置き去りにされた生命維持カプセル(機能を停止しているので実質只の棺桶)を開くと、ミイラじみた死体。これで何度目か。念のため構えていた銃を下ろし、汗を拭う。「これで終わりか?」「構造から考えると、そうだな」別の部屋から戻った相棒に応じる。「今回も収穫は無し…ん、それ、何だ?」

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