見出し画像

東金市・見廻り隊(御門・妙善寺)

 市内御門にある顕本法華寺・妙善寺です。真言宗のお寺から改宗して日蓮宗になりました。
 平将門伝説が残る御門(みかど)周辺は、小川、古川、布留川など川の付く家々が多く「丸に違い鷹羽紋」や「星紋」の家紋を使用している。
「橘紋」は、小川家と布留川家は使用しているが、他家でも橘家、日蓮、井伊家が使用している。
「橘や昔を忍ぶ血筋かな」・正岡子規

「橘紋」を持つ平将門の母・桔梗の前は、県犬養春枝女(アガタノイヌカイノハルエノムスメ)姓は宿禰。御門のこの地で将門を生み産湯に布留川の水を使ったとの謂れを残している。
「撫子に白布晒す河原哉」・正岡子規

 戸田氏の家臣で六曜の星紋を持つ「南総里見八犬伝」の作者・滝沢馬琴。彼は「八犬伝」の中で、安房州崎漁師の子・犬飼現八信道を「信」の珠を持つ犬士として登場させた。モデルにしたのは日蓮聖人か、彼の母親は県犬養一族の末孫である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?