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日本のヒキガエル類4種+1亜種の識別法

注釈:[1]~[5]は、参考文献を表す。(各番号の詳細は、記事最下部を確認のこと)

日本には4種+1亜種のヒキガエルが存在する。[1]
これらの識別法をさらっと紹介する。詳しくは各引用元を参照してほしい。

また、記事の情報を活用される際には、免責事項もお読みいただきたい。

オオヒキガエル

外来種。耳腺(鼓膜の後ろにある組織)が大きく膨らんでいることで容易に識別が可能。[2]

画像↓

ナガレヒキガエル

渓流に生息。鼓膜が小さく、不鮮明。[1],[3],[4]

画像2

[3]:画像引用元

ミヤコヒキガエル

ずんぐりとした洋ナシのような体形。慣れれば比較的識別しやすい。[5]

画像3

[5]:画像引用元

二ホンヒキガエル(アズマヒキガエル)

上記の特徴のどれにも当てはまらない場合は、おそらく二ホンヒキガエル。

亜種のアズマヒキガエルとの識別は、鼓膜の位置や大きさによる。
鼓膜と目までの距離が、鼓膜の直径よりも長ければニホンヒキガエルで、短ければアズマヒキガエルとなる。

画像1

[3]:画像引用元

なお、二ホンヒキガエルは近畿より西[5]、アズマヒキガエルは近畿より東と山陰地方に原生[5]。そのため生息地からある程度推測できる。
ただし東京など一部の地域には移入が進んでおり、交雑なども起こっている。


参考文献リスト

[*1] フリー百科事典ウィキペディア
 ja.wikipedia.org/wiki/

[*2] 九州地方環境事務所HP
kyushu.env.go.jp/okinawa/wildlife/mat/data/m_2_2_9.pdf

[*3] ヒキガエル4種の違いと個性
https://ameblo.jp/atelier65/entry-12486919995.html

[*4] The animals
http://animals.main.jp/amphibia/japanese_stream_toad001.html

[*5] 国立環境研究所 新入生物データベース
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/






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