骨折物語 その12 ~回復の兆しを考える~


 #骨折は手術後の腫れとの戦い #しびれとの闘い #リハビリと安静の加減が大切 #努力した自分を肯定しよう #前日と比べず 、回復した細かいことを挙げてみよう

【焦りと自己評価】

2021年12月19日午前0時。左足関節を3カ所骨折し、そろそろ1か月経過する。

左足に、体重の50%の負荷が許可されたのが2022年1月4日の再診日だった。

喜びのあまり、一日中ベッドに横にもならず、左足に体重をかけて立てる喜びを感じ、ひたすら歩く練習や関節を動かしていた。

 

〈眠りたいのに痛みで眠れぬ夜〉

調子に乗りすぎて限度を超えたのか、足がむくんで眠れなかった。

「なぜ、夜、眠りたいのに痛みが出るの?」

「感覚の鈍い足なのに、夜になるといつも痛くなる。」

何に対して悔しいとか対象もないのに、

「なんで、なんで、こんなに私に痛みを与えるのだ」

 

何度もわけもわからぬ悔しさで、涙があふれた。

 

〈リハビリと痛み〉

毎日、リハビリで足関節に体重をかけると、足首に電流が走ったような「ビリビリ」感が脳に伝わり、少々萎える。

外くるぶしは、皮膚が薄く脂肪組織が少ないので、縫合した部位が突っ張る。せっかく皮膚が再生しても、動くと「ピリピリ」と皮膚に亀裂が入るときの痛みを感じる。

シャワー浴で外くるぶしを見ると、創部に血液がにじみ、出血したことがわかる。

 

歩けば足が腫れる。

 

リハビリと言う名の運動と、安静と言うもののバランスを取るのが難しいと感じている。

 

〈プラス評価をしよう〉

マイナス思考で、苦しいことばかり考えないで、上達したことを考えてみよう。

 

①目に見えて変わったことといえば左足の後が腫れがここ3日、減少し足背の血管が見えるようになってきた。

②骨折をしたとき、手術操作による内出血が、吸収されて足底や踵、太ももの肌の色が改善していること。

③内くるぶしは、痛みより傷の痒みに変った。

④一番は、松葉杖の使い方が上達し、階段の上り下りに松葉杖を使ってできるようになった。受傷後の自宅待機中、手術後の退院直後は、お尻で階段掃除をしながら、上り下りをしていたのが、結構スムーズに一日何回も、登ったり降りたりしている。

⑤ものを運ぶために、松葉杖操作がしやすいようにショルダーバッグを使って、物品を移動したり、並べ替えたりしている。

 

こんなことを考えてみるとずいぶんと、道具を使って日々の暮らしが、スムーズになっているなぁと感じる。

 

【一番の希望】

単純に、バスタブに使って、入浴したい。

それも、近いうちに可能になるだろうな。

 

来週の再診までに、足関節の屈曲運動を重ねて、右足を左のつま先より前について歩行できるのを目標にしよう。

 

今日も努力した事実があることを自己評価として

にカウントしよう。

2022年1月11日(火)
                                                                                                       MILK

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