これで終わるつもりだったが、僅かに狙いがそれた。頭部中心やや上よりを貫いた銛は1秒ほど間を開け穂先から第二の刃を伸ばすが、致命打には至らず。貫き過ぎたのだ。中心やや右よりが一番確実なポイントだったが、焦りが狙いを僅かに逸らした。即座に倒壊した建物を背にし、身構える。反省は後だ。

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