タエ通信 vol.32 【無幻双刻環境 リィエル＝アモルタ徹底解説】

今回は『無幻双刻』より登場した【時の運命者 リィエル＝アモルタ】について解説します。
今回は1〜2章を無料公開しているので、デッキに興味を持った方はぜひ有料部分も読んでみてください。
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なお、質問は具体的であればあるほど正確にお答えできます。あまりに抽象的な質問だった場合は質問の意図に沿わない回答になってしまう場合もあるのでご了承ください。

［１］デッキの特徴

【時の運命者 リィエル＝アモルタ】はヴァンガードのアタック時にリアガードをバインドし、バインドされたユニットと同名のユニットをコールすることで連続攻撃を行うデッキです。
ディヴァインスキル使用ターンはヴァンガードを入れ替えながら複数回攻撃を行うためバインド能力も複数回使用でき、計6回の攻撃がヴァンガードの能力のみで可能となります。

さらに、《リィエル＝アモルタ》には擬似的な守護者としての能力も持つため耐久性にも優れており、様々なゲームスピードに柔軟に対応できる点が魅力です。

ゲームの組み立て方としては、基本的には前のめりに攻めて４ターン目のディヴァインスキルの使用を目指し、討ち漏らした場合は高い防御性能を生かし1ターン凌いで5ターン目に勝利するゲームを目指します。
デッキを理解するにあたり、まずは利点と欠点を確認していきましょう。

■デッキの利点

①ケテルの速攻系基盤と相性がいい
３ターン目に４回、４ターン目に６回という攻撃回数は現在の環境においても攻撃回数が多い方で、ペルソナライドと《テイスファルト》や《アイディラス》のパワー上昇と合わせることで打点もかなり出ます。
そのため４ターンキルの再現性はかなり高いといえますが、ケテルには《テイスファルト》＋《始まりの叡智》や《せるがおん》といったような速攻向きの基盤が揃っています。
更に新弾で登場した《ディアナ》は２ターン目からパワー上昇が可能なことから、速攻の性能を更に後押ししています。

②ディヴァインスキルターンに爆発的にリソースが伸びる
速攻が得意でありながら、ディヴァインスキルのターンにはスタンドした《リィエル＝アモルタ》のドライブや、複数回の《アイディラス》のドローなどによりリソースが一気に増加するため、仮に4ターンで倒しきれなくても5ターン目まで耐えるだけのガード値を十分に抱えることが可能です。
また、《リィエル＝アモルタ》自身にも擬似的な守護者能力があるので、手札の質が悪く枚数はあるが耐えきれなかったという事態にも陥りづらく安定した耐久が可能です。

①と②の利点を生かし、「保険の効く速攻ゲーム」を組み立てるのがこのデッキが目指す方向性となります。

■デッキの欠点

①2枚目の《リィエル＝アモルタ》がないと何も起きない
他の運命者とは異なり、同名カードを2枚抱えないとディヴァインスキルを撃つことすらままならないため、ペルソナライドへの依存度の高さが難点です。
ディヴァインスキルのターンの打点もペルソナライドが絡まないと心許ないので、最低でも5ターン目までには2枚目の《リィエル＝アモルタ》へのアクセスは必須といえるでしょう。

②パワーラインの水準が低め
ディヴァインスキルターンこそ攻撃回数の割に高めの打点が出ますが、それ以外のターンに出せる要求値は現環境の水準で考えると低めです。
特にペルソナライドが絡まないと手札数枚で防げる攻撃になってしまいます。
更にこのデッキは《アイディラス》のような《リィエル＝アモルタ》の能力でコールすることで打点が出るカードと《ディアナ》のようにバインドされるリアガードの反対側に置いておくことで打点が出るカードをバランスよく並べる必要があり、雑に打点が出るカードを広げればいい他のデッキよりも打点が出しづらくなっています。

①、②いずれもペルソナライドへのアクセスに起因するものなので、構築の際はそこを徹底してカバーしていく必要があります。

［２］構築

⚪︎ライドライン
時の運命者 リィエル＝アモルタ
麗弦の奏者 エルジェニア
愛琴の奏者 アドルファス
号笛の奏者 ビルニスタ

⚪︎グレード３
時の運命者 リィエル＝アモルタ×３
恩寵湛えし聖なる杯×１

⚪︎グレード２
遍歴の剣聖 アイディラス×４
陣頭の騎士 テイスファルト×４
細剣の舞い手 ディアナ×４
世界を拓く始まりの叡智×２

⚪︎グレード１
昂薬の魔法 ユユリア×４
オブリゲイター・ドラゴン×４
せるがおん×４
衛護の運び手 ケスラン×４

⚪︎グレード０
悠音の運び手 アラウヌス×４
しゔぉるみゃー×４
ブレードフェザー・ドラゴン×４
加護の魔法 プロロビ×３
水界の精霊王 イドスファロ×１