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ポール譜面を作る

書いてから思ったけど需要がどこら辺にあるのかわからなかったので薄い記事になってしまったかもしれない。

準備するもの

  • Chromapper

  • Paul 作成プラグイン

  • ポールみたいな曲

※Noodle 譜面をMMA2で開くと壊れるの注意してね

プラグインはPaul Mapperの最新版をダウンロードしてChromapperのpluginフォルダに入れます。Beat Saberと一緒だね。

ポールみたいな曲も用意してください。

ポールっぽい曲


作成手順

ポールにもいろいろ種類があります。どこかで名前が決まってるわけではないのでここでは勝手に私がつけたり、そう呼んでいる名前で紹介します。

ポールマッパーの使い方

譜面の編集画面で”F10”を押します。するとポールマッパーのメニューが出てきます。

基本的にデフォルトの設定のままで問題ないと思います。Precisionの項目でノーツの密度を調整できます。
Precisionの項目はBPMにもよりますが17~12ぐらいがいいと思います。20ぐらいになるとかなり高密度に、9以下だとスカスカな感じになります。ポールで表現する音の強さによって重ためのポールにするのか軽めのポールにするかを選ぶといいと思います。
譜面の重さのためにも、むやみに難易度を上げないためにも必要最低限の数字にしておくことを推奨します。(超高密度ポールにもまた特別な楽しさがあるのも事実)

ぜひこの記事を読みながら手を動かしてみてね

■ 2個ノーツを置く
"同じ向き" のノーツを置きます。
②その二つを選択(Shift + クリック)
③メニュー横のお好みの形を選択(SinOutかQuadOut推奨)

■ 3個以上ノーツを置く
①好きなところにノーツを置きます。ドットノーツも可
②それらすべて選択(Shift + クリック)
F12を押す
④ピンク色のアンカーで微調整

Qを押すとマス目に関係なく好きなところに置けます
ピンクの丸で微調整

好きなところといっても始点と終点以外に曲がってほしいところに置くとよいです。(中間のちょい後ろぐらいで触るとよい)
アンカーの微調整で無理のない角度になってるか、床に埋まってないかなど確認してください。

いくつかノーツ置くときにドットノーツを置くとその周辺がドットノーツになります。ドットノーツになる幅はTransitionの項目で設定できます。切り返すタイミングや動きの多いポールなどではドットにして難易度を調整します。

以上がポールの置き方です。いろいろ触ってみたほうが、わかることも多いと思います。遊んでみましょう!
でも、実際にどんなポールを置いたらいいのかわからない!という方のためにいくつか配置例を紹介します。ただ本当は自由に置いてほしい。ここで紹介するのは一般論的な話であまり気にせずこういう置き方もあるんだと思うにとどめてください。
簡単で切りやすい配置を置きたくなった時に参考にしてもらえるといいと思います。

オススメの配置

私が作った「Poyasumi」はご存知でしょうか。実はポールマッパーの存在を知らずにSuccuffed Wallというツールを使って作成したのですが、ポール譜面を作る用のツールではないのでポールを簡単におくことができませんでした。そこでほとんどのポールをコピペ配置にすることで労力を減らしました。実は2,3パターンぐらいしかないです。それでも十分ポール譜面として楽しめる譜面になるのです。
さらに、切りやすいポールは案外多くはないです。(誘導しだいではもうすこし幅はありそう)

切りやすいポールの特徴としては
①移動幅が大きい
②前後に同色のノーツがない
③終点が見える
④短い

移動幅が大きくてうれしいことについてですが、ポールの切り方に関係があります。セイバーを動かし続けることがポールをうまく取るコツですが、直線ポールだと手首の位置を固定したままセイバーを回転させる必要があるので難易度が上がります。そこで、ポールを大きく移動させることで手首の移動にセイバーの回転が自然に連動するので優しいポールになります。

ノーツは普通のノーツと切り方が異なるためポールノーツの前後に同じ色のノーツがあると切り返すことが難しくなります。

ポールを終点に向かって振り切ることもコツの一つですが、終点が見えてることで振り切るタイミングを見計らうことができるので切りやすくなります。

以上のことを考慮すると

切り上げ切り下げに問わずこの位置にポールを置くことで切りやすくなります。Poyasumiのポールはほとんどがこの位置です。あと切り上げが上段にきたりします。

ポールというだけで強烈な配置なのでポールそのものがワンパターンでもつまらなくなるということはありません。この配置は切りやすい配置でもあるので楽しいポール譜面にもなります。たくさん使ってね。

次に違法ポールを紹介します。許されるラインはプレイヤーの技量にもパソコンの強さにもよりますが、下に紹介する配置はそれなりの理由や誘導が必要です。気を付けましょう。

やったらあかん配置

〇超高密度ポール
先ほど紹介した”Precision”で密度を調整できます。20を超えてくるとちょっとポールの軌道を外しただけでFailするようになります。30を超えると処理が重くなってきます。まともに遊べなくなる危険性があるのでやったらあかんです。

〇はみ出しポール
ポールは手首でポールを追う必要があるのでエリア内であっても遠く感じます。なのでエリアから出るとなおさら切れなくなります。さらに、下や左右にはみ出すとプレイヤーが床や周りのものを殴ってしまう危険性も出てくるのでプレイヤーを守るためにもやったらあかんです。
移動距離が大きいほど、曲がる間隔が短いほどはみ出しやすくなります。
※ただし上方向に伸びる場合は許容されることがあります。図の赤ノーツ

やめておいたほうがいい配置

〇急カーブポール
ポールは基本的にゆっくり切るものなので、急な移動に弱いです。なめらかな配置のほうが次の軌道も予想しやすくなります。
ただ、曲の表現上こうするしかないやろがい!ってときはこの限りではありません。

リコーダーが下手なあの譜面

〇ビジョンポール
この項目が一番悩ましい点です。
ポールとスライダーの違いとして隙間の有無があります。スライダーでさえビジョンを回避するためにウィンドウにするのに、ポールはみっちりノーツが詰まっているので当然その先が見えなくなります。そこに、少しのミスでFailしてしまうという要素があるので相当気を使ったほうがいいです。

まず、ビジョンが許されるパターンを紹介します。
・繰り返しで配置が予想できる。
中央に思い切りビジョンがありますが、配置と音のパターンがずっと一緒なので(初見では落ちるかもしれないけど)わかってしまえば切ることができます。

・方向が決まっているポール
方向が一直線なら何も考えなくても予想できるので問題なしです。ただし、終点が見えないので音を知らないと難易度が上がります。

方向が決まってるという点では回転ポールもビジョンになりますが許されます。注意する点としては回る速度を一定にすることです。

これ以外のパターンで中央2列にポールが入るとすべてビジョンになると考えたほうがいいです。悲しいことにどんなに対策をしてもビジョンになっちゃうことが多々あるのでテストプレイして確かめるしかないです。

ビジョンの例として上の画像をあげておきますが、まともなマッパーならそもそもこんなポール置かないと思う。

場合によっては許されるけど避けたほうがいい配置

〇折り返しポール
何回も言ってますがポールはゆっくり切るものなので、切り返しがあるとその折り返し点でミスが出やすくなります。さらに折り返しはビジョンになりやすいです。
許されるパターンとして画像のように切り下げてから切り上げるパターンは許されることが多いです。逆に切り上げてから切り下げるパターンはビジョンになる点から許されないことが多いです。

〇1秒以上のポール
長いポールはムズイ。なぜ難しくなるのかというとポールを一太刀で切ろうとするときセイバーを動かし続ける必要があります。そのため長くなるほどゆっくり振る必要があります。そして剣速が遅くなるほどぶれやすくなりバッドカットになります。
長いポールを置くときは気を付けましょう

開幕のチョコミントは2秒

許されるパターンとしてはグルグル回す短めにとることです。
常に移動させることでポールが取りやすくなるためグルグル回すことで許される気がしてます。しかし、この方法はあんまり見ないうえに精度を取りづらいので非推奨です。

短めにとるとはポールを細かく切って左右で交互に取らせることで難易度を下げる方法です。ビートごとに切り替えることであまり違和感なく切らせることができます。
しかし、この方法は一つの音を切るので私は好きではありません。

最後まで読んでくれた人へ

読んでくださってありがとうございます。
わからないこととか、こんなことしたいけどどうしたらいいですか、などなんでも聞いてください。
あと、この曲はポール譜面で遊びたい!とかあったら是非教えてください。

実際配置のルールよりもどれだけ曲を表現できてるかが一番大切です。曲が表現できていればどんな無理配置でもたのしいものです。怖がらずにどんどん挑戦してください。みなさんの楽しいポール譜面を楽しみにしています。

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