感謝の気持ち

はい、前回は高校2年の時に弁論大会で全国一と文部科学大臣賞を受賞したときの文章を書きました。

長かったと思いますが、私にとってこの大会で受賞できたことで耳が聞こえなくても周りの力を借りながら夢に向かって努力し続けるといつかは報われると信じて頑張ってきてよかったと思えた瞬間でした。

人生の中で何度か苦しみや悲しいこと、つらいこと、挫折を味わいます。でもそこでその壁を乗り越えられた先にはきっといいことがたくさん待っているはず、、、そう信じて今日も前を向いて一歩一歩進みます。

 

私は、あまり幼いころの記憶はありません。

手術してから私の人生はたくさんの力を借りて過ごしてきました。

両親も健常者、祖母も健常者、妹たちも健常者、なのに私だけが耳が聞こえない。なぜ私が聞こえないのか両親を責めたこともありませんし、気になりません。

なぜなら両親が私のために色々犠牲にしてまで普通の補聴器よりも倍くらいする人工内耳を取り入れるために東京の病院に連れていってくれたり、人工内耳を壊してしまった時も忙しい仕事をほったらかして病院まで連れて行ってくれたり私のために色々してくれたからです。

こんな私を違う世界で過ごさせてくれたから。きっと両親はたくさん悩んだはず、、、

両親の決断が私の将来に関わるのではなく、自分で将来の道を探し、作る必要があるのです。

 

人それぞれには両親に当たったり、他の人と違うからって自分で壁を作って周りの人と接触したくない人もたくさんいるかもしれません。自分で限界を作ってしまったら将来、何を得ることができるのでしょうか。もしかしたら、掴むべきのチャンスを逃してしまうのかもしれません。

 

両親は、私に厳しい教育を叩き込んでくれました。もしかしたら、虐待じゃないか?って思う時期もありましたが、その教育が今の私につながっていると思っています。

私は、どんな時でも感謝する気持ちだけは必ず心がけるようにしています。

皆さんもどんな小さいことでもいいので「ありがとう」を伝えてみてください。

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