【初夏🍉】岡山の大学生がお届け、読書のススメ。

最近メッセージを送る時に、時候の挨拶を適度にするのって自分の心中を豊かにしてくれるなぁと思い始めました、こはまです。

いや、あの、いつもならこれだけ言って説明はしないんですけど、少しだけ蛇足をしますね。時候の挨拶をすると何がいいって、『今どんな季節なんだっけ？』と四季を意識出来るようになります。一人暮らしの大学生にとっては意外と大切なことだと思うんですよね。

恵方巻きとかわざわざ買わないし、豆まきもした事ないし、スイカを買ったりマスカットを買ったりもしませんでした。(もっと生活感出そう自分…。)🍉

一人暮らしってある意味独房みたいなところあるなぁと思ったけど、誰かにメッセージを送る時くらい、何が旬なのか調べてみようってことですね。面白いですよ。

さて、今日のテーマですが、
『岡山の大学生がお届け、読書のススメ』です
非常にヒットする割合は低いであろうと思いますが、自分のアイデンティティの主張と一縷の望みを掛けてプチチャレンジでございます。

とはいいつつも、なぜ突然こんなことを書こうと思ったのか。その背景を2点取り上げて説明しようと思います。片方は参考になるのでは？

はじめに📕

①最近読んだ本が増えてきた。

・・・・・・・・。

実は、最近読書出来るようになったんすよ！📕

というのも、昨年いわゆるコロナ期に突入した時に2ヶ月大学が完全にお休みになりました。その時に考えたのが、｢この期間何やってたか明確に3つ以上作ろう｣ということです。

実際に以下、の3つを行いました。

1.Twitterで自己ブランディングに挑戦。🐦

2.本1冊を読み切る体力を作る。📕

3.オフラインインターンと
　オンライン授業を並行する。🏃🏿‍♀️

一応、全部チャレンジすることが出来て、ある程度の成果も表れたのですが、どうにも読書スピードはすぐ上がらなかったんですね。

今振り返ると時間がある程度必要なんだなと思いながら、今は集中すると6時間で1冊読める程度にはなってきました。学生の特権である｢まとまった時間｣もありますしね！(ｻｲｺｳ!)

こんな所で、この2ヶ月で5~6冊くらいは読んだと思います。少ないと思われるかもしれませんが、月に1冊も読まなかった大学入学前の自分が聞いたらきっと驚きますね👦🏻

②ビル・ゲイツさんが紹介してて…。

(舐めた口調ですみません…。これ以上でもこれ以下でも無いので、悪しからず…。)

ビル・ゲイツさんは読書家で有名だそうで、何冊も読んでいる中から毎年5冊ほどをピックアップしています。

沢山読んでいることから先見の明も身についているのだと思われますが、ビル・ゲイツさんはコロナを予測されていたという話は知っていますか？

世界的にも有名なTEDというトーク番組があるのですが、なんと6年前に、｢すぐ症状が出なくて、でも致死率は高くて、ワクチンも作りづらいものが次のパンデミックで発生するとヤバい｣(色々雑に訳しましたが)という話をされています。

その話をしている動画と、
今年おすすめの本のページも載せておきますね

TEDの動画は字幕も付けられるので、ぜひ！

ビル・ゲイツが薦める、この夏に読むべき5冊［2021年］

前置きが長くなるのが僕の癖ではあるんですが、上記の理由までを踏まえて、今日まで読んだ本を言語化して整理していこうと思います！

『本のススメ📕』(前置きいらんかったら、ここから読んでもええんやデのコーナー。)

ドンドンここから列挙していきますー！

①くらしのための料理学 / 土井善晴

この本から僕は今年の読書ライフをスタートさせたと言っても過言ではありません。記憶では2~3時間で読み切るほど面白かったです！！

この本の魅力を2つに挙げるなら、
①土井善晴さんの書き口が個人的に合う。
②料理は"なぜ"するのか考える機会になった。
ですね。

1番自分が変化した部分としては、
『毎日の食事が特別じゃなくていい、当たり前の日常があるから特別は特別になれる。』ということでした。

現代の家庭って、主菜、副菜、その他ぶわぁぁああって料理が沢山あると思うんですけど、全然そうじゃなくていいよ〜〜と言ってくれています。

具体例を挙げるなら、毎日お魚か肉のどっちにするかとか考えなくて良い。

たまに非日常なパーティや特別な日に良いお肉や魚を買ってきて、その余りを次の日では味噌汁に入れて、漬物とご飯でつつましく過ごそう、ということです。(これで分かるでしょうか？笑)

確かに一人暮らしをしていても、よく悩みます

｢今日は刺身にするか…肉にするか…。｣

この迷い自体がまず少し違って、
非日常で余ったものを日常に帰った時に味噌汁にして、日々のメリハリを強調させるということ。そうすれば非日常がより幸せになるという話です。(実際やってみたら、毎日の味噌汁の変化が感じられて面白いですよ。)

料理に悩んだことがある方にはぜひ読んで欲しい1冊となっています！

蛇足ですが、NHK出版から出ている｢学びのきほん｣というシリーズはそもそも論を語られている本が多く、かつ読書初心者に向けて作られた本なので、特に学生にはおすすめな気がします。同シリーズが、この後も2冊出てきます🤤

②はみだしの人類学 / 松村圭一郎

僕は岡山出身で、現在京都に住んでいるんですが、この松村圭一郎先生は京都大学を卒業された後に岡山大学で教鞭を取られているというなんともご縁がありそうな方なのでございます。(ご縁とは。)

この本の魅力を2つ挙げるなら、
①文化人類学の入口に立てる。
②就活生は自己を見つめ直せる。
ということだと思います。

まず1つ目の｢文化人類学の入口｣についてですが、僕自身は高校の時にある仮説を持っていました。それは｢人々の性格は地形に由来する部分がある｣ということでした。これはひとつの文化人類学の一端です。

文化人類学とは、
『なぜ人類にはこれほどまでの文化があるのか、またその差異はなぜ生まれたのか、そしてどのように関わりあっていけばよいのか？』ということを考える学問と言えます。

ふむふむ、少し真面目な話にはなってきましたが、多様性が謳われる世の中で、この切り口から勉強をするのはいくつになってもしたいと思う内容です。

そして2つ目の｢就活生は自己を見つめ直せる｣
といえことですが、こんなシーンをよく見かけませんか？

就活生｢○○さんは自己分析をどのように行われましたか？｣

内定者｢そうですね…あまり時間をかけたことはありませんね、友人と話す中で見つけて、固めていきました。1人でするのはオススメしません。｣

テンプレのように思いますが、なぜ1人で行わない方が良いのか？ということに関して核心を着いた根拠を聞いたことがなかったように思います。

それがこの1冊の中で僕は解決しました。

『"私"は他者を介在して初めて"私"になる。』

ということです。

自己分析を部屋の中で、かつ1人で行なっていてもしょうがないことが少しわかってきます。自分の特徴を理解するためには、周りにどんな人が多いのかによって図られる。だからまずそもそも1人では図りようがないということです。

そして、付け加えるなら、周りの人がどんな人かによって自分の役回りや自分に対する理解も変化するということです。

例えば周りに授業に出ない人達ばかりの中、自分は毎日授業に出ていたとすると自己評価は｢毎日授業に出てる俺凄い！｣ですが、スケールを広くして日本全体にした時に基本授業は出るものという認識だった場合その自己評価はあえなく崩れさります。

これが自己じゃないかな？と今の僕は思います
またこの話を持って、議論したいですね

お分かりかもしれませんが、こちらも先程と同じく｢学びのきほん｣シリーズでした(笑)ハマっちゃったら抜け出せないタイプなんです。

③恋愛寫眞(しゃしん)/市川拓司

おおっと突然らしくない本が出てきましたが、実はこちら小説なんですが、友人からのおすすめの1冊なんです。そして、今回個人的に鍵となった1冊でもあります。

読書が好きになったのも最近ですが、小説がずーーっと読めなかったんですね。理由はフィクションでリアリティにかけることや、イメージするのが正直疲れるからです。弱いところです…。

ですが今回は友人に紹介されたということもあり、ぼちぼち古い小説ではありますが読んでみたらなんと驚き、すすすーーっとの読めました！小説初心者の方にオススメかもです☺️

この本の魅力はなんと言っても大学生のリアルな感じたるや！！というところでしょうか(笑)

なんとも形容しがたいのですが、とにかくオススメなのでとりあえず読んでまた感想を教えてください(雑)

とまぁなんとも雑なフリをしてしまいましたが、この1冊をきっかけに色んな人と話せたらいいななんて思ったりします。これを機に久々に友人とも話せたので、こんな出会いもあるんだなと思った1冊です。

最後に📕

最後にっつって何か言うことも特別は無いんですが、本は出会いだなと思いました。またこれからも色々読んでいこうと思うので、ぜひ感想共有などしていきましょう。

梅雨がもうすぐ明けて、初夏の香りがし始める今日この頃ですが、体調を崩しやすい時期でもありますのでお体にも気をつけてお過ごしくださいませ。

では🙋‍♂️