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骨折物語 その19 〜 骨折後のリハビリ段階から肝機能障害~

2022年2月22日 つぼみのラナンキュラスを飾る 

 

#肝機能障害 (精査目的/消化がん・胆石胆嚢炎・ウイルス感染・薬物性)
#骨折から再入院
#紅茶色の排尿ってどこが悪いの
#急性肝炎の時って 、恐ろしいほどに身体が動かない

 

【整形外科再診、入浴許可】

骨折物語で私が自らの骨折に至った転倒という失敗、これがどのような状況で発生し、入院と手術を行い、自宅療養をし続けていたことを記録にとどめていました。

2021年1月19日 深夜に星を見ようと公害の無い田舎道。ここを訪れ骨折

2022年2月22日の再診で、念願だった手術創の皮膚再生も叶い、入浴許可をもらったところでした。

 筋力の衰えも感じていましたので、受診後から、日課の散歩を開始しようと決意し、松葉杖をつきながら1キロほど歩きました。この時、まだ、体力が回復していないいことと、歩行時のだるさや安定感が失われていると感じ、松葉杖をもって歩こうと思ったのでした。

 

夕方、一番風呂にゆっくり浸り、体を温め、

『いい湯だなぁ〜♪ 』

2か月ぶりの入浴。でも実際は恐ろしい疲れを感じた

と、一人嬉しく口ずさんでいました。

嬉しい反面、久しぶりの浴槽で水中に身体を沈めていると、結構疲れることもわかりました。

元気な時は、入浴によるエナジーの消耗など気もとめ買ったのですけれど、患側の足の筋肉も落ち、筋力も低下し、うまく移動できないのが疲れの原因かと考えつつ入浴をしました。

無理して浴槽に2回浸かることなく、疲れを最小にとどめようと、入浴を終えました。

 

【手術創の消毒は続く】

浴槽に浸かる入浴許可は、医師から得たものの、お風呂上がりに手術創をシャワーで洗浄することはまだ継続中です。

本の3ミリほどの創の消毒と、創を保護する傷パッドを貼り付けます。

入浴中に、古いものは充分シャワーで剥がれやすくして、再生したばかりの皮膚への刺激を最小限にとどめるように、十分に泡だったソープを、皮膚とテープの間に塗り込みながら滑らせ、剥がしていきます。この処理は、丁寧に時間をかけて行っています。

再生したての表皮は薄く、毛細血管が透き通って見えるゆえに、入浴し温まると皮膚色はピンクから赤く観察できます。

手術後、2か月を迎える今日まで、皮膚再生が叶わなかった私にとっては、入浴時も、靴を履くときも、摩擦を最小限にするように気を付けています。二度と皮膚を傷つけたくない思いが強く、慎重になる場面です。

カイ君は、足元に近づいて体を摺り寄せてくれます

 

【2月23日天皇誕生日の朝の驚き】

目が覚めると、大抵の人はトイレに行く習慣があるのではないでしょうか。

私も毎日、この習慣を繰り返しています。

寝ぼけ眼で、トイレに入り排尿開始。

 

『ん。私の尿が、紅茶色を呈している?』

『見間違えじゃないよね』

 

自問自答していた私です。

 

その、数秒後に思ったことは、

『私の肝臓が、どうにかなってしまったみたい』

です。

 

看護の仕事をしていた私の分析は、

①肝前性黄疸

②肝性黄疸

③肝後性黄疸

この3分類を思い起こし、人体の解剖を思い出しながら、私の身体の中で血液が溶血してしまったのか、肝臓の機能が落ちたのか、はたまた肝臓から胆汁が腸に流れなくなっているのかの3択どれかだと思いました。

 

しかし、原因が思いつかないことと、胆汁のながれが遮断されているとすれば、石でもつまり痛みを感じてもいいものだが…。激しい痛みはない。

 

もしや、消化器系等に悪性のものができて、肝機能が一気に低下してしまったのかと考えつつ、『今日は天皇誕生日だから、おとなしく臥床して肝臓に負荷を与えないようにしよう。』心に決め、しずかにすごしていたのでした。

 

しばらくは、また入院の日が続くだろうと考え、入院後になされるであろう、検査など思いを巡らせていました。

落ち着こうと思っても、心ここにあらず。

消化器系に悪性の腫瘍でもできていたらと考えて、翌朝を迎えたのでした。

開花を楽しみにつぼみを購入してのだが…。

 

翌日、近位受診し、その後につづく~

 

2022.3.9(水)記載

                                                                                                            MILK

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