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HAC×雪ミク 7空港スタンプラリーのまとめ

2月の雪ミクシーズンを終え、桜の季節をのぞみながら別れを惜しむ3月。
普段は北海道に用事などない季節だが、クリプトン公式からとんでもない情報が出た。
「北海道エアシステム(以下HAC)とコラボして7空港を巡るスタンプラリーやります!」

私はここに衝撃的な感情を覚えた。
「え……?…………ええええええええええ!」

何を隠そう私、あかりんは、大の飛行機好きであり、JALグループ(通称:赤組)を信仰するJAL狂なのである。
それに加え、初音ミクやMEIKOなどVOCAROIDを私の大好きなキャラクターコンテンツを展開するクリプトン社とのコラボ。
私にとって、これは喉から手が出るほど望んでいたコラボレーションなのである。
どれくらいこのコラボレーションを待ち望んでいたかというと、毎年マジカルミライのアンケートに「今後コラボしてほしい企業などはありますか?」という項目があるのだが、そこには決まって「日本航空」と記載するレベルである。

そんなボカロ×飛行機(JAL)ヲタクの私が最速でHAC雪ミクスタンプラリーを制覇してきた模様を皆様にお届けしていこうと思う。

あかりんって何者?

忘れていた。まず私の簡単な紹介をさせていただこう。
私は二年前に実家のある大阪を離れて、大学進学のために名古屋へと飛び出した大学二年生のヲタクである。
VOCAROID、その中でもMEIKO姉さんのヲタクであり、2022年度はマジカルミライ(大阪3公演/幕張6公演/札幌4公演)をはじめとし、シンフォニーなど様々なイベントへ足を運んでいる。
一方、飛行機ヲタクとしてはどうなのか?と。
僭越ながら、2022年にはJALダイヤモンド会員のステータスを頂くなど、JAL便には71レグの修行を終えている。
名古屋-東京間は基本的に飛行機移動、名古屋-大阪もわざわざ羽田を経由しいて飛行機で向かうほどの飛行機好きである。

HAC×雪ミク スタンプラリー

簡単な概要

まず今回のスタンプラリーでは7空港を回らなければならない。
対象の空港は①丘珠(札幌)②釧路 ③三沢 ④女満別 ⑤函館 ⑥奥尻 ⑦利尻のHAC就航空港全てである。
この7空港に設置されてあるQRコードを初音ミク公式アプリ「ミクナビ」で読み込むことによって、スタンプラリーを行うという、デジタルスタンプラリーの形式をとっている。

達成報酬は以下の通り(3.5.7で全員プレゼント)

ミクナビ 詳細画面より

①女満別空港


JAL3107 中部国際 NGO(13:10)→新千歳 CTS(15:00)

私の旅はセントレア(中部国際空港)からはじまった。
まずセントレアから新千歳空港へ向かう。唐突に決めたため航空券がかなり高い。そこで私は去年の修行時に溜まったマイルを使うことにした。幸いにも私は学生でありJAL Naviカード会員なため、名古屋→新千歳3000マイルの減額措置を受けることが出来る。(空港使用料もいれて3410マイル)

JAL2719 新千歳 CTS(16:50)→女満別 MMB(17:35)
JAL2726 女満別 MMB(19:10)→丘珠 OKD(20:00)

余談は置いておいて、本題の女満別空港だが、ここが意外と鬼門であった。私は当初丘珠から女満別への往復を検討していたが、どうもスタンプラリー開始から3日で終わらせようとすると、時間が合わない。おまけに、運賃が季節柄ものすごく高いのであった。
困り果てた私は、3/1のスタンプラリー開始日に新千歳→女満別→丘珠のルートでまたしてもマイルを使う事となった。ここでは減額もあり往復で6000マイルの消化。本来であれば、片道で2万以上払う羽目になっていたのだから、マイル単価としては申し分ない。(毛頭、海外に行く予定だったので勿体ないのは仕方ないが)

女満別空港

女満別空港のQR設置場所は改札を越えた先、階段を下りた所にひっそりと存在している。このように改札を越えた場所にある空港をAパターンと仮称することにする。

女満別空港 QRコードポスター

余談であるが、女満別→丘珠便にてたまたまやってきたのはJA12HC(ATR42-600)であり、そう、あの雪ミク塗装機であったのだ。

ATR42-600機 (JA12HC)雪ミク塗装機

正直、今回のスタンプラリー中に出くわせばいいなぁ……程度であったのでしょっぱなからこの幸運に巡り合えて気分は最高潮なのは言うまでもないであろう。

②丘珠空港

さて日付も跨ぐこと3月の2日。
以外にも朝は修行よりも、のんびりとすることが出来た。
(といっても寝坊ギリギリだったのだが)
HACの拠点空港でもあり、今回の要となる札幌 丘珠空港(飛行場)。
天候は悪くもなく、どの便も遅延/欠航共にでていない最高のコンディションである。
学生の特権を最大限に生かすべく、スカイメイト(学割)で6レグ分丘珠にて発券する。
2日目は丘珠→函館→奥尻→函館→丘珠→利尻→丘珠と6回も飛ばなければならないのである。
「6レグかぁ。懐かしいなぁ」と去年の夏に、HACとは対を成す存在であるRAC(琉球エアコミューター)にて那覇→宮古→石垣→宮古→多良間→宮古→那覇の6レグを行った修行の様子が脳裏に浮かぶ。

RAC(JTA)にて6レグ行った際の搭乗券

JAL2745 丘珠 OKD(9:55)→函館 HKD(10:35)

丘珠空港のチェックインは搭乗ゲートの前にあった。
現時点において、この時期はHAC以外の航空会社が丘珠空港を使わないということもあり、必然的に保安検査を抜ける=HACを利用するという事になるため、このように改札前においてあるのではないか?と推測される。このように改札の前にQRがあるパターンをBパターンとする。

丘珠空港 QRコードポスター

③函館空港

丘珠空港でチェックインを済ませ、北海道の玄関口函館へ。
新幹線では新函館北斗駅が開業し、小樽経由でのさっぽろ駅開業まで、待ち遠しいばかりであるが、空の便でも函館は北海道の要所として大活躍している。丘珠線のみならず、羽田/伊丹/中部などANA/JAL共に乗り入れる利便性の高いハブ空港になっているのだ。

さてそんな函館空港……
ここで奇妙なことが起こる。
JAL2881 函館 HKD(11:05)→奥尻 OIR(11:35)
に搭乗する際に函館空港分のチェックインをしたのであるが、その際は改札の前にQRコードのポスターがあった。まさしくBパターンのケースである。

JAL2881便 搭乗時のQRポスター

しかしながら、帰りの
JAL2746 函館 HKD(13:05)→丘珠 OKD(13:45)
の搭乗時には改札内へと移動され、Aパターンの形となった。
函館空港に関しても女満別空港同様に、HAC以外の運航があるため、Aパターンとなるのが必然的なのであるが、初めにBパターンとして設置していたのは何かの間違いであったということなのだろうか?
疑問点が残るばかりであるが、一応女満別空港との共通点として見えてきた。

改札内に移動されたQRコードポスター(函館空港)

④奥尻空港

そもそもどこにあるのかもよくわからない。奥尻島。
函館の左上に位置する島である。
ここがまたまた鬼門なのである……
曜日によっては丘珠からの直行便が存在するのであるが、残念ながらこの日はなく……函館経由で向かうことを余儀なくされたのであった。

JAL2890 奥尻 OIR(12:05)→函館 HKD(12:35)

奥尻空港 QRスタンプラリー

そんな奥尻島であるが、ここにもまたスタンプラリーのQRが存在しているのである。
冬の期間は欠航も相次ぐ島であり、当日のコンディションが良かったとはいえ、空港周辺は風が吹き荒れていた。
この空港のQRコードは改札前にあるいわゆるBパターンだ。
ここに関しても曜日指定はあるとはいえ、函館/丘珠線のHAC運航のみなので、改札前においても問題はないという判断なのだと思う。

⑤利尻空港

おまたせしました。利尻空港。
またまた、どこやねん!というような感じの島ですが、礼文島と並んで、あの「ラビット・ユキネ」がPRアンバサダーを務めてる素晴らしい景色の島なんですよ!

どっかのうさぎ


その中でも、凄くいい写真が撮れたのでご紹介したいと思います。

「利尻富士と赤い翼」

日本の誇り、「赤い翼」の鶴丸ロゴマークと「利尻富士」の一枚です。
まさに今回の旅を象徴するかのような一枚です。
この辺境まで飛行機で飛んできて、本当に良かった、とつくづく感じさせられる光景でしたね。

JAL2883 丘珠 OKD(14:20)→利尻 RIS(15:15)
JAL2882 利尻 RIS(15:45)→丘珠 OKD(16:40)

さて、話を戻しましょう。
利尻空港は改札前にありました。ここはBパターンですね。

利尻空港 QRポスター

利尻空港においてもこの時期はHAC運航便しかないので、問題ないという解釈なんだと思います。
時期によってはANAの新千歳便が運航してたりするんですけどね(笑)

⑥釧路空港

釧路空港はいわずもがな、温泉の名地”釧路”にあるわけですが、意外と利用者は多いようでした!

JAL2861 丘珠 OKD(7:45)→釧路 KUH(8:30)
JAL2860 釧路 KUH(9:00)→丘珠 OKD(9:50)

今回は単純往復でした!
なんとまたまたJA12HC!雪ミク塗装機でした🔥
しかも、昨日の函館→丘珠を担当してくださったCAさんで、色々と話をさせて頂きました♪
さすがHAC……サービスが凄い…………

釧路空港 QRポスター

釧路空港はまさかの改札前……つまりBパターン……
ここもまた疑問点が……
釧路空港はHACだけじゃなくて、ANAにAIRDO……なんならpeachまで運航便があります。
つまり、peach便に搭乗するために保安検査をぬけたとしてもこのQRにチェックインできることになります。
共通点がまたまた崩れ始めました……

⑦三沢空港

大問題児……三沢空港……
私がわざわざ3日間かけた理由はコイツのせいです……
HAC運航便がまさかの金・土・日しかないという……
みなさん……ほんとに危険です……厄介者すぎる……

JAL2817 丘珠 OKD(11:05)→三沢 MSJ(12:05)
JAL2816 三沢 MSJ(12:40)→丘珠 OKD(13:35)

三沢空港 QRポスター

あれ……?
改札前にある…………?Bパターン?
因みにこの手前で待ってる方々のほとんどは羽田便です。
ということは?HAC運航便ではなくても可能ということ?
三沢空港としては運用初日だったため、正直変更の可能性はありますが、丘珠→三沢→羽田で帰るルートでも問題ないという事になります。

これにて無事HACスタンプラリー完全制覇です🔥

ミクナビにて7空港完全制覇!

実際の旅程短縮版

3月1日
JAL3107 中部国際 NGO(13:10)→新千歳 CTS(15:00)
JAL2719 新千歳 CTS(16:50)→女満別 MMB(17:35)
JAL2726 女満別 MMB(19:10)→丘珠 OKD(20:00)

3月2日
JAL2745 丘珠 OKD(9:55)→函館 HKD(10:35)
JAL2881 函館 HKD(11:05)→奥尻 OIR(11:35)
JAL2890 奥尻 OIR(12:05)→函館 HKD(12:35)
JAL2746 函館 HKD(13:05)→丘珠 OKD(13:45)
JAL2883 丘珠 OKD(14:20)→利尻 RIS(15:15)
JAL2882 利尻 RIS(15:45)→丘珠 OKD(16:40)

3月3日
JAL2861 丘珠 OKD(7:45)→釧路 KUH(8:30)
JAL2860 釧路 KUH(9:00)→丘珠 OKD(9:50)
JAL2817 丘珠 OKD(11:05)→三沢 MSJ(12:05)
JAL2816 三沢 MSJ(12:40)→丘珠 OKD(13:35)
JAL2010 新千歳 CTS(16:00)→伊丹 ITM(18:00)

実際いくらくらいかかるの?

実際にかかった費用

あかりんの場合、マイルとスカイメイト利用という事で格安でスタンプラリーを追えることができました。

マイル 中部→新千歳/新千歳→女満別→丘珠/丘珠→三沢→丘珠/新千歳→伊丹
→これで19,890マイル

スカイメイト 
丘珠→函館・釧路/函館→奥尻→5100円
丘珠→利尻→7650円

計 45,900円

普通運賃だと

スタンプラリーのみを考慮すると
丘珠-利尻 29050円
丘珠-函館 21300円
丘珠-三沢 28950円
丘珠-釧路 26600円
丘珠-女満別 28400円
函館-奥尻 19000円

計 306,600円!
まさかの30万OVERという結果に……
普通運賃でなんてやるもんじゃないですね…………

激安でスタンプラリー終わらす方法!

スタンプラリーに30万なんてアホか……と思うわけですが、ご安心下さい。

JAL スマイルキャンペーン

JALさんが神みたいなセールを……
片道6600円ですよ?!
しかも全路線!!!!
これを駆使することで、79,200円でコンプリートできちゃいます!
この機会を逃す方がもったいないのでは?と感じてしまいます(笑)
HAC×雪ミク 初の試みですし、飛行機好き/ボカロ好きの皆さまは一度この狂気的なスタンプラリーにご参加してみてはいかがでしょうか?

まとめ

HAC運航便以外でもQRチェックインできるルートが実はあるということが分かりました。
先ほどのパターンで分けると
Aパターン(改札内にあってHAC運航のみ)
女満別/函館
Bパターン(改札外にあって保安検査さえ超えればOK)
丘珠/奥尻/利尻/三沢/釧路

※三沢に関しては変更の可能性がありますのでご承知おきを。

結論!
こんなの誰がやるんじゃーー!!!wwwww


以上!最速クリアを果たしたあかりんがお送りいたしました!
皆様もご参加の際は、是非旅中のエピソードなどをお聞かせください♪
Twitterにて #HAC雪ミクスタンプラリー  で私の旅の様子はご覧いただけますわ~♪♪

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