疑似餌釣り雑感(違和感)その2 (ショアジギング)

ショアジギングと言われても何のことやらさっぱり分かりませんね。
どうやら英語では shore jigging となるようですが、コンサイスでは命中しません。

更に深堀するには jigging って何だろうとなるのですが、どうやら jig が語源になるようです。

jig というのは工作機械に加工用材料を固定するための金属製の器具のことで、日本語では「治具」という言葉があてられるようです。



また、jig には「上下[左右]に動かす」という動詞的意味があるようです。

このあたりから転じて、金属製の疑似餌を jig と呼ぶようになったようです。


で、この jig を使っての釣りが jigging になったようです。

一方 shore は「海岸」ですね。
舟(船)からも jig を使って釣ることもできますので、船と区別するために海岸を結び付けて shore jigging となったようです。

ということは『海岸からの金属製疑似餌を使っての釣り』ということになります。

どんな海岸か(砂浜、護岸、防波堤、磯)にはこだわっていないようです。

これで shore jigging 『海岸からの金属製疑似餌を使っての釣り』となるようなのですが、日本語的にはもう少し短く、こなれた表現を考えたいですね。

この shore jigging を初めて目にして、その意味が分かる方はかなりの英語力があると言えるのかもしれませんが、カタカナで「ショアジギング」ではさっぱり見当がつきませんね。
せめて中黒を加えて「ショア・ジギング」ならもう少し掘り下げやすかったかもしれません。

shore jigging を紹介された方々の日本語力英語力が少し控えめだったのか、やれやれ。

この記事をお読みになられた方、お知恵を拝借させてください。

画像はネット上にあったものを拝借しています。



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