「2007年5月24日さいたま◯◯病院に入院」

画像1 僕は、29歳の春を迎えたある日…母から入院してきた方が良いよって言われた。「意欲低下」「食欲不振」「不眠症」が、続き…「希死念慮」まで、今回は症状として現れた。入院先には…お昼後の12時30分以降に来て下さいと言われた。僕は…初日、母と2人して病院に行き「入院」手続きを行なった。正直、今回は自分的には…「入院」したくなかった。その理由は、「男女混合型施設」だったからだ。「入院」したら、きっと…こんな「トラブル」が、起きるだろうと「予想」がついた。
画像2 病棟には、「女性入院患者さん」が多く、あまり目のつかないように、病室から出ないように過ごしていた。誰も居ないホール。誰も居ないってことは、ゆっくり本読めるかなって思って、「東野圭吾」さんの小説を読んでいた。
画像3 【忍び寄る影】女性が、ホールを通る度に、僕は…下を向いて一点方向を見つめていた。一点方向は、ただただ床なんだけど…。その時、一人の女性に話しかけられた。そして、【凍りついた。】ねぇ、「先生怒らしちゃ駄目だよ。」「いつから入院してたの?」「今まで見たことあるかな?」女性は、僕に質問してくるが、僕は…基本的には、【秘密主義】だから、自分の情報は一切話さなかった。すると、「アッ、ごめんね、もしかして…女性恐怖症」なのかな?それとも、「私が、好みじゃなかったかな?」なんで何にも話してくれないの?
画像4 もしかして、「私のことが怖いのかな?」「ねぇねぇねぇってば…」何か、言ってよって、言われた。「私は、恵…44歳…普段は、会社勤務」してるよ。内心、こちらの女性は、「何が狙いなのか?」僕はずっと黙り込み「警戒」していた。すると、何にも話してくれないの?なんで?不思議?まだまだ、若いでしょ?そして、また…「話す気になったら話します」と、一言お伝えしてその場を去った。
画像5 一人になり、分析開始…。さっきの女性は、きっと…何か抱えていると思った。そして、あの短時間であれだけの事を話すと言うことは、僕と同じ「双極性障害」なのかもしれない。でも、もう一つ考えられるのは、地元もしくは…この病院について詳しそうって思ったから、入院が長いのかな?それとも、何か…めんどくさい人間関係が潜んでいるかもしれない。

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