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アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」から1年。あの頃を振り返る。


はじめに


(※この記事を書き始めたのは2024年1月ごろです)

2023年10月からスタートしたアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!(以下、ミリアニ)」全12話のテレビ放送が終了しました。

振り返ると、あっという間の3か月でしたね。
毎週日曜朝10時、日本中で同好の士たちがテレビの前に集まっていると思うと、それだけで嬉しかったものです。

ミリオンライブ!のアニメ化はミリオンを愛するすべての人にとっての悲願。…そんなアニメ化までの長い道のりを振り返りながら書いていきたいと思います。


なお、これから書くnoteは最初から最後まですべて「自分語り」と「個人の感想」です。
ミリPが皆、自分と同じように考えていたわけではありません。
また、感想の中には批判やネガティブな話、拗らせ満点のお気持ちも含まれるかもしれませんが、できる限り自分が感じたことを正直に書きたいと思います。

おそらく読む人などいないと思いますが、ミリPの端くれとして、ミリアニという奇跡をなんとかして記録しておかねば…という一心で書き残したいと思います。

自分のこと


ここは読み飛ばしてもらっていいです。
自己紹介がてら、自分のP歴を簡単書いておきます。

・ミリオンを追うようになったのは2015年あたりから
・周年ライブは3rdライブから参加
・元々アニマスは見ていた(いちアニメファンとして)
・もともと声優さんとライブが好き→ライブパフォーマンスのいい声優さんを探す→ミリオンのライブ映像を見て惹かれる
・グリマスは軽く触る程度
・担当は琴葉で、海美、志保、未来、星梨花、静香も好き…というか現在はシアター組の39人箱推しに近い。美希はアニマス放送当時から好き。

…という感じです。


アニメ化発表まで(2015年)


ミリアニを語るうえで、「アニメ化を待っていた10年間のことを知っているか」は大きなポイントだろうと思います。

もちろんミリアニは予備知識なしで見ても楽しめる作品ではありますが、ミリオンライブ!のこれまでを知っていた方がより一層楽しめる作品であったことは間違いありません。
ミリアニが新規ファンの獲得にどれだけ貢献したのかは私にはわかりませんが、少なくともミリPである自分にとって、嬉しいと思える作品の出来栄えでした。

そんなミリアニという作品が完成するまで、どのような道のりを歩んできたか辿ってみることにします。

Dreaming!アニメPV


ミリオンライブ!(シアター組)のアイドル7人が、アイドル候補生として登場した『劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』以降、ミリオン関連で初めてアニメを感じさせるような動きがあったのは、2015年に行われた合同ライブMOIW2015で流れた『Dreaming!アニメPV』ではないでしょうか。

この頃は自分がちょうどミリオンにハマり初めていた頃だったので、映像を見たときは「お!ミリオンは来年か再来年くらいにはアニメが放送されるのかな~」と勝手に思っていました。

アイマスシリーズ関連のアニメの動きでいえば、シンデレラガールズが2015年の1月にアニメ放送されていましたから、次に生まれたシリーズであるミリオンがアニメ化するのは誰もが想定する自然な流れですよね。

ちなみに、このPVは「Dreaming!」初回限定盤に付属しているので、興味ある人は買って見てみてくださいね。

“Dreaming!” Animation PV


アニメ化発表まで(2016年)


2016年は3rdライブツアーがありました。
ライブビューイングで地方公演を追いかけ、幕張公演の千秋楽が自分にとって初めてのミリオン現地参加となりました。そこで生まれた伝説の「ありがサンキュー!」。会場全体が笑顔と爆笑に包まれたあの瞬間の空気感は今でも思い出せます。本当に印象深く、強く心に残る公演です。

ただ、この3rdライブツアーではアニメ関連の発表はなかったと記憶してます。

3rd幕張当日の海浜幕張駅


アニメ化発表まで(2017年)

SideMのアニメ化

2017年は3月に武道館で4thライブが開催されましたが、このライブの1か月前の2月にSideMのアニメ化が発表されていました。

アイマスシリーズの中では後発のSideMがミリオンより先にアニメ化するということで、ミリオン界隈は少しザワついたのは覚えています。
自分としてはSideMのアニメ化自体は「へー、マジかー」という程度の気持ちでしたが、そのこと自体よりも「ミリオンは後回しにされた」という外野からの煽りが一番悔しかったですね。まぁ、そういう煽りをしてくるネットの掃き溜めを自分が見ていたせいかもしれませんが。

4周年記念アニメPV

そんな状況の中での4th武道館では、『4周年記念アニメPV』が公開されました。開幕で□ーソンが爆破されるアイドルヒーローズの映像から始まるやつですね。

この時は現地に居ましたが、かなり客席が湧いたのを覚えています。その際のステージ裏でのキャストさんたちの様子はBDのメイキングに入っていますが、涙を浮かべて食い入るように小さいモニターを見る姿は、今見ても心にくるものがありますね。

一方、ステージの方では総合Pである坂上氏が登壇し、SideMが先になった理由などを語ってました。確か「歩幅が違う」というようなことを言ってましたね。はっきり言ってただの釈明会見ではあったのですが、この4周年PVを見てとりあえずは溜飲を下げたというところです。


『ミリシタ』発表


そしてさらに、この4thライブでは「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」のリリースも発表されました。

ミリオンライブの原作ゲームであるGREE版「アイドルマスター ミリオンライブ!」は、ガラケー+ソシャゲの時代からスマホの時代へと移り変わっていく中でやや時代遅れ感がありました。
2015年9月には、シンデレラガールズのスマホアプリ「スターライトステージ」がリリースされており、ミリオンはこれに後れをとっている状況。そんな中で、待望の新作ゲームであったと言えます。


ミリシタはミリオンライブ!の閉塞感を打開する救世主となるか?


なんとなくですが、この頃(2017年頃)のミリオンライブって、「閉塞感」があったような気がするんですよね。
あくまで自分の感覚ではありますが、同じようなミリPの意見はSNSとかでも目にするので、自分の感覚はそこまでズレてはいないはずです。

今思うと、当時のミリオンなんて「まだまだ4年目の若造じゃねぇか」という感じなんですが、あの頃のミリPは焦っていたのかなと思います。

その焦りの1番の原因はやはりシンデレラガールズの爆発的な人気だと自分は考えます。少なくとも自分はそうでした。
シンデレラの人気っぷりはかなり羨ましかったですし、アニメとデレステで多くのファンを取り込んで大成功を収めているシンデレラに対して、ミリオンはアニメ化の話もなく、あるのはいまだにポチポチするゲームだけでしたから。

そんな中にあってもキャストさん達はいつもライブで素晴らしいパフォーマンスをしてくれていて、それが自分がミリオンを応援する原動力になっていました。その姿を多くの人に知ってもらうためにも、もっとミリオンの人気が出てほしいと心の底から願っていました。
とはいえ、シンデレラの資金の潤沢さがうかがえるようなド派手で豪華なステージを見てしまうと、もはや同じシリーズの作品とは思えなかったのも事実で。
そんなところから生まれた嫉妬心を抑えるため、「ミリオンはライブパフォーマンスのクオリティ高いんだ!ライブだけあれば十分!ステージにマイクだけあればいい!」と自分の心に言い聞かせ、精神の安定を図る日々でした。

もっと高く羽ばたけるはずなのに、飛び立つきっかけがない……そんな風に思っていたミリオンライブ!だったわけですが、4th武道館で発表されたミリシタという新作ゲームの話題でなんとなく明るい兆しが見えてきたように感じました。

また、4th武道館の場ではアニメ化の発表こそありませんでしたが、PVが流れたということは、アニメプロジェクトがもう動き出しているものだと多くの人は感じたと思います。
ミリシタとアニメで「ついにミリオンの番が来る!」とミリPは期待に胸が膨らませていったわけですね。


もちろん課題もあって、この4th武道館公演は現在の自分の担当である田中琴葉役の種田さんが活動休止中(2016年9月~2017年8月)のため出演できなかった公演でもあります。
そのあたりの先行きは不透明ではありましたが、武道館ライブの終演後に種田さんのコメントが掲示されているのを見て、ミリオンがアニメ化される頃には休養している種ちゃんも復帰できるだろうからもう少し辛抱して待ち続けよう…!と心に誓ったものです。

『2017年3月12日』
4thライブ武道館公演最終日は、ミリオンライブの歴史の一つの分岐点だったのだと思います。
ミリオンライブの一つの目標であった「ぶどーかん」ライブが実現した日。そして、今ではすっかり待つことが得意になったミリPが「待つ」という覚悟を決めた日です。

沢山のありがとうを、皆様に。


ミリオンライブのアニメ制作プロジェクトが白紙に…?(2017年頃?)


そんなわけで、4周年記念アニメPVというアニメ化「匂わせ」があった武道館公演でしたが、実際のところアニメ化のプロジェクトは簡単には進んでいかなかったようです。

この4周年記念PVの制作はA-1 Picturesで、この年に放送されたSideMのアニメもA-1 Pictures制作でした。
しかし、これ以降はアイマスシリーズとA-1の関わり自体がなくなっています。ミリオンに関しても、この前後の時期あたりでアニメ化の話も白紙…というか宙に浮いてしまった感じなのでしょう。
そうなってしまった原因は私にはわかりませんが、アニメ制作会社の組織再編の流れの中で、アイマスというコンテンツと手が切れたということでしょう。

アニメ化発表まで(2017~2019年)


4thライブ後の流れとしては、2017年6月にミリシタのリリース2018年3月にグリー版ミリオンライブ!が終了。同年に5thライブ2019年に6thライブツアーという感じです。

種ちゃんも活動を再開して5thライブに参加、6thライブツアーにはキャスト全員が参加することができました。2019年はちゃきさんの病気休養もありましたが、こちらも元気にカムバックしてくれました。

ミリシタもとりあえずは順調に稼働して、2018年~2019年頃はミリオン的には安定して充実していてしたように思いますね。

5thライブは、SSAというこれまでのミリオン史上で最も大きな会場でのライブでした。また、ミリシタの初めての全体曲Brand New Theater!も新たな幕開けを感じさせるもので、なんとなく一つ上のステージに進んだ感覚がありました。
6thライブは、MTGシリーズというインパクトの大きなCDシリーズを引っ提げてのタイプ別のツアーで、ツアーを通してキャスト39人全員が参加できたというのは一つのミリオンライブの到達点であり、夢がかなった瞬間でもありました。

アニメ化しないことへの「慣れ」と「アニメ化恐怖症」

そんな感じで音楽やライブ周りは充実していましたが、ライブが終わると「今回もアニメ化の発表はなかったか~」という感想がいつもの恒例になっていき、すっかりアニメ化しないことに慣れていったのも確かです。外野がまたバカにしてきたり…それにももう慣れましたね。
素晴らしいライブを目の当たりにして、アニメ化発表がなかったことなどは些末な問題に過ぎん!と言えるくらいライブ面での充実感があったので本当に気になりませんでした。

というのも、そもそも自分はミリオンのライブが好きで、ライブから入った人間です。
なので、「やっぱりミリオンライブはライブが最高!!ミリシタもあるし、もはやアニメ化しなくていいんじゃない?」という気持ちすら芽生えてきました。
その裏には「アニメ化してしまうと、ミリオンの活動がそこで一区切りついて終了してしまうのではないか」という心配もあったんですけどね。

「アニメ化」って諸刃の剣だと自分は思うのです。
どんなに大ヒットしたアニメでも基本的には1期が盛り上がりのピークで、2期が始まる頃にはブームが落ち着いていることが多いですよね。盛り上がっていたものが落ち着いてくると、人が一気にサーっと去っていくのはよくある光景です。
一般アニメファンとしてそんな作品をたくさん見てきたからこそ、ミリオンはこのままアニメ化しない方がいいのではないか?という気持ちも心の中にありました。
アニメ化に対する怖さが、「アニメ化しなければ、永遠に作品が続いていくのでは?」という考えを生んでいたのかもしれません。
少なくとも、アニメが終わって1年が経つ今の時点でミリオンは終わることはなさそうな雰囲気ですので、あのときの気持ちは錯覚だったとはっきり言えます。

アニメ化発表まで(2020年)


アニメ化の発表を気長に待ちましょう…というような状況が続く中、やってきたのはアニメではなくコロナ禍という暗黒期間でした。

2020年4月には翌月に予定されていた7thライブの延期が決定し、お先真っ暗という状況。
そんな暗闇の中でも、ライブが実施されるはずだった日に行われた配信番組「手作りのThank You!」は、明日が見えない日々の中で心の支えでになりました。

自分だけかもしれないですが、この配信の時にミリオンの家族感みたいなものを強く感じたんですよね。みんな違う場所にいても心は繋がっている…ミリオンの「みんなで」という精神が育まれたのはコロナ禍の影響も大きいと思っています。

アニメプロジェクト始動!(2020年7月4日)


そんな状況の中、2020年7月4日のシアターデイズ3周年生配信で「テレビアニメーションプロジェクト始動」、そして制作チームが発表されました。

ミリシタの配信でしたし、「今ここで!?」という感じの発表で驚きました。この配信の前あたりで、ぴょんさんが絶対見たほうがいい的なことを発言していましたが…まさかアニメ化の発表があるとは思いませんでしたね。

まぁ、時期を考えると開催予定だった7thライブで発表するつもりだったのかなとも思います。


制作チームと知らない名前


プロジェクト始動ムービーでは制作チームの発表もありました。
監督は綿田慎也さんシリーズ構成・脚本が加藤陽一さんアニメーション制作は白組とのこと。

今でこそ生涯忘れることはないお名前になりました。
しかし、正直に言えば当時はまったく存じ上げなかった方々です。

自分自身、若い頃(?)はアニメをそれなりに見ていましたが、年を重ねるにつれて次第に見るアニメの本数も減っていき…もはや追っているコンテンツ自体もミリオンくらいでした。
昨今のアニメ事情にはさっぱりついていけていないので、知らないのも無理はないですが。

ただ、有識者の方からの評判は悪くなかったと思うので、可もなく不可もなく、ここは静観の構えです。
綿田監督がいい意味でヤバい人であることが判明したのは先行上映の後だったか…記憶が定かではないですが、当時はまだまだ謎の人でしたね。

3Dアニメの第一印象

プロジェクト始動ムービーを見て最初に感じたことは、キャラクターデザイン(3DCGなのでモデルと言うべきか)の違和感です。

自分の中での基準はバンナムの公式絵なので、今まで見慣れていたアイドル達とはかなりの違いを感じました。
ミリシタのモデルも違うと言えば違うのですが、あちらはそれほど違和感なく受け入れることができていたのは今思うと不思議です。

違和感と言っても、具体的にここが変だと挙げるは難しいですが…挙げるとすれば、キャラクターの体型というか頭身とかですかね。なんだか足が長くて、今までのミリオン絵での体型のバランスとは異なるものと感じられました。
ほかに挙げるとすれば目ですかね。やたらとキラキラしてて…ラブ○イブみたいだな(少しの対抗心)と思いました。あとは口の下に線入れて唇を立体にする感じもあまり好きじゃなかったです。
そういった部分で、いかにもな3Dっぽさを感じる一方、髪の質感や光の具合は手描きっぽい塗りで…セルルック3DCGというやつらしいですが、そんな3Dっぽさと手描き感のアンバランスさが自分の感じた違和感の原因かなと思います。

逆に良かった点は、最後の部分のライブと思われるシーンでシャイニートリニティを着てる信号機の後ろ姿。光の描写が綺麗だなと感じました。

総評としては、「自分が時代に取り残された人間なので見慣れていないというのもあるが」と前置きをしたうえで、「3DCGはかなり違和感がある。モデルも今後改善の余地が大いにある。この手法を選んだのはライブシーンでめっちゃ動かすためと前向きに考えたい。」という感じです。
公開後の感想などを見るに、3DCGは自分以外の多くのミリPも不安に思った部分なのではないかと思います。

という感じで、アニメ化プロジェクト始動ムービーについてはどちらかといえばマイナスな印象の方が強かったものの、アニメ化が正式に決まったこと自体は天にも昇るくらいの嬉しさだったということは間違いありません。実際、PCの前で一人で祝杯をあげましたからね。
ひとまず、一歩踏み出せてよかったです。

まとめると、アニメ化発表当時の心境としては、喜びや期待はもちろんあったけれど「中身のクオリティの方は大丈夫なのかな?」という不安の方が大きかったということです。


アニメが放送終了した今、改めてプロジェクト始動ムービーと実際に完成した映像とで見比べてみると、3D感が薄まって手描き感をより強く出している感じがありますね。
頭身は高いままでしたが、これは慣れが何とかしてくれる部分なのかなと思いましたし、実際その通りでした。ダンスも見栄えがして良かったと思います。
2021年の「VOY@GER」のPVあたりでも感じましたが、頭身を高くするのはアイマス全体が時代に合わせているようにも感じますね。

アニメの続報を待つ日々(2021年)


2021年になるとコロナの影響が残りつつもイベントが再開され、5月には7thライブを開催することができました。
苦しい時代を耐え忍び、一年越しのリベンジ。コニファーフォレストで見た花火は強く心に残っています。
秋からはリリイベも再開、声出しこそできませんが、本来の姿に戻るために一歩ずつ進んでいるというような毎日でした。

ミリシタ4周年、白組制作「ミリオンライブ!」アニメCM(2021年6月29日)


2021年のアニメに関する最大のトピックはこれです。

えー、動画は削除されていて、今現在では正規ルートでこれを見ることはできません。あとはご自身で勝手に探してください。

内容としては15秒のCMで、あの子のアレが盛られていると話題になったやつです。
前年に公開されていたアニメプロジェクト始動PVと比較すると、モデルなどが刷新されていてミリアニに近いものになっています。
まだまだ動きがぎこちなかったりと違和感がありますが、おそらくこれが試作版みたいな位置づけだったのではないでしょうか。

ミリPは頭ミリオンなので、おっ○いが盛られていることにばかりに話題が終始していましたが、逆にこれはきついダメ出しをされると思っていた白組さんを少し安心させたのではないでしょうか。たぶん。
まぁ、アイドル一人一人の個性は大事ですからね!


ここで少し話は逸れます。
2021年というと、「IDOLY PRIDE」というアニメが放送されていました。
ミュージックレインの所属声優が勢ぞろいでしたので、親ミューレ声優派の自分はアイプラを必然的に見ることになるわけですが、このアニメで「なるほど…3DCGってこれくらい綺麗にライブシーンが作れるのね」ということを学びました。
それと同時に「それがミリオンのアニメでできるのか…?」という心配の種にもなりました。他アイドル作品のアニメのクオリティはどうしても意識してしまいます

セブンカウント公開・AnimeJapan(2022年3月27日)


2022年2月の8thライブではアニメプロローグイメージMV「セブンカウント」の先行カット映像が流され、3月27日のAnimeJapan 2022でその全編が公開されました。

また、3月9日のミリシタ生配信「新シーズン開始「MILLION THEATER SEASON ~LOVERS HEART~」生配信!」では、アニメの公開が2023年中であることが発表され、綿田監督からのコメントで「未来を中心としたシアターの始まりとその成長を描く」ストーリーであることが明かされました。


繰り返しになりますが、自分含め、アニメのクオリティに対する不安を持つミリPは多かったと思います。
新たに公開されたセブンカウントのMVを見ても、3DCGに対する不安、モデルの違和感は完全に拭い去ることは正直できませんでしたが、プロジェクト始動PVと比べるとクオリティはアップしているように感じられました。
全体としては、手描きだからこそできる柔らかさや繊細さ、表情の豊かさみたいなのがまだまだ足りないなという印象です。

良かった点ももちろんあります。動き自体は滑らかで光の描写も綺麗だなと感じました。そしてなにより、曲の「セブンカウント」は静けさと高鳴る胸の鼓動…素晴らしい雰囲気を持った曲だと感じました。

2022.3.27 AnimeJapanでのスピーチ


自分としては、AnimeJapanのステージでの山崎はるかさんスピーチはミリアニ史において重要なワンシーンであったと思っています。
ステージの最後の挨拶、ぴょんさんからPに向けた演説が本当に素晴らしく、強く心に残るものでした。

そのまま書き起こします。

プロデューサー目線としてアニメの台本を読んでみて、みんなの収録を聞いてみても、本当に皆さんがいろんな心配があったと思うんですよ…アニメになるといってライブで発表したやつは信号機しか映像になかったけど、うちの担当は出るんだろうかとか、うちの担当の出番はどれくらいあるんだ?歌はどれぐらいあるんだ?とか、いろんな心配があったと思うんですけど、皆さんがアニメを見る頃には「その心配しなくてよかったか~」ってなると思います!本当に全てのプロデューサーさんが納得してくれる、喜んでくれるっていうこと一心にキャスト・スタッフみんなで考えて作っております。こっち側にいるプロデューサーが言うんだから間違いないという感じで、信用していただいて、信頼をここはしていただいて、本当にすべてのPが「うぉぁ~~」ってなるアニメになってると思います。なので、本当にこんなに待ったのにこんなのかよーとはならないと思うので、友達にミリオンのアニメ見たほうがいいよって言いながら、ぜひ待っていてください。これからもミリシタもミリオンライブ!もよろしくお願いします。

山崎はるか『Anime Japan 2022 「アイドルマスターミリオンライブ!」スペシャルイベント』


心に響きました。気になってる所、不安だったところ、全部言ってくれたんですよね。

特に各アイドルの出番に関するところはPを安心させる情報の一つだったのかなと思います。未来が話の中心になるということはそれ以外のアイドルの出番が無いってことでは?と心配する声もありましたが、その点も上手くフォローしてくれました。
Pと同じ目線に立って、こちらの心情を理解してくれている人がいる…そんな人がセンターをやっているというのは心強いことです。心の中の不安のモヤモヤはかなり晴れたし、ぴょんさんの言葉を聞いて期待を持って待ちたいなと思わされました。

話は逸れます。
Anime Japanのあとはまたしばらく新情報がなくなるわけですが…2022年の夏頃というと、夜更かししているとアニメ『シャインポスト』がやってるんですよね。
絵も綺麗でライブシーンのクオリティがめっちゃ良くて衝撃的で、シャインポストの映像を見るたびに、「ミリオンのアニメもこんな風に作ってもらえるのかな…」という感情が湧いてきて、この時期は期待と不安が交互に襲ってくるような時期でした。

2023年秋放送決定&アニメティザーサイトオープン(2022年10月8日)


2022年10月8日の生配信「アイドルマスター ミリオンライブ! 10周年準備中!SP生配信 ~ゲーム・アニメ最新情報も!~」の中で、ミリアニの放送時期が発表されました。

放送時期は2023年の秋!!
「本当に放送するんだ…!」という実感がじわじわと湧いてきました。
この生配信からちょうど1年後なわけですが、もはや1年も2年も変わりません。いつでもいいぞ…という悟りの境地です。

劇場先行上映発表&セブンカウント初披露(2023年1月14日)


2023年1月の9thライブでは、ミリアニが10月のTVアニメ放送に先駆けて映画館で先行上映されることが発表となりました。


本編のシーンも少し使われていたわけですが、「おぉ!?結構いい感じなのでは…!?」というのが感想ですね。
今まで散々クオリティが不安だと喚き続けてきて、2021~2022年頃は期待と不安がせめぎ合ってるような心境でしたが…その状態を脱して完全に期待の方が大きくなったのはこのあたりからだと感じます。

ちなみにミリアニのプロデューサーの声が流れたのもこのPVが初めてです。
自分的には、39人のキャストが全員表示されたときが一番泣けました。
1人も手放さずに全員でここまで来れたんだというのを実感して、目頭が熱くなりました。

「2023年8月全話数劇場先行上映決定!ティザーPV」より


そこからの「セブンカウント」をライブ初披露。嬉しさを噛みしめる時間でした。
ミリオン単独としては2度目の武道館公演で、アニメの始まりであるこの曲を届けることができたというのは意味があることだと感じます。

プロデューサー役のキャスト発表!(2023年2月27日)


ミリオンライブが10周年を迎えた当日に行われた配信番組「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10th Anniversary SP生配信!」の中で、プロデューサー役のキャストが発表になりました。

プロデューサー役は……中村源太さん

中村源太さんは賢プロ所属。
ミリオンのドラマCDなどでは81プロデュースや青二、賢プロからの起用が多いので、そのあたりの事務所から来るかな~?と予想していましたが当たりでしたね。

そして、アニマスのP(赤羽根P)をはじめ、765プロのいつもの面々が出演することもあわせて発表になりました。

源太Pの第一印象は…優しそう、デカい。ですかね。
優しそうというのは見た目も声もどちらもそうで、自分の中のミリP像である「優しいけど少し頼りない」というイメージにピッタリだなと思いました。
プロデューサー像は人それぞれ違うとは思いますが、声を聴いてみての反応は好意的なものばかりだったと記憶しています。

そして何より、ミリPが源太Pの起用を喜び歓迎した理由としては、彼が濃いアイマスPであることも併せて伝えられたからでしょう。
番組内でのトーク内容から彼が本当にPであることを疑う余地は一切なく、お披露目されたばかりにも関わらず、Pからの信頼度は一気に増していきました。
プロデューサー役のキャスト発表って、一歩間違えるとPたちが荒れるネタの一つになりかねないと思うのですが、心配は無用でしたね。


3月14日には、「ミリアニ765プロch キックオフ生配信」も行われました。これまで出てきた情報をまとめると、源太Pがプロデューサー役に決まったのが2021年の12月で、アニメの収録は2022年の夏くらいにかけて行われたようですね。
番組内では綿田監督や脚本の加藤氏からのコメント、ミリアニの世界観の説明などがありました。
綿田監督のガチっぷりはまだまだバレていません。

聖地・豊洲とのつながり


2023年3月11日と12日には、豊洲公園で「豊洲ぼうさいFestiv@l 2023」が開催されました。

以前からシアターの所在地のモデルが豊洲であるということは言われていましたが、アニメの予告PVでは豊洲エリアの景色がよりはっきりと描写されています。
そんな場所でイベントが開催されるということで、ミリPの豊洲への愛着がさらに深まる機会となりました。こうして生まれた豊洲とのつながりが、後のユナイテッドシネマ豊洲での長期にわたる上映の一因になったと言っても過言ではないでしょう。ハロウィンの豊洲商店会とのコラボなんかもありましたね。

余談ですが。
私はアニメ放送の前年に、徒歩で豊洲まで行ける場所へと引っ越していました。もちろんミリオンの聖地であることを知っていたので。
先行上映期間やアニメ放送期間中は夜に豊洲まで散歩して、シアターの位置から夜景を見る…本当に幸せな日々でしたね。あ、今は違うところに住んでます。

豊洲ぼうさい2023
ミリアニのポスターも


ミリオンスターズ紹介PV公開(2023年3月25日)


2023年3月のAnime Japanではアイドルマスターシリーズのアニメ3作品のブースが設けられ、ミリアニ関連も大々的に宣伝が行われました。
そこで公開された「ミリオンスターズ紹介PV」がこちら。

この動画が作られた背景にあるのは、やはり「新規さんがアイドル39人覚えられるのか?問題」だと思います。

歴の長いミリPであれば39人の顔と名前は間違えようがないのですが、アニメに全アイドルがしっかりと出てくるという情報が出たときにミリPが懸念したのは「新規さんが39人を覚えて見分けるのは難しいのでは?」という点だと思います。
そういう心配に対して、とりあえず手を打ってきてくれたことは評価できますね。実際に覚えられるかどうかはさておき。

紹介動画ではアニメ本編の登場シーンが使用されていて、見た第一印象は「結構いいじゃん?」という感じで期待度はさらにUPです。
アイドルの紹介も簡潔にまとめられていてわかりやすく、良い出来の紹介動画でした。

アイドル紹介PVのほか、8月からの劇場先行上映のTVCMも公開されました。
こちらは茜ちゃんがナレーションを務めており、公開時は「茜ちゃん!?そう来たかー」と思ったものですが、アニメのストーリーや役どころを知った今だと「なるほどな」と思えます。

ちなみに、AnimeJapanのトークステージ(シンデレラU149、シャニと合同)では特に目新しい情報はなかったですが、源太Pが客席側にいたようですね。

AnimeJapan2023にて
AJ未来ちゃ
展示されたサイン入り台本


坂上陽三氏がアイマス総合Pを退任


これはミリアニの話からは少し脱線しますが、書き残しておきます。

AnimeJapanの数日前、Pたちが驚く突然の知らせがありました。それは、長年アイドルマスターの総合プロデューサーを務めた坂上陽三氏が3月末で退任する…という発表でした。

坂上Pに対する評価は人それぞれかと思いますが、運営側の顔というポジションであり、悪い時は真っ先に批判されるという大変な立場だったことは想像ができます。

ミリPとしての自分の坂上氏への印象は、かなり良かったです。
上手く言えませんが、全ブランドの中でもミリオンのことを気にかけて暖かく見守ってくれているなという印象で、ライブなどの面でもミリオンを高く評価してくれていたように思います。
ミリアニもきっと見ていてくれたことでしょう。長年お疲れ様でした。

ちなみにAnime Japanではアイマスブースに坂上PとわかちこPこと狭間和歌子氏が顔を出し、カードの配布が行われたりしました。坂上Pと会話はできませんでしたが、わかちこPにアニメ化の感謝を伝えることができました。

怒涛のミリオンライブ10周年イヤーが開幕!


2023年2月27日に10周年を迎えたミリオンライブ。秋のアニメ放送に先んじて4月から10thライブツアーが開幕します。

ライブに関しては、「39人」のキャストが一堂に会すというのがほとんどのミリPの長年の夢であり、10thライブに望むことだったと思います。

結果としてAct-4で39人でのライブがついに実現し、10周年イヤーは「アニメ」と「39人ライブ」の2つの夢が叶った奇跡の一年になりました。

ムビチケ39枚セット?


4月になると、映画館でのミリアニ先行上映に向けてアソビストアで「ミリオンスターズ全39人のムビチケ&ブロマイド39枚セット」が発売されることになりました。
この発表を聞いた自分は「バカでしょw」と思いました。価格も7万を超えていて、こんなもん誰が買うんだよ…と思いましたし、なかなかひどい商売するなと思ったものです。もちろん自分は買わずに完全スルーしました。

そして半年後。
結果から言うと、自分はミリアニの先行上映に39回以上行きました
ムビチケ39枚セット…買っておけばよかったなぁ……と後悔してもあとのまつりです。
ミリアニさん、私の負けです。

明らかになっていく源太Pのガチっぷり


4月30日に行われたニコニコ超会議での「ミリシタ&ミリアニ スペシャルステージ生配信」では、ミリアニへの早坂そらの出演応援上映の実施が発表になりました。

それ以外でインパクトが大きかったのは、イントロクイズでの源太Pのガチっぷりですかね。
キャストが決定した当初は「どれどれ、お手並み拝見といくか…」くらいに思ってたのですが…彼は間違いなく本物でした。

源太Pもそうですが、監督をはじめとしたスタッフのみなさんなど、ミリアニは人に恵まれたなぁと心から思います。
そんな素晴らしい人材が集まることができたのは、ミリオンが10年頑張ってきた結果とも言えますね。

劇場先行上映本予告PV公開(2023年6月1日)


6月1日、ミリアニ先行上映の本予告PVが公開となりました。

映像の中では未来と静香の出会いと思われるシーンやライブと思われるシーンがいくつかあり、内容も少しだけ明かされているわけですが、目玉となるのはオープニング曲「Rat A Tat!!!」の公開です。

映像では…シアターの前で39人が私服姿で踊っている…?正直な感想を言うと、シュールな光景だなぁと思ってしまいました。
ほかでは、ジュリアの「ぶどーかん」発言や謎の寝袋など、色々な情報が詰まっています。

OP楽曲の「Rat A Tat!!!」への印象ですが、やはりアニマスの「READY!」の印象が強くあったので予想していたイメージよりは少し大人しいというか、派手さはないかなという感想を持ちました。自分としては少し変化球が来たように感じました。
ぴょんさんもミリラジで同じような感想を話していましたね。

曲名の読み方については、「らったった?」「らっとあたっと?」などと不明なところもありましが、ミリラジ等でどうやら「らたた」らしいと理解しました。

そんな「Rat A Tat!!!」ですが、のちにアニメ本編内でオーディション用の楽曲としてフルで使われたことで、楽曲に対する思い入れも一気に大きくなりました。
スルメ楽曲という表現は少し違うかもしれませんが、アニメ本編を見て良さが倍増するような素晴らしい曲です。
今では、曲をライブで聴いたときにアニメの光景が頭に浮かびますからね。素晴らしい楽曲をありがとうごさいました。


劇場先行上映 幕間映像公開(2023年6月16日)


第1幕の幕間映像も公開されます。映画館で上映前に流れる予告ですね。

印象としては、「未来ちゃんが野球…ソフトボールしてる!?そして手にしたチケットには『765PRO ALLSTARS』の文字…ライブを見に行くんだなー。アッちっちゃい静香可愛い!!」…という感じ。

なんかいいですよね…予告の映像って。自分としては、未来静香翼が順番に出てきてアイドルの名前+キャストが文字でバーンと出るところが好きです。

さっそく幕張の聖地へ行く


まもなく公開、不安は消えた!!


先行上映まであと2か月くらいになったわけですが、この頃にはもうアニメに対する不安とかは一切なくなりました。

もともと不安だったことの大部分は3DCGのクオリティに対するものでしたが、先行上映前の各種映像を見てその不安は消えました。これなら大丈夫だと。
となると残りの不安はストーリーに対するものですが、これはもう上映を見ないとわかりません。つまりは覚悟を決めるしかありません。

覚悟が決まってしまえばあとは首を長くして期待に胸を膨らませて待つのみです。

6月末のミリシタ6周年生配信では10thライブツアーAct-3のコンセプトが「アニメ」であることが発表されたり、7月中旬にはミリアニの関係者試写会が行われるなど、いよいよ始まるアニメに向けて気持ちは高まっていくばかりです。

ミリアニ楽しみだなああああ!!!!!

先行上映1か月前に行った函館。まさか聖地になるとは。


第一幕 先行上映前夜(2023年8月17日)


2023年8月17日。ミリアニ先行上映の前日。

公開が待ち遠しくて、前日の夜にユナイテッドシネマ豊洲に行ってきました。
原画が飾られ、ポスターが貼られ、グッズが並び…その日を迎える準備はOKです。

もう感動ですよね。いよいよなんだ…と嬉しさが込み上げてきます。
そうして高まった気持ちを豊洲の夜景を見てクールダウンさせるのでした。

COMING SOON
グッズも準備万端
1日後に聖地になる豊洲


第一幕 先行上映初日(2023年8月18日)


上映初日、自分はユナイテッドシネマ豊洲の9:00の回を見に行きました。豊洲では初回です。
ちなみに、全世界最速上映はグランドシネマサンシャイン池袋8:00の回でした。

ららぽーと豊洲の映画館に到着すると、ものすごい数の人がすでに集まっています。もちろん席は全て完売。

トイレに2回くらい行き、視聴中に雑念が生まれないようにすべてを絞り出して、いよいよ着席です。

ネタバレできない中でTwitterに投稿した8月18日の「原っぱ」


1話、2話、3話。
そしてエンディング。
週替わりボイスシアターが終わり、明るくなる館内。

上映後の大きな拍手が答えです。

「よかった…よかったよね??よかったよね???」とみんなで確かめ合うような、そして喜び合うような拍手に感じました。

心がふわふわとした感覚のまま席を立ち、次の上映回を見にやってきたPたちとすれ違うときは心の中で「ミリアニよかったぞ…」と呟きます。嬉しさや高揚感や満足感が顔に表れてまだ見てないPにネタバレしないよう、できる限り無表情を装って映画館を出ました。


待った甲斐があったね。

聖地巡礼好きなので、聖地が増えて幸せでした。


第二幕・第三幕本予告PV公開


第1幕を見たあとは、早く第2幕の続きが見たいけどまだ見たくないような不思議な感覚で。
始まりがあれば終わりがある。どこか寂しい気持ちもありました。


先行上映期間中にやったこと

ミリアニの先行上映期間中、自分は特にミリアニの宣伝活動などはしていませんでしたが、自分の使命はお金を落とすことだと考えて先行上映(第1幕・第2幕・第3幕)をたくさん見に行くことにしました。

最終的には計39回見に行くことができました。
そして可能な限り色々な土地へ行ってミリアニを見てきました。
もちろん交通費とかかかるわけなので、プチ旅行も兼ねての完全に自己満な行為です。

最終的に足を運んだ映画館は計20館、15都府県
いろいろな場所に行ってみて感じたことは、全国どこに行っても、地方の映画館に行っても、自分以外にミリアニを見てる人がいるんですよね。
上映期間の後半になるとお客さんが3人くらいの時もありましたが、その一人一人がミリオンを好きだったり、ミリオンに興味を持ってくれた人だと思うと嬉しかったですね。

やっぱり豊洲で見るミリアニがNo.1


アニメ雑誌で特集も!


アニメ放送開始にあたって各種アニメ雑誌でも特集が組まれたり、表紙を飾ったりと、これまでの10年ではありえなかったことも現実となりました。

メガミマガジン、アニメディアでは表紙も飾り、ニュータイプでもインタビューなどが掲載されています。感無量ですね。本当にアニメになったんだなぁ…夢のようです。

そんな中、キャストインタビューなどの中で綿田監督のミリオン人間っぷりが徐々に明かされていくのでした。


ミリアニ舞台挨拶


劇場上映ということで、第1幕~3幕の間で舞台挨拶も行われました。

自分も何回か参加することができましたが、ミリアニに対するキャスト陣の並々ならぬ想いを聞くことができて良かったです。
ただ、舞台挨拶の回数が少なく、ほんの一部のキャストさんしか出演がなかったのでもっとやって欲しかったです。

第3幕の舞台挨拶には綿田監督も登壇。全編を見終わっているPたちから大きな声援を浴びていました。監督の話を聞けば聞くほど綿田監督なしではミリアニは作れなかったなと感じますね。


TV放送の放送時刻が決定!まさかのニチアサ!


TV放送まであと1か月に迫った9月8日に発表されたのは、TVでの放送時間が日曜日の朝10時というものでした。

まさかのニチアサ!と言いたいところですが、正直そこまでの驚きではなかったかもしれません。内容的にもむしろピッタリだなと感じていて、ぜひ子供たちが見るような朝に放送してほしいなと少し思っていたからです。

ミリオンのアイドル達はまっすぐないい子たちばかりで、仲間と一緒に協力してピンチも乗り越えていく姿は子供たちにも安心して見せることができます。


アニメ放送開始直前特番(2023年10月1日)


TVアニメ放送1週前の同じ時間帯には、「アイドルマスター ミリオンライブ!TVアニメ放送開始直前まるわかりスぺシャル!」の放送がありました。

なんといっても司会はゴー☆ジャス!

ゴーレボはじめ、セカンドショットさんの制作する番組には大変お世話になっていますので、ミリオンの声優さんたちが一つのアニメの出演声優としてゴー☆ジャスと絡んでいるだけでなんだか感慨深いです。

テレビ放送スタート!(2023年10月8日)


ぷにぷにぷにぷーにぷにるんず~♪

何もない休日は昼まで寝ているのですが、ちゃんと目覚ましをかけて放送30分前には起床です。しっかりと目を覚ましてテレビの前で待機。

そして迎えた午前10時。小さなキセキの日曜日。

何度も何度も映画館で見ている内容ではありましたが、テレビで見るのはまた違った感覚があります。

30分アニメって、こんなにもあっという間なんですね。
CMが入る。Aパートはここまでなんだ。エンディングはないのよね。クレジットはここに入るのか。予告がある!エンドカードもある!

ああ………
アニメだーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!(感涙)


ミリアニ総評


というわけで、以上でミリアニTV放送開始までのミリオンライブ史の振り返りを終わります。

アニメのストーリーや細かい内容についての感想はここでは書きません。

おそらく自分のミリアニに対する感想は、一般的なミリPが思っていることと大きく違ってはいないでしょう。
ありきたりな言葉になりますが、全体的な感想としては「よかった」です。心からの「よかった」。その一言です。
もちろん、もっとこうしてほしかったなぁという点もあります。それもおそらく多くのミリPが思っていることと同じでしょう。

とにかく、ミリアニはとても「ミリオンライブ!らしい」アニメだったと思います。
ミリオンライブ!が大切にしていることや、これまでの10年間の歩み、みんなの10年分の想い、キャストさんの10年分の技術など、色々な要素がしっかりと作品の中に詰めこまれていると感じます。

ミリアニを作り上げてくれたすべての人に感謝です。

Thank You!

新しい未来へ
みんな未来ちゃが好きになりましたよね。


本編の記事はここで終わりです。
↓はおまけ。

♰懺悔室♰


アニメ先行上映を見るまで、ミリオンライブのアニメに関連して数々のネガティブ発言を発信したことを大いに反省するとともに、大きな愛を持ってミリアニの制作に尽力してくださった方々を信じることができなかったことを大変申し訳なく思っています。
制作期間中、失礼な発言をしてきたことをここに謝罪いたします。

ミリPである私自身が最も信じて待っていなければいけなかったのに、それができませんでした。
本当に申し訳ございませんでした。

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