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2021年の1年を振り返って
#2021年の振り返り #2021年のオリンピックメディカルスタッフ #仕事からの解放と自由 #自然の中に身を置ける幸せ #波照間島の自然は最高 #北海道の富良野の夏も最高 #母の笑顔をたくさん見たいから計画する
新年を迎えた本日、2022年1月9日。
昨年を振り返ってみたいと思う。
2013年9月8日。2020年夏季五輪開催都市決定の瞬間を、メディアで知った。
私の脳裏には、
『せっかくだから、オリンピックのメディカルスタッフとして社会貢献したい。』
と、思った。
私の中に、「初志貫徹」の文字がある。
思いは必ず通じる。思いがかなうように、行動する。
2019年オリンピックテストイベントから手伝い、競技によっては看護師の確保が難しく要員集めも依頼されもした。これまで出会ってきた病院長や看護部長さんが、医療従事者に社会貢献の責務があると理解してくださり、協力してくださった。
緊急時の搬送練習や研修に協力者と主に参加して準備をしていた。
2020年3月24日。東京オリンピックの1年延期決定が発表された。
翌、そして2021年、今年開催となった。
e-learningなど、集合研修から、個々人の自己学修に切り替わった。
やりたいことに向かって時間を充分使うと決心したとき、納得のいかない仕事内容の職場に見切りをつけた。
だからこそ、2021年開催オリンピック開催期間は、ほぼ全日会場に足を運んだ。
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オリンピック開催における多職種の医療スタッフとのやりとりは、皆が自分の意思で集まってきた一人一人であると言う事と、オリンピック成功を願うことにぶれはなく、ポジティブな意見と合意の日々で、素晴らしいチームワークが形成された中で、過ごせた。自分なりに、できることを積極的に行い有意義な時間をだれもが、過ごしていたと思う。
私にとって今年は、自分の好きなことに全力投球をして、日々楽しく過ごすと言うことが目標だ。
仕事をしていると、本当はやりたいこと行きたいところ、会いたい人がいても時間が使えない。「無理だな」と言って諦めることが多々あった。
ところが、今年は自分がやりたいと、思いついたこと、思い立ったらいつでも行動ができる。この充実した日々は私にとって本当に宝物だと思っている。
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これまで自分が行きたいと思っていても行けなかった日本の最南端有人島。波照間島の美しさの体験も思い出に残っている。
美しいと自分が感じる場所。
その自然の中に身を置いて過ごしていられることが、いかに豊かな心を抱けるかを思い知った1年でもある。
北の大地。北海道もまたその一つ。
北海道富良野の今年の夏は、40度を超す猛暑だった。
それも思い出。
これまで一面に広がる広大なラベンダー畑を見てみたいと思っていても、開花時期に合わせて休暇を取ることができなかった。
意を決して、行動してみたら、その美しさに心を奪われ、7月だけでも3回足を運んだ。
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このように自分が美しいものを見た感動。
自分の母にも見せたいなぁと言う気持ちがわき上がった。
その素直な自分の感情から、
母に「一緒に行こう」
と言う声をかけた。
母の年齢に見合った、移動方法、ルート、場所、宿泊施設などを考えて旅行を計画した。
80後半となった母。
1人では行けないと言う気持ちと、本当はいろいろなものを見てみたい。感動してみたい。と言う気持ちがあることを、ラインの文字の中に見た。
『本当は行きたいのよ。』
(迷惑かけると思うし、足腰が弱って歩けないかもしれないから、行きたいという気持ちを抑えて蓋をする。)
母の願いを叶えるには、誰かが時間を確保し、段取りを整え、実践計画を遂行するのみ。
私だよね。
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親と子の大切な時間と言うのを、コロナ禍以前も計画していたつもりだった。月に1度はミュージカルや演劇、歌舞伎、一泊旅行を計画していた。
一変したのはこのコロナと言うものの影響が大きかった。
母の中での「非日常の喜び」と言うものが少なくなってしまったこと、目標が設定されていないこと。人はだんだんと萎えてくるのを目の当たりにした。
私は、今年と言うものを母とすごく大切な時間だと思って過ごしてきた。ただしこれは今年に限ったことではなく、親が元気でいてくれる限り、私は私なりにできることを考えて母と一緒に楽しむ計画をこれからも続けていこうと思っている。
人が感動し笑顔になり、また非日常の予定で出会う、旅先での人との出会い。新しい人に出会うことで、コミュニケーションが生まれる。
お芝居を見での刺激と旅先での人との出会いは、母にとっては違う刺激のように思える。母にとっては人間関係の広がりが得られた1年ではないかと思っている。
そう考えると2022年、仕事にかけるエナジーと人を喜ばせる時間への投入も、私は大切にしていこうと思っている。
2022年の幕開けです。
2022年1月9日(日)
MILK
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