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東金市・見廻り隊(関寛斎)

 駅から東へ徒歩で数分、中央公園にある関寛斎像です。司馬遼太郎が「胡蝶の夢」に登場させた蘭方医の一人です。物語では、蘭方医と漢方医の二羽の蝶が就かず離れず主君の周りを舞う。荘子に限らず、幕末の誰もが夢の中で蝶になる「胡蝶の夢」を見た。

 春になると、医師を志す若者が医学部合格の報告を兼ね訪れる。此処は、彼等にとって一つの聖地なのだ。
「諸ともに契りし事は半ばにて斗満の原に消ゆるこの身は」・関寛斎

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