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文京区・見廻り隊4(六義園)

御用人から佐貫・川越・甲府の城主となった柳沢吉保が築園した庭園です。
六義園の名は和歌の分類六体、そえ歌・かぞえ歌・なぞらえ歌・たとえ歌・ただごと歌・いわい歌に由来します。
 柳沢吉保の父は甲斐源氏の末裔、母は了本院(佐瀬)。佐瀬氏は、謀反を疑われ鎌倉で誅殺された上総介広常の兄の末裔です。
 柳沢吉保は幼少に和歌を知り育ちます。万葉集好きの彼は、自然に対して真摯な態度で向きあい行き過ぎる開墾や水田開発に警鐘を鳴らし反対をしたが、異例の出世に妬みやっかみも多く評価される事なく今に至っています。
「めぐみある君につかえし甲斐ありて雪のふる道今ぞ踏みみん」・柳沢吉保

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