わたしは誰だったら勝てるの?しがないアイドルの備忘録

斉藤飛鳥
わたしができなかった鳥のようにたくさんやりたいことをやって
自分の武器を手に入れて
どんな自分もあいしてあげて
大好きだったけどしんじゃったあたしのお母さん。
死ぬ気で私を産んでくれた。
強かった。
でも病気には勝てなかった。
飛鳥はままの自慢のあいどるよってしんでいった
あきほちゃんをよろしくね
それからあきほが南条しか呼べないように私はあきほと呼べない
いろんなことがあるから
何も病気じゃないのに必ず発作がおきる
ライブ中でも変わらずだ
アイドルになりたい
ママにキラキラした姿をみせるんだ
ままの先生がいったことばを信じて私はアイドルを目指した
音楽は絶対に病気を治す力がある
確かに私が病室で歌うたびママの検査の数値はよくなった
とにかく何でもいいから生きて
そうパパに泣いて叫んだ
でもパパは私の味方じゃない
だって愛する人がたくさんの薬をいれられていたい痛いと苦しむ姿なんてみたいはずない
蘭の旦那さんも亡くなってからいった
生きてるあいだは言わなかった
でもほんまに早く楽にしてあげたかった
薬で生きるなんて絶対に蘭は望まない
旦那さんはずっときじょうだった
姉は適応障害をやった
北が診断した
適応だが症状は完全にうつだった
何もできない
毎日毎日涙が枯れた
妹に何もできない

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