操縦室…兼、居住スペース。巨体とは裏腹に3列シートの車程度の広さしかない。それぞれの椅子には抜け殻じみた耐圧服。足元には雑誌とゴミ…と、調査資料。「いけるか」「おう、反撃開始だ」鎧の如き耐圧服に素早く潜り込み、中で指を動かす。ハッチが閉まり、暗闇を計器とカメラ映像が照らす。

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