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頭がいい人は整理するのが上手

ノイズを無くす

大好きな四角大輔さんの本の中で1番心に響く言葉「ノイズをなくす」これはつまり余計なものばかりに囲まれていると本当に大切な本質を見失ってしまうよ、と言う忠告です。
頭がいい人、仕事ができる人と言うのはえてして集中力が高い。つまり頭の中に雑念がないのだと思います。
こんまりさんの片付け本がとても流行りましたが、片付けるとはイコールときめかないものは容赦なく捨てると言うことです。自分の心が本当に欲するものだけを持ち、それ以外は自分の手から手放しましょう。

東大生に人気だった『思考の整理学』

私が大学生だった時に学校の本屋で平積みされていたのがこの本。帯にでかでかと"東大、京大生に売れている"と書かれていたのが印象的で思わず手に取りました。
実際に読んでみると、メモの書き方やそのメモをどのように管理するかということが書いてあって、面白かったのですが当時の私にはなぜこの本が東大生に人気なのかよくわかりませんでした。
小さいカードに考えたことやアイデアを書き留めて、それを箱に入れておいて、しばらく寝かせて後日それを違うノートに整理して書いていくという方法を推奨されていたのですが、効率的にどうなんだろうか?と疑問に思っていました。

マリアノ・フォルチュニの完璧なノート

思考の整理学に出会ってから10年経ったある日、妹に誘われて三菱美術館で行われていたマリアノ・フォルチュニ展に訪れました。彼は服飾デザイナーでありパターンデザイナーであり、数々の美しいデザインを生み出しててきました。しかしデザイナーとしてだけではなく、音楽や建築など多彩な才能を持っています。
展覧会の終盤に差し掛かったところで、彼の部屋が再現されているブースがありました。その部屋の机の上にあったノートを覗いた時、そのあまりの美しさに驚きました。さすがデザイナーとも言えますが、本当によく整理されていました。人生の中でこれだけ色々なことを考え、生み出し、それらの一つ一つを丁寧にノートに記していたのです。そのノートは分厚く何冊もありました。
この時に思考の整理学のことを思い出し、こういうことか!とふに落ちたのです。

メモの魔力

SHOWROOM代表の前田裕二さんの本でも同様の事が言われています。私たちの頭の中には漠然とした考えやアイデアがいっぱいあって、頭のいい人はそれを整理していくのが上手なんですね。
私もノートを書くのが好きなのですが、全く整理できていません。過去に考えてきたこと、学んだことなどを書き留めていたのですが、あまり現在に活かされていないと思います。今日から少しずつ、思考の整理を実施していこうと思います。

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