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雨女のタイミング

私は自他共に認める雨女です。

雨女の意味を調べてみた。

雨女(あめおんな)とは、雨を呼ぶとされる日本の妖怪。 また、その行動が雨を呼ぶかのように思える女性もこう呼ぶ。

妖怪だったんだ・・・知らなかった。
雨女あるある

・ 出かける時点で止んでると確信し外に出た瞬間に雨が降ってくる。

・ 出た時から雨が降り始め目的地に着いた時又は着く直前に止む。

・ 小雨だと思い傘を持たずに出かけると本降りになってくる。

・ 降ってないけど雨女なので一応傘を持っていくと降らない。

いつから雨女に気づいたんだろう。今でこそ潔癖な部分もあるが学生の時はずぶ濡れになっても平気だった。制服のスカートのプリーツがよれよれになっても気にしなかった。髪の毛がびしょびしょでも。なんなら気持ちい~くらい思っていたはず。

はっきり記憶しているのは27歳の時から働いていた職場で毎日ランチに行くのだが私と一緒に外にでるとかなりの確率で雨が降る。その頃から同僚に「もう!」と言われる日々が続き「ごめ~ん」と理不尽ながら謝り続けることになる。だけどその同僚も雨女じゃないのと思うでしょうが、多分違います。確率的に私です。但し雨の神ではないので晴れているものを流石に雨にはできない。そんな能力はありません。都合の悪い時だけ降らせてしまう厄介な女なんです。最悪の日は結婚式でした。一生に一度の大切な日。台風直撃でした。もう私のせいなんでしょうね。間違いなく。

今年は一か月弱早い梅雨入りになりましたが、ここ数日もほぼほぼ雨に打たれて出勤しています。

なぜ雨女になってしまうのだろう。考えても答えはでないのだけど、なんとなく納得いくのは日頃の行い?最悪です。確かに私は性格はあまりよくないと自覚しています。SNSで誹謗中傷なんかはしません、意地悪もしないけれど心の中では文句ばっかり言ってます。関西人なので(関西の人すいません)口は悪いし気も短いです。この汚れた心を雨が洗い流して浄化してくれているのかなと自分を慰めています。

しかし私は雨だけでなくタイミングがほんとに悪い。毎日何十回も遭遇する信号はほぼ青で渡れない。99.9%と言っても過言ではない。これは?これは誰かに聞いたことなんて一度もないが皆は渡れているのでしょうか?あと少し~!と頑張ったときこそ瞬間赤になる。なので毎回最長の信号待ち時間を送っている。ほとんど車がこない四つ角ではタイミング悪く車と遭遇し進行を遮られてしまう。

仕事で印刷すると私の時に紙切れするので補充率は高い。たまに出かけたお店が休みだったり。レジに並んでも私の列で何かしらのトラブルが発生する。よくあることとはいえ毎回どーしてなんだろうと不思議になる。これは何かの天罰なのでしょうか。だけど天罰というほどひどい仕打ちではないので軽くお仕置きをされているのかもしれません。試練なのでしょうか。

もしかして心が綺麗になれば雨女ではなくなり間の悪さも解消されるのだろうか。そんな勝手な淡い期待を込めて自分を見つめなおします。それまでは雨に打たれて浄化してもらいます。

結論  

雨女とはタイミングと間が悪いので自分から雨の中に突入してしまう悲しい 妖怪である。

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