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聖書読みましょ♪Re-Collection 第65回差別されていたレプラ患者はイエス様に何を願ったか 

メシア・イエス・キリストの生涯35回
          「レプラ患者の癒し」前半
マルコの福音書第1章40節~45節
  マタイの福音書第8章2 節~4節
             ルカの福音書第5章12節~16節

こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。

興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。

また、参考文献は新実用聖書注解になります。

本日のご紹介はこちらです。

【 Generation Of The Ship 】kenken × Momo

今回、注目は12歳の天才ドラマーMomoくんです!

今は亡き、手数王、菅沼孝三師匠の最後のお弟子さんですね。
昨年ジャズフェス(まだ11歳でした)で見て、どびっくり!!!
まじで、小学生の音じゃないしって感じでした。

この映像も、超絶技巧のベーシストKENKENさんとの掛け合いがすばらしいです。

で、ライブございますよ。

ワンダーウォール横浜は、神奈川県の日吉にある、おしゃれライブハウスです。
お料理がとてもおいしい大人の空間です。

Momoクンに、今のうちに注目しておくと、将来自慢できるかも( *´艸`)


🎼 🥁 👦🏻 🎸 🎹 🎸 🎼 🥁 👦🏻 🎸 🥁 👦🏻 🎹 🎸 

さて、前回では、ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネの4人が
パートタイムの弟子からフルタイムの弟子に採用されました。

おめでとうございます!これで、社会保険にも入れますね!

すみません、職業病でつい…m(_ _"m)

これから、イエス様の奇跡が、ますます先鋭化していきます。
今回はレプラ患者が癒されます。



さて、聞きなれないことばが出てきました「レプラ患者」って何でしょう。

これは、ギリシャ語で昔は「らい病」という訳をされていました。

いわゆる「ハンセン氏病」ですね。

聖書に出て来るレプラ患者たちは、
ずーっと「ハンセン氏病」だと思われていましたが、
研究によると、当時のパレスチナには、この病気はなかったそうです。

よって、「レプラ」とは、重い皮膚病全般をさすものと言われています。

また、ハンセン氏病は、日本においても、
非常につらい差別と隔離の歴史を持っており、
キリスト教会においてさえも、
偏見に満ちた対応をしていたこともあるようです。

あかんな…申し訳ございません。

ですから、聖書の訳も、その反省に立って、
新改訳2017では、レプラを訳さずに
ヘブル語で「ツァラアト」と呼び、
新共同訳では、「重い皮膚病」と訳しています。

Ⅰ 絶望 ルカの福音書第5章12節前半 

*ルカの福音書 5章12節前半
12a さて、イエスがある町におられたとき、見よ、全身ツァラアトに冒された人がいた。

さきほども、ツァラアト(レプラ)の説明を簡単にいたしましたが、
この時代のイスラエルにおいて、
ツァラアトに冒されるということが、
どれだけ悲惨な身の上かということを知っておく必要があります。

ツァラアト患者についての規定が、
旧約聖書のレビ記13章から14章にかけて詳細に書かれています。

まず、ツァラアトの判定をするのは、医者ではなく、祭司です。

このことから、ツァラアトであることが、
儀式的に汚れていることを現わしています。

この病気にかかると、神殿や幕屋に入ることができません。
つまり、霊的に祝福を受けることができないことを意味します。
神様との関係が断絶するのですね。

また、このツァラアト患者に触れると、
その触れた人も汚れた状態になるとされていました。
人との関係も断絶させられるのです。

ツァラアト患者は、自分の衣服を引き裂き、
その髪の毛を乱し、
その口ひげをおおって、
「汚れている、汚れている」と叫ばなければならない、
と規定されていました。

これは、他の人を寄せ付けないためです。

おそらくは、感染を拡大させないためであろうとは、思われますが、
そんなことを自分で叫ばなければならないとは、
どれだけつらいことかと思いますよね。

Ⅱ 懇願 ルカの福音書 第5章12節後半 

*ルカの福音書 5章12節後半
12b その人はイエスを見ると、ひれ伏してお願いした。「主よ、お心一つで私をきよくすることがおできになります。」

「ひれ伏して」は、ギリシャ語でプロスキュオーと言いまして、
礼拝行為を表すものとされています。
神様に祈りを捧げる時の姿勢です。

「主よ」は「キュリオス(キュリエ)」という呼びかけです。

「キリエ エレイソン」というラテン語の言葉を
聞いたことがあるかたもいらっしゃるかと思います。
そのキリエがキュリエで「主よ」となります。

「お心一つで私をきよくすることがおできになります。」
とはちょっと不思議な感じの言い方ですよね。

こんなちょっと口ごもったような言い方になるのは、
無理もないことなのですよ。

この人は、イエス様がツァラアトを癒す力を持つ方であると
信じてはいました。

しかし、実際にそうしてもらえるかどうか、
不安で、遠慮もあったのかもしれませんね。

イエス様は、この気の毒な方に対して、どうされたのでしょうか。
この病から回復した人は、旧約聖書内でも二人しかいません。
さあ、どうなるのでしょう?!

お祈りします。
愛する天のお父様
世界には、人の力ではどうにもならない、
病や災難が多くあります。
どうぞ、イエス様のあわれみとなぐさめと平安が、
私たちの上にありますように。
主イエス様のお名前でお祈りします。
アーメン

次回は
「メシア・イエス・キリストの生涯35回
「レプラ患者の癒し」後半
 ルカの福音書第5章14節~16節

イエス様のおそばで、お言葉を続けて聞きましょう!

シャローム!!!