あーと

お金の価値とは。
そこに置いてあるものを、「アーティスト」の「作品」としてみたときに「ああこれは芸術作品だ」として「価値」を見出すようになる。

だが、大木さんのノートのように
作品、とされているものは、適宜situation その人が目の前にあった現実に呼応して何かしらの形にしたもの。

もともと「作品」として作成する側が意識せずとも生まれた「作品」

だから例えば机の上に広がる大木さんのレシートたちやパンフレットたちも「作品」になりうる。
そのひとつひとつひとつが作品として成立することもあればそのざっくばらんに机の上にめちゃくちゃに広がったその風景も作品として成り立つこともある。

お金をかけずとも作品になったものもある中で
作品に対して「どの程度のお金を払うのか」
どの程度の価値があるのか、ということを見出すのは人によって感覚が異なる。

だから「作品」に対して見に来た客がどの程度お金を払うのか、その金額決定方法は多岐に渡る。
そこが難しくもあり、面白くもあるのだろうなと傍観者目線で思ったり。

「アート」ってなんだろう。
どれがアートでどれがアートじゃないかということはどこにも画一的な基準は見当たらなくて、だからこそ面白くて価値のあるものなんだろうけど、
最近アートアートみんな言いすぎて、私もだけど、全部アートっていえばいってもんじゃないでしょ!!と投げやりな感じになったりしている。


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