大人にこそ必要なSTEAM教育のⓂ️【数学】

〜はじめに

クリスマスイブいかがお過ごしでしょうか。MIラボ歯科衛生士(DH ニコ)です。みなさんは、数学が好きですか? 高校時代、私は好きではありませんでした。sin、cosって何?
なんで数学やるの?そんな感じです。

ところが、数学は私を見捨てなかった(笑)

子どもと過ごす生活の中で数学は生活の一部であり、神秘であることに気づいてしまったのです。今、STEAM教育というものが重要であると考えられています。

そのⓂ️である楽しい数学へと誘ってくれる一冊をご紹介したいと思います。

と言っても、なかなか一冊に絞り込みができませんでした。なるべく盛りだくさんで、隙間時間に気軽に読めそうなもの。

『イアン・スチュアート 数学の秘密の本棚』

数学の楽しさとスリルを伝えてくれるオムニバス。

正十二面体
四色定理
贋金問題
ピタゴラス数
魔法陣
五芒星
メビウスの帯
ポアンカレ予想
オイラーの公式
フラクタル
ケプラ問題

あくまでも、それぞれさらりと触れられる程度なので、これで全てを理解できるということは、考えにくいのですが、これをきっかけに数学やりたいと考えていただけたら、すごく嬉しいです。

私が好きなのは、あまりに有名ですがフィボナッチ数。

フィボナッチ数は自然界と深く関わっていると言われます。

ゆりの花びらは3枚。キンポウゲ5枚、デルフィニウム8枚、マリーゴールド13枚、アスター21枚、ヒナギク34、55、89枚、ヒマワリ55、89、144枚とフィボナッチ数です。それ以外ではフィボナッチ数の2倍とからルーカス数列なんかが見られるそうです。そして、ヒナギクは、時計回りのらせん21、反時計回り34になっています。

不思議ですよね。

医学つい関係があるのはフラクタル幾何学。わかりやすいのが、ロマネスコ・ブロッコリー。小さな房が全体と同じ形をしています。つまり自己相似。
この応用が、がん細胞の検出に用いられるそうです。肺の血管の枝分かれもフラクタル。


生物の神秘か数学の謎なのか…。

〜まとめ

こうした不思議を読み進めていくうちに、抵抗感があった数字と仲良くなれるようになった気がします。そうしたら、帳簿をつけることが苦手でなくなりました。

さらに数学的にものごとを考えることが習慣化されるようになりました。

仕入れは、このぐらい。消費税がいくら。
収入はこれ。前年との比較。総収入における割合。

スタッフは希釈が苦手なようです。計量カップがないと、テキトーになりかねません。そこで、こんなアプリを紹介しました。

App名: 簡単希釈計算機、デベロッパ: Yoshiaki Onishi

計算をする必要がないことに時間をかけたくありません。これも数学的な考えかなと思います。

最近はメインテナンスをしながら、歯の隅角部と歯ブラシの形状で最適な毛先って数式で表せるんじゃないの?なんてことも考えます。(私には出来ないけれど)
日常の大抵のことは数式で表せると思っているからです。

こんな風に考えることがなんとなくワクワクします。

もし生まれ変わるなら数学をやりたい!
それぐらい魅力的で、かつ日常的な学問だと思います。堅苦しく考えなければ楽しめるはず…。

(難しいので苦痛も伴うと思っていますが、それも含めて数学とは数岳なり)