大揺れは規則的。倒壊は間近だろう。「チッ、なんで反応遅かったよ!?」「聞くな。今はとにかく走れ!」「わかってる!」数百メートル走ったところで、ようやく開けたエリアに。そこには暗がりの中佇む、30メートル超の巨体があった。俺たちは足元から昇降機を使い胴体へ上り、中へと乗り込んだ!

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