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ロッキン2022

ロッキンに行ってきた。
それぞれの価値観に違いがあるので是非をとやかくは言わないが、少なくとも日本という国はコロナに対してかなり慎重かつ同調圧力の強いところ。
ということでロッキンに限らず各種フェスも昨年から厳しい世論に晒されてきたし、昨年は実際中止に追い込まれたりしている。

そんな中で昨年に引き続いてのフジロックに今年はロッキンの復活と、主催者達、演者達のビジネスであるという側面以上にその気持ちが垣間見える夏だった気がする。

今年フジロックには赴いていないのでロッキンだけに焦点を当てると、兎にも角にも観客のマナーがよかった。
先述の同調圧力がプラスに働いているのか、人と人との間隔が一定とられることでより違反者は目立つこともあってか、暴れたり叫んだりする人が全くと言って良いほど見当たらなかった。
日頃スポーツを観る身としては驚くほかなく、主催者や演者にある種オーディエンスも応えた良い空間時間だった。

取り止めもなく書いたけれど、主催者、演者、聴衆、三位一体でないとこうした興業は成り立たないと思うし、そこにはある種背水の陣のような、"これ以上引き下がれば二度と取り戻せない損壊を被るかもしれない"という危機感及びそれに基づく万象への覚悟があった気がする。
例年の音楽を聴けたこと、場を楽しめた満足感に加えて、自分はなんて温い環境で(いやいや)労働し生活しているんだろうという思い、"この身を焦がしてでも光放って"我々を照らしてくれるアーティストや支える方々への感謝でキャパオーバーな、最高のフェスだった。

ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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