懐ゲー回顧 チョコボスタリオン

貴重なメモリーカード容量のうち8ブロックを費やす価値がこのゲームにはあった。

チョコボスタリオンは、PS用ソフトで発売されたシミュレーションゲームで、ダービースタリオンのお馬さんがチョコボになったやつ、である。
当ゲームの発売に合わせ、チョコボレーシング・ダイスdeチョコボ・チョコボスタリオンの3枚組で「チョコボコレクション」も同時発売され、
私は後者を購入した。25年前だ。
当初の目当てはチョコボレーシングであったが、オマケくらいに思っていたこのゲームにがっつりハマることになる。

元ネタのダビスタよろしく、自分で血統を掛け合わせてつよいチョコボを作ろう!というゲームではあるが、特に配合に関してのゲーム内での説明が乏しく、手探り状態で進めることになる。
シブい配合って言われてもそれが良いのか悪いのかわっかんねーんだ。

自分で血統を重ねるのがメインストリームではあるが、たまに牧場の施設に野生のチョコボが紛れ込んでいることがある。
そいつらを捕らえて査定金額が安ければそのまま二束三文で売り払い、
高ければ競争羽としてデビューさせ、小遣いを稼いでいただいたりする。

最初は重賞に挑戦することさえ大変だったが、なんとか雰囲気で良さそうな組み合わせを試し続けることで最高峰のG1レースに送り出せるようになる。
当然難易度は高い。最終コーナー手前でスパートかけられた時の絶望感よ……。

なお、当牧場初めてのG1を獲得したのは野生産の真っ赤なチョコボであった。は??

前述したとおり、血統を重ねて強くするのがこのゲームの醍醐味である。よって、両親もわからない野生産のチョコボの扱いは非常にセンシティブだ。
どこの馬の骨ともわからん鳥の血を入れてもいいのか??

結果、どうしたっけなあ。そんな深く考えずに雑に交配していた気もする。
で、年数のわりに血統表が埋まらない。そんなんだった気がする。

今は検索をかければ色々育成やら配合やらの情報が転がっている。インターネット最高!
PS3を引っ張り出せばゲームアーカイブスからプレイできる、とはいえ、このゲーム1番の短所であるクソ長ロードはこのご時世にきつい。
リメイクして~~~頼む~~~~

このゲームのいいところまとめ
・奥深いゲームシステム
・パドックの解説
・自信を持って送り出した愛羽が運でぶん殴られる
・スタミナ足りないチョコボがとぼとぼうなだれてゴールするのがかわいい


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