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My YAZAWAと私

先月のJJF教室で私のYAZAWAは誰かという話になったとき、好きな人物として挙げた中から選んだのがルパン三世でした。

架空の人物ですがね。小学校の時から同居の祖父と一緒に毎日観てたんですよ、テレビで。ちょうど夕方に第2シリーズまでの再放送をやっていた時期で、ちょっとのお色気シーンが混じっていようが頓着しないじいちゃんだったので、横でごろ寝タバコプカーとしているところに並んで、時々キャッとなりながら。

他ほのぼの系のアニメも見ていたはずだけど、面白いなと記憶に残っているのはルパンが最初。

スタートがルパンだったので、その後も少女漫画系には何となく馴染まず、妹がクリーミィマミにはまってる傍でシティーハンター観てるような子供でしたね。

じゃあ少年青年漫画なら何でも好きかと言われればそうでもなく、ルパンやシティーハンターのどこが好きかと言われると、一匹狼、ドライな人間関係、無駄に一般人が殺されない、駆け引きの面白さ、主人公の正体不明さと垣間見える生々しい感情のギャップ、様式美、あたりかな。

子供時代に割と重めのライフイベントが続いたこともあり、ウェットすぎる話を漫画やドラマで見せられるのが結構最近まであまり得意ではなかった。身につまされるし、もう充分頂いてますお腹いっぱいってなる。

で、なぜYAZAWAが冴羽獠ではなくルパンか。教室ではほぼ勘で答えましたが、ファッションに望むものに世界観が近いのはルパンかなと。

1tハンマーもGet Wildも好きだけど、日常の延長とするにはちょっとヘビーすぎる。アスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるようなハードモードで毎日過ごしたいわけではないのでね。

ルパンはきな臭い内容をスマートに軽い後味に纏めてもたれさせない。ルパンと一味の距離感もいい。癖の強い群れないタイプの人間が同じ目的のために付かず離れずを保っている。

ルパン、次元、五右衛門の「制服」もいいし、不二子のくるくる変わるファッションもまた見ていて飽きない。

裏社会の話なんですが、あきやさんと話していたときも話題に上りましたが、ルパンにはルパンの仁義がある。泥棒ではありながら、ワルがワルをやっつける構図のエピソードが多くて、痛快でもあり、ついつい見入ってしまう。

そんなルパンなら、なんて言うかなと考えると、、決めるのは自分だと突き放すかな。出川さんと違って(失礼)決断する助けになりそうに思える。

そして音楽。もう何十年も前からアレンジを変えながらずっとこれ。ルパンといえばこの曲。第2シリーズからだから対象年齢層下げた後だと思われるが、お子様向けじゃないよと暗に示しているような、嫌味のないセクシーさが個人的には好きで何度聴いても飽きない。それと、OP映像がどのシリーズもお洒落。
このver.↓は旋律がエレキギターでこってり系。以前のブラスやビブラホンのも好きだがエレキもまた違った疾走感があって良い。

作曲者の大野雄二さんとイケオジ仲間たちの演奏も渋くて鳥肌が立つ。

、、と結局ルパンが好きという話に終始して考察ぽくならず、ですが。今後何かに迷うことがあったらルパンを召喚しようと思います。

おしまい

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