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誰のためでもない自分のため(あきやさん講演会感想)

鉄は熱いうちに、、と思いながら日にちが経っておりますが、記憶の整理を兼ねて感想を纏めます。書き終えてからこの書き出しに追記していますが、すごい自分語りになってしまいましたが。。どうぞお付き合いください。

第1回、第2回とアーカイブで視聴していたのですが、先日第3回にして初めてあきやさん講演会の会場参加が叶いました! 

会場は思い思いのファッションに身を包んだガールズの皆様で埋め尽くされていて、この皆違って皆いい雰囲気が良いわ、とわくわくしながらあきやさんの登場を待つこと暫し。

現れたあきやさん、いつも動画で拝見しているそのまま、ほんわかしたお声にとっても癒されるー。戦闘服と仰っていたモード系の制服もお似合い。
何より発しているポジティブなエネルギーがすごい。生でお会いできただけでも、参加した甲斐がありました。

まずアウトプット、なのか

そしていざ、講座開始。本日のお題は「ファッションのインプットとアウトプットで自信を作る方法」

ノート沢山とったのですが、何より「アウトプット・ファースト」の考え方に刺激を受けました。たしかに頭で考えているだけ、知識を詰め込んでるだけだと頭でっかちになりすぎて、行動に移すハードルが上がっていき、行動できない、もっとインプットすれば行動できるのでは、とまた詰め込む。。の無限ループに嵌ってしまいますね。ファッションに限らずそうかも。

あまり悩まずアウトプットできていることではなく、苦手意識のある分野こそ、トライしていくことで成長できるのかもしれません。

特にファッションに関してはこれが着たい!という強い気持ちが湧いてくるまで続けるのが大事、の由。アウトプットの読者は自分自身だけでOK、ついてくるいいね!はオマケ。言葉として外に出すと、思考が整理されてくるということかと理解しました。

他人の言葉のその先にあるもの

お話の中で、一例として、自問自答ファッション教室に来られた方々は、ご自身について「まず自分の言葉ではなく他人の言葉(誰がこう言っているから、周囲にこう思われるから、など)で語り始める人が多い」という印象を話されていて、自分も周囲も含め、苦手分野の話になるとそうなりがちなケースは多いのかも。

私は柄物や構築的な服が好きで、着るにあたって羞恥心は少ないのですが、それらが苦手な人から私はとても着れないわ等言われ理由を聞くと、「だって私がそういう服を着たら周りがびっくりするじゃない?」と返ってきたりするのですが、、

聞いていて、多分言葉に出したとおりのことが本音ではないんだよなとよく思います。話題にする程には気になっているけれど、たぶんその人のコンプレックスが刺激されてしまっている。

恐らく私自身も苦手分野の服・物事に対して多かれ少なかれそのような反応をする傾向があるはずで、ここ数年は「自分が」どう思うか、に言い換えをがんばってはいるものの、完全ではないので、どちらの立場も分かる気がします。

そして、「他人の言葉で語るのを止めたその先に本音が隠れている」、とも。オブラートも糖衣も取り去った、「正露丸」の部分ですね。

本音、という言葉を使うとき、他社目線に対する自分の心の反応をさも本音であるかのように語って自己完結してしまいがちですが、意識的に自分の本音と向き合う作業は、そこに蓋をするのが癖になってしまっている場合、表に引っ張り出そうとすると苦しくなってしまうのかもしれない。

なんというか、言葉にしてしまうと生じる責任を負いきれないという恐れだったり、なりたい・ありたい像とかけ離れている自分自身に対して辛い気持ちになったり、挙げればきりがないですが、多かれ少なかれ誰でも持っているであろう、ドロドロとした感情。

ドロドロを昇華し、生みの苦しみの過程を突破して自由に自己表現できるようになったら、シンプルに素敵だ。

閑話休題

手前味噌ですが、アウトプットが苦でない分野の例として趣味の楽器演奏の話をします。先生はコンサバなタイプの方で、弾きたい曲をもっていくと「その曲はまだ〇年早い」とよく反対されます。

私は大抵そのまま押し切って怒られながらレッスンを受け、その時点のレベルで形にできるところまでは(聞き苦しくない程度に)仕上げを頑張り、完璧ではなくても人前で弾きます。他の生徒さんからは反対に遭って迷える生徒の突破口を作る人と言われています。

先生の言いたいことはとても分かるのですが、、プロがプロたる演奏をするために〇年早いと思うのと同じように素人がアプローチしていると、、、人生が終わってしまいます(笑。

そもそもの世界線が違うし、〇年早いと温めているには人生は短すぎる。趣味でやっている者として、完璧でないことは承知のうえで、その曲を好きな気持ちを捧げる手段が、演奏なんです。

ただ憧れ続けて想いだけ膨らませるくらいなら、体当たりで曲と触れ合ってみて、まだここが不足してるね、意外と形にできたね・できなかったね、と体感して次へ進んでいきたい。

あきやさんのアウトプットが先、のお話を聞きながら、そんなことを思い出してました。ファッションに関しても、そのように考えればトライアンドエラーで熟成させていくでもいいよね、と自分にOKを出せそう。

インプットも

同時に、インプットの質を高めることもやっていきたいなぁと。
デザイナーの映画やドキュメンタリーとか。じっくり見たいのですが、時間作りが下手で。。意識して時間を取りたい。百貨店巡りをして実物を手に取り、試着してみることも細切れ時間にどんどんやってみよう。

他ガールズの方のnoteを見ても、気持ちだけが大きくなっていたけれど、試着してみたら自分に向いてないと分かり昇華できた、という話をよく見かけます。ネットの情報だけより実物の説得力、なんだな。またそれが経験値となって、次選ぶ服に繋がっていくんだわ。

終了後

他、質疑応答も充実していて、2時間あっという間。本にあきやさんのサイン(バッグの絵つき♡)もいただいてほんの少しですがお話もでき、楽しい時間でした。

年初の申し込み時間が気づいたら終わっていて逃してしまったのですが、教室のほうもぜひ参加したい・・・との思いが講演会参加してマシマシになりました。今度こそ忘れないようにリベンジします。

最後、お話の中で出てきた言葉で一番好きだと思ったものを紹介して終わります。「他人目線ではなく、自分が見たい景色を自分に見せてあげる」そのためのインプット・アウトプット。人の目を気にして生きてきた時間が長い者の心には、じいんと沁みました。

あと、相互フォローいただいている方々にご挨拶しようかなと思ったのですが、前後予定があってギリギリ着・すぐ出発 で叶わず。残念。次回以降にまたトライしたいと思います。白シャツにグレーのベスト、派手柄のスカートで最後列に座っていたのが私でございます。本当はお天気がよければ演歌バッグを持っていきたかったところ、当日は生憎の雨。。これもまたの機会に。

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