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埼玉西武花巻乙和 痛ユニ作成秘話

ご覧いただき、ありがとうございます。今回は、先日作成した花巻乙和の痛ユニ作成についての”こだわりポイント”や作成秘話について紹介しようと思います。

ツイートにおいても「後日、noteにて記述して投稿しようかと思います」と記載したので、予告通りの投稿になりますが、ツイートだけでは収まらないほどの内容となっております。ライブでのお披露目や後日談も含めてぜひご覧ください。


作成動機

まず、痛ユニを作成した理由はただ単純に2つあります。1つ目は「推しキャラが花巻乙和だから」です。2つ目は「同じく痛ユニを作成して遊んで着こなしているオタクのフォロワーから作成を勧められたから」です。

特に、1つ目の理由は「なんで花巻乙和を信仰推しキャラにしているんだよ?」と深堀りされそうですが、理由を具体的に話すと長くなりそうなので、ここでは端的に話したいと思います。(後日、それについての記事も執筆予定)

彼女を推し始めた理由は、※ある日オススメに流れてきたPhoton Maiden「4manycolors」という曲のPVを見た際に花巻乙和のソロパート歌唱シーンに心を射抜かれて「この娘をお気に入りキャラにしよう…」と決心したことが、彼女を推しキャラにした理由です。(この要素が後々、痛ユニに盛り込まれている要素の布石となります…)

※たしか時期的には電音部vs.D4DJの対バンライブ後でフォトン2ndライブ発表前の間である。

こんな感じで推し始めて、その数日後にはちょうどいいタイミングでフォトン2ndライブの詳細が発表され、布を作成する機運には至っていなかったものの「ライブに行くか」と思いました。8月下旬にはフォロワーから連番のお誘いを受け、行くことが確定。10月上旬に別の花巻乙和オタクが先行して痛ユニを作成&ハピリリ痛ユニ集合写真撮影の際に「次はお前の番だ」と言われた後に「今(10月上旬時点)ならシーズンオフで注文がスッカスカだから12/30まで余裕で間に合います」とも言われ、このときになって痛ユニ作成を本格的に決意しました。

作成経緯

大まかな流れとしては以下のような感じです。

10月上旬:痛ユニ作成決意→11月上旬:メルカリにおいて素体(ユニフォーム)購入→11月中旬:痛ユニデザイン案作成開始→11月下旬:注文&見積り依頼、素体送付→12月上旬:刺繍開始→12/20:痛ユニ到着→12/21:痛ユニ完成報告→12/30:お披露目&着用

(花巻)乙和とわ永遠→∞

8月あたりにこんな感じの意味深ツイートを行っておりましたが、実はこれ「作るつもりなどないけど、花巻乙和で痛ユニ作るなら、背番号を”∞”にするかな」という意味でした。つまり、このときから構想はありました。あと、歌詞も構想として存在しており、前述した「4menycolors」の花巻乙和歌唱パートの「お団子 クレープ オムライス 全部食べるよ! みんなの 笑顔の ご褒美だもん!」という部分を採用することを決定しておりました。

8月下旬にフォロワーから「フォトン2nd、連番しようぜ」と言われて布を作る機運が20/100になりましたが、このときは「何か後押しするような出来事があれば作ろっかな」と思う程度でした。

しかし、その言葉通り「後押しする出来事」が起こります。それは10/08のことでした。その日は前日に行われた京都府宇治市を舞台にした某吹奏楽アニメの定期演奏会(※会場はPhoton Maidenが12月に出演した京プレの会場だった)の翌日に観光を行い、1泊2日かけて行った京都旅行の片づけ(入浴&京アニショップで買ったグッズの整理等)を就寝前に終えてTwitterを開いたところ、”ある一報”が飛び込んできました。

それは、僕と同じ花巻乙和オタクのフォロワーの痛ユニ作成報告のツイートでした。これに対して「彼女のパーソナルカラーである水色のユニの色を採用したのは見事だし、背番号は誕生日なのか」と評価したと同時に「先を越されたか…。けど、(前述した)構想案とは被りがほぼなくて安心したし、これとは差別化したデザインの布を作るぞ」ということも思いました。(この際の”布作成ゲージ"は50/100)

知能に特徴のある方々

その翌日、ハピリリ現場において知能に特徴のある方々による痛ユニ集合写真現場に立ち会い「次はお前の番だ。12/30までの間、楽しみにしてるぞ」という言葉を掛けられました。その翌日フォロワーからDMにて「今(10月上旬時点)ならシーズンオフで注文がスッカスカだから12/30まで余裕で間に合います」ということを言われ、この瞬間に”布作成ゲージ”が50/100→100/100にカンストし、本格的に布作成を決断しました。

そして、数日後にメルカリにて素体となるユニフォームを購入するかと思いきや、私生活が忙しかった(言い訳)&本人のド忘れによって結局11月上旬にずれ込んでしまいました。(バカ)

素体は、↓これ

なぜこれにしたかというと、花巻乙和のパーソナルカラーは個人的に緑だと思ったからです。

公式上では水色という設定になっており、2023期間限定ユニの青空ユニにしようかとも迷いましたが、既に先駆者がいて被りはマズいと思ったので断念。
そこで、代案としてエメラルドユニを採用しました。

ユニが届くまで、デザイン案をPCで作成してました。使用したソフトは、みんな会社や学校で使用したことはあるはずであろう、Microsoft Office PowerPoint&Wordです。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/word

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/powerpoint

構想は前述した通り、脳内で決まっていたので熟考する必要はなく、あとはアウトプットするのみ。


サイン
シルエット(おへそにベルト巻いているのがエッチだね…)

適当に拾い画などを配置して大凡の形は決定。それと同時なタイミングで素体が到着し、一旦開封して商品状態を確認(破れや欠損がないか等)してから元の袋に戻しました。(また袋を用意するのがダルいので)

次に、11/21に真野ししゅうへ↑のPDFファイル・画像を送付して見積り依頼を行いました。この際、翌日11/22に見積り&納期まで間に合うかの有無についてのメールが届き、それに了承する旨の返信を行いました。

その5日後の11/27「素体を弊社へ送付してください」の旨のメールが届き、レターパックで送付しました。

※推奨はレターパックであるが、別に納期にこだわってなければ、レタパより安い普通郵便でも大丈夫です。

3日後の11/30、素体が到着した旨のメールが届き「7営業日以内にデザインのご案内をさせていただきます」ということが記載されていました。

そして、5日後の12/5にデザイン案が送られてきました。

これを見た瞬間、「自分が具現化したいと思ってた理想形はこれだ!」と感じて、真野ししゅう様の凄さに脱帽しました。しかしながら、「加工をお願いします!」とGOサインを出したのかというと、そうではなかった。

別に送付されたデザイン案に対して不満を持った訳ではないが、「もう少し良いのができるのではないか?」という可能性が秘められており、修正を依頼した。修正箇所は「シルエットの位置(ユニの端と合わせるようにしてほいい旨)」「歌詞の位置(左側の2行→3行)」というマイナーなものであった。

そこで、修正にあたり、Adobe illustrator(略称:イラレ)の出番です。

(これ本来ならば、絵描き屋とかがよく使用してるプロ向けのソフトで、もちろん有料だが、大学1年時にPCを購入した際の購入先が実施してた『コロナ禍応援キャンペーン!』的なやつで当たって4年分無料で使えることになった)

当初はパワポで送付されたPDFファイルを読み込んでパワポでデザイン改造を行おうとしましたが、中々上手く行かず、路頭に迷っていました。そこで、あちらがデザイン作成において使用しているはずであろうイラレをこちらも使用して、改造する分には相応だと思いました。

そして、請求金額見積書のメールが届き、「消費税ってこんなに取られるんだっけ?」と思ったのと同時に「サインと歌詞入れるもんだったら安い安い」と思いました。まぁけど当時は、世界に一つだけの創作物に大金を突っ込むのは使命感と緊張感を感じましたね。

「見積書PDFも送られてきたし、これで決定か?」と思いきや、「歌詞の部分の曲が”4manycolors”というメンバーの色を体現した曲であるので、歌詞の部分にも色を使おうじゃないか」ということで、歌詞に色を入れることを決心。色の値までお願いしたので、気合いの入りっぷりが伝わってきますね(本当にごめんなさい)

図々しいんだよ、お前

そして12/11、「修正案のお願いは先日送信した内容で最後となりますので、加工の開始をお願いします。」という旨のメールを送り、本当にいよいよ刺繍が開始されて、ある程度踏ん切りがつきました。何度も修正案を依頼して誠に申し訳ございませんでした。しかしながら、「せっかくの大金を突っ込んでいるんだから、自分の納得のいくデザインにしたい。到着後にアプデ版を送って修正はできるが、それではその他費用がかかってしまうので、1回で蹴りをつけたい」というとにかく妥協は許さない的な心意義があったのも事実でした。

9日後の12/20、ついに「真野ししゅう」と書かれた段ボール箱が自宅に到着し、楽しみ50%&不安(「もし実物が違かったらどうしよう?」的な)50%という割合の感情を抱きながら開封。

畳まれていた布を慎重に取り出したのちにベッドに広げて眼前に広がっている光景を目の当たりにして「俺の求めていたものはこれだ!」という形で不安な感情を抱いてたのが申し訳ないくらい満足な気分になりました。

出来具合に安堵した後に、撮影用のためにハンガーに引っ掛けて撮影&「他の布と並んでも違和感ないくらいの良いデザインだな…(自画自賛)」という感じで布をしばらく凝視しておりました。(キモい)

そして、その撮影した画像を添えて翌日の昼12時頃(特に社会人だとTLに浮上しやすいであろう昼休み帯を狙って)にTwitter上で完成報告ツイートをアップ。事前に下書きを行った上で、こだわりポイント等を含めた元ツイート含めて11行分ものツリーを投下しました。

次期布化対象最有力候補?

↑の表情をしながら「さぁ、俺がTwitter開く頃にはたくさんのRT&いいねで溢れかえっているだろうな…」という形でニヤニヤしながらアプリ即閉じして私生活へと戻りました。しかし、一晩寝て起きたら「これ反応数が一桁だったら萎えるな…」という形で別に承認欲求モンスターという訳ではないのですが、またまた不安な気持ちに苛まれました。そして、色々と家事だっり課題をこなしまくってタスクが多すぎた関係で翌日の夕方に確認することになり、結果はありがたいことに納得の行く反応数であったので、「痛ユニを作って良かったな…」と感じたと同時に「大金をつぎ込んだ価値があったな」と思いました。

とにかく、自分的には「布を作って良かった…」と思ったり「俺が○○○○(任意の特定キャラ名)のオタクだ!」という形でアイデンティティを表明することができるので、布を撮影してSNSにアップして自慢する工程は絶対に欠かせないので、この記事をご覧のまだ布作成を行ったことのないみなさんも行いましょう。

SNS投稿作業を終えてひと段落かと思いきや、次に行ったことは、真野ししゅう公式ホームページの「お客様の声」への記入作業です。これはもちろん任意なのですが、自分はネタ提供&誰かの痛ユニ作成の一助になれればという思いで行いました。

画像貼付と共に「真野ししゅうを選んだ決め手は?」「こだわりポイント」「真野ししゅうへメッセージをお願いします」の3か所への記入を行います。記入から掲載されるペースについては、自分が記入を行ったのは12/22あたりで、実際にインスタ&公式HPに掲載されたのは越年して1/11あたりだったので約3週間を要しました。恐らく通常であれば、それより短いのかもしれませんね。

作成決意から布到着まで実に約3ヶ月もの期間を要しました。

こだわりポイント

こだわりポイントは、以下のサイトやツイートで記載されていることと同じような内容になっているので、詳細は割愛させていただきます。ぜひそちらから、ご覧ください。

お披露目

来るZepp Hnaedaでの師走の12/30。自分は諸事情(午前中に友人宅で遊んでいた&ピキピキ、ハピリリで昼夜通しはこりごりだよ~と思ったから)で夜公演のみの参戦となり、昼公演終演と同時に現着。それまではネタバレ防止のためにTLを見ないという厳戒態勢を取っておりました。

フォロワーらと対峙し、お待ちかねの布をお披露目した際に

「良くぞ作った!」「刺繍ユニに俺も歌詞入れとけば良かった;;」「キモイんだよ(誉め言葉)(ツンデレ)」「もっと花巻乙和推しであることを誇りであると思うと同時に、もっと花巻乙和好きを前面に押し出していくんだぞ!」

オタクにとって「キモイ」は誉め言葉
(”ロッテファンにとって「うるさい」は誉め言葉”理論)

等言われて高い評価を受けたので、大変嬉しかったですね。(この際に「布作って良かった~」と思ったのが2回目)

実は数日前にフォロワーら(複数形)がフォトン関係なしに他ユニットの布を持って撮影会をするという機運になりました。(なんでだよ?って思ったけど、D4FESまで半年もの間はD4現場がないこと&「各々2023年はD4DJイヤーであったので、締めくくりである師走にそれを象徴するやつを撮ろう」的な流れに至ったためと推察)

本来ならば、花巻乙和#∞、花巻乙和#130、MAHO.A#、桜田美夢#4、白鳥胡桃#963の福祉的配慮が必要な方々&知能に特徴のある方々5ショットを撮影しようとしておりました。しかし、自分が夜公演のみの参戦となったことが理由&白鳥胡桃ユニのオタクが昼公演のみで終演後に用事があるから帰宅するという理由で、彼を抜きにした5ショット(佐藤日向ユニも加りました)が撮影されました。

入場から開演前まで急ピッチで卒業写真の右上にある合成風のコラ画像が作成されて救済された(?)

5/25、26でのD4FESでの集合写真撮影が期待される。

公演中はMCパートや「4manycolors」で布を高らかに掲げたするといった奇行に走ったので、ある程度予算は回収できた(?)のかなと思いました。

公演中の奇行は↓のブログに詳しく記載されているので、ぜひご覧ください。

まとめ

今回は花巻乙和の痛ユニを作成しましたが、まさかそこまでに至るとは思いもしませんでした。そもそも、彼女のコンテンツ自体で#所属の表明をするほどに至るのは今年の3月or4月だった(グルミクをインストール&曲は聞いてた程度でそこまでの熱量ではい)ので、こうして見ると異常なペースでコンテンツ信仰&布化を行ったのだなと、自分でも驚愕しております。

そういった意味では、我ながら人生初の痛ユニ作成としては、上々の結果を残せて満足できたのかなと思いました。(あとは、デザイン案依頼段階でゴネる回数を減らすのみ…)

痛ユニを作成するにあたって「"素体(布)"という1つの"キャンバス"に、対象キャラに対する自分の感情をどう具現化するか」という心意義が鍵になってくるのかなと思いました。やはり、数万円賭けてキャラに対する”好き”という感情を具現化するものですから、慎重に検討を重ねて自分の納得のいく作品にしていきたいところですね。

また、これは注意書き的な感じにはなってしまいますが、自分は痛ユニを作成してSNSにアップして多くの反応を得た際や現地で高評価を得た際に気分が舞い上がってしまったので「堂々と花巻のオタクを名乗ることができるぞ」と正直思ってしまいました。こんな感じで心の内に留めておくくらいが最適な塩梅なのかもしれませんが、過剰に「俺は○○(任意のキャラ名)のTO(トップオタク)だ!俺の右に出る者はいない!」というマインドで振る舞うのは同担や同コンテンツのオタクと軋轢が生じる原因になってしまうので、節度ある#所属の表明を行うことが重要であるのかなと思います。

あと、現地で着用する際も会場内外で問題行動(ex:路上喫煙、公演中の肩車)を起こせば身元がバレて例えば「○○の痛ユニを着てた奴、会場敷地外の川に痛バ投げ捨てたらしいぜw」や「うーわ、○○の痛ユニ着てた奴、まーたライブ来てんのか…」という形で邪険がられてしまうので、細心の注意を払うべきだととも思います。

(個人的には、身の安全を保障するためにも、治外法権が適用される会場敷地内に入った際に痛ユニを着用して、敷地外へ出た際に痛ユニを脱衣することを心掛けているので、オススメです。)

これからの目標ではないですけど、「布をライブに着て行けば行くほど元が取れる」という訓戒があるらしい(?)ので、コンテンツに終止符が打たれるその日まで…当該キャラが出演する公演は惜しみなく行きたいなと思っております。あとは、次に布で具現化する他のキャラは誰になるのかが見物ですね…(「作成経緯」項目のどれかの画像にヒントが隠されている)

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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