないと思います。
だからこそ、イエス様は21節で、
「わたしを信じなさい」と仰ってくださったのかなと思います。
Ⅳ 御自身のメシア性の啓示 ヨハネの福音書第4章25節~26節
ついにご自身の正体を現されました!!!
静かにしかし、決然と、この女性に向かって仰いましたよ。
新改訳2017では「あなたと話しているこのわたしがそれです。」
新共同訳では「それは、あなたと話をしているこのわたしである」
英語では「Jesus said to her “I who speak to you am he”」
言い換えると「I am he.」
深遠なことばです。なんだかゾクッとしませんか。
こんな大事なことを、弟子にはまだ言ってないのですよ。
ニコデモにも言ってない。
ユダヤ人の嫌うサマリア人の
しかも行動に問題のある女性に宣言したのです。
なぜ彼女を選んだのでしょう。
中川先生は、ニコデモとこのサマリア人の女を徹底比較して、
すべての面で正反対であること、
しかし、共通するのは、地上の世界観や発想にしばられていることを指摘されています。
わたしたちもそうではないですか。
ニコデモのような知識人も、
サマリアの女のような虐げられた人も、
同じようにこの世に縛られているために、
イエス様を必要としているのでありますね。
イエス様は、あらゆる宗教的壁、人種的壁、社会的な壁を破壊されるかたです。
イエス様は、真の礼拝すべき方を指し示す👉お方です。
すごいなあ。
この世の壁を蹴倒して自由になりたいですよね。
お祈りします。
天のお父様
神様を父として礼拝することを許してくださって感謝します。
イエス様を信じることで、地上の壁が崩れることを感謝します。
サマリアの女がこれから何をするか読んでいきたいと思います、
イエス様のお名前によってお祈りいたします。
アーメン
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さて、サマリアの女篇はまだ続きます!
サマリアの女に先を越された弟子たちは、
イエス様のことを理解できるでしょうか?
「メシア・イエス・キリストの生涯」第28回
「サマリヤの女との対話(2)」
ヨハネの福音書第4章27節~第4章42節
です。
シャローム!