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【効率よく安定性(STABILITY)を獲得するには?】
安定性(stability)
不必要な動作や望まない動作を防ぐ能力で、外からの作用により最小な変化を与えられても、元の状態からのズレが一定の範囲に収まるような状態
固定性(rigidity)
一切の動作・動きのない状態を作る能力で単純に『固める』行為であり動きのない状態で、一定の状態から変化しない状態
簡単に説明すると、体幹を安定させる際にお腹に力を入れて安定させようとする状態でこの場合はアウターマッスルの力で身体を安定させようとしますが、その力発揮の状態ではインナーマッスルが働きづらい状態になり、身体の軸が不安定になったり、横への動揺性が増した状態になったり、動きの中でその固めていることでその部分がブレーキになり身体の連動性がうまくいかないなどのエラーが出やすくなります。
動作の中で重要なのは、不必要な動作や望まない動作を防ぐ能力である安定性(stability)で、お腹を風船のように外側に向かって押し返すように力発揮をして腹圧(IAP)を高めた状態を作ることが重要です。
また、ぶつかるなど剛性が求められる場面にしっかりとアウターマッスルで力発揮ができる状態を作ることが重要です。
このように状況に応じて、必要な体幹の力発揮をバランスよく強化していくことで効率よく体幹の安定性を向上させることができます。
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