ボドゲとわたし(2)

前節、ボドゲと言いながら人狼しか出てこなかった。
でもドカベンだって最初野球じゃなくて柔道やってたし、許されると思う。

ともあれ、市内ボードゲームサークルの月例会に参加することにした。

ボドゲ会って結局どんな集まりなの?という方もいるでしょう。私もそうでした。
ざっくりいうと、参加者で持ち寄ってきたボードゲームをとっかえひっかえ遊んで楽しむ会です。同じゲームを集中的に楽しむことの方が珍しいくらい。
ボドゲ会で一番特徴的なのが「毎回ゲーム説明をする必要がある」こと。
界隈ではインストって呼ばれるんだけども、これが上手い人だとルールはもちろん、世界観とか勝ち方のコツとかをゲームが始まる前になんとなくイメージできるようになるんだよな。
##インストどこまでやるか問題はいずれ取り上げる

先輩諸兄の素晴らしいインストもあり、ボドゲデビューは素晴らしい体験となったのでした。
特にそこで出会った爆初心者だった当時の私に刺さったサイコーゲームを2つ紹介させていただく!!

エルフェンランド

エルフの国には、世界を旅して周る成人儀礼がある
いろいろな人や生物の手を借りて、できるだけ多くの街をめぐりましょう。
手札とそれに対応したタイルを配置して、効率よくマップを回るゲーム。
他の人がマップに配置したタイルも普通に使えるので、あいのり気分でお得に旅をするのだ……。タイルは1マスに1つだけなので他のプレイヤーの邪魔もできるゾ!
昔のゲームあるあるでメンツによっては手番待ちの時間がしんどいけど、美しいマップもあいまって「旅」感がとてもいい。所有欲をくすぐられる。
##ホームランドヴァリアントは採用推奨

ベガス

男(オス)として生まれたからには賽を振れ(七五調)
基本的に運ではありながらそれだけではなく。戦略というか心理戦もいい味だしている。最初にダイスをつぎこんでナワバリを主張するか、ダイスを小出しにして勝機を伺うか。番外戦術まで駆使して戦って逆転を決めろ……!紙とダイスでこんな面白くできるの感動

前者はテーマがよく、後者はシステムがいいなと思いました。
こういうのでいいんだよ・・・!

といった具合で、ボドゲ会で遊んでビビッときたらそれを自分でも購入して。
同僚等身内を集めてカラオケとか会議室借りてボドゲ会主催なんかしたりするようになったのでした。


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