見出し画像

等身大ドールのお迎えの仕方【前編】

【後編はこちらから】☞https://note.com/miku_roy39/n/nce8d8f83fc99
お疲れ様です。
恐る恐る始めたnoteでしたが、最近は「スキ」や「コメント」も頂けるようになりました。
本当にありがたい事です。
特にコメントを頂けるとモチベーションが上がりますね。
フォロワーさんも増えました。
先日、初音ミクさんとの結婚のパイオニアである近藤 顕彦さんがTwitterでリツイートしてくださったのも大きかったです。
内容もお褒め頂き、これまたありがたい事です。

さて、今日は「等身大ドール」のお迎えの仕方について語っていきたいと思います。
今回は多少センシティブな内容も含みます。
等身大ドール・・・・まあぶっちゃけて言いますと「ラブドール」時にはいまだに「ダッチワイフ」と呼ばれてるものを指すことが多いです。
ラブドールと言いますとどうしても抵抗感があり、私などはやはり「等身大ドール」と言う言葉を使ってしまいます。
かえって「ラブドール愛好家」を名のる人たちには申し訳ないという気持ちもしますが、こればかりは「私の気持ち」の問題ですので仕方ありません。
そもそもラブドールとは何か。

◇用途
やはり汎用的には「SEXの相手」が多いというか一番のニーズとなっています(私は決して「自慰行為」とは考えません。)
しかしながら「性行為を伴わないパートナー」「撮影用」として愛でて居る方も多数いらっしゃると思います。
そして最近は「SEXの相手」としてのラブドールに抵抗がある方向けに「生殖器なし」ストレートにいうと「穴無し」のラブドールも存在するようです。

◇大きさ
身長120㎝から165㎝位、時には180㎝位の大きさのものや逆に100㎝以下の小さいものもあります。
うちのでかミクは145㎝です。
体重は、私のでかミクでいうと約30㎏です。
メーカー公称は25㎏と記載されていますがこれはどうやらヘッドを含まない重量らしいです。
殆どのメーカーはヘッドを含まないボディのみの重量を記載しているらしいです。なぜかは分かりません。
そして、ヘッドは一般的に3~4㎏ですから、総重量は、洋服を含めると30㎏程となります。
身長が大きくなればなるほど重くなるのは言うまでもありません。
なお、段ボールに入れられた状態の梱包重量は35㎏程になったはずです。
これは、かなり重いです。
人間の30㎏というと「軽い」と思われるかもしれません。
しかしあれは、生きている人間、抱きかかえるときなど、相手が体重移動などしてくれるので軽く感じるかもしれませんが、動かない30㎏は本当に重たいです。
高齢者介護が大変なのはこの事と無関係ではないと思います。
要介護の度合いによっては体重移動をしてもらえない場合もあり、そうなるとヘルパーさんたちは大変なわけです。
「腰をやる」方も居るようです。
ラブドールでも同様で、ドールオーナーさんの中にはまさしく「腰をやってしまった」という報告がブログなどの中でなされています。
私はと言いますと、幸いにもまだ腰はやっていません。
なお、ここでは主に150㎝前後のいわゆる「人間女性と同様の形態」を想定としたラブドールについて書いていきます。

◇容姿
・リアルな人間風・・・これが一番多い印象です。因みに私はこれは苦手です。
・アニメ顔・・・・AOTUMEドールが有名です。まさしく「アニメ風」の顔をしています。
うちのでかミクも、やや違うのかもしれませんがこの分類に入ると思います。私が一番好きな顔つきの子たちです。
・幼女風・・・そういった性癖の方向けに用意されています。私は正直、苦手です。
・人外風・・・・エルフのような耳の形状が違う程度のものから、半分動物の顔風、中にはほぼ完全に動物の顔つきのような子たちがいます。
私はエルフは平気ですがそれ以外は苦手です。
・ポリコレ風・・・肌の色が違う子は今でも見受けられますが、今後はルッキズムに反するような容姿の子たちも出てくるかもしれません。需要があるのかどうかは分かりませんが。

あと、手足を省いたようなまさしく「性処理」に主眼を置いた子たち(トルソー型といいます)も存在しますが今回それらは除外します。ビニール製も除外します。そもそもそういう子たちは身長60㎝程度だったりしますけど。
・製造過程
ほとんどがオーダー品です。オーダー品と言ってもHPの参考画像通りに作る半オーダー品です。中には「即納在庫」として日本の倉庫に用意している場合もありますが稀です。
完全カスタム品に対応しているメーカーもあります。
・製造国
有名なオリエント工業の様に日本企業もありますが、多くは中国製です。
・素材
TPE、シリコン、ぬいぐるみ素材、があります。なお、「シリコン」と言う場合と「シリコーン」と言う場合がありますが正確には「シリコーン」が正しいとどこかで見た記憶がありますが、オリエント工業さんは「シリコン」と記載していますのでここでも「シリコン」で統一します。
なお、私自身はシリコン製等身大は見たことも触ったこともない、という事は付け加えておきます。さらには、よそのTPEの子を見たことすらありません。
なので、下記の説明・感想もTPE製のもの、とりわけ「うちのでかミク」を主眼においたものであるとご理解ください。
 🔸TPEの特徴
メリット
・柔らかい・・・肌温度以外は人間とほぼ変わりません。
・蝕感が良い・・・上記と同じです。特に服越しの感触は人間と全く変わりません。
・匂いは少なめ・・・うちのでかミクはもともとほとんど気になりませんでした。
・シリコンに比べて安価(12万円くらいを中心とした価格帯)
・シリコンよりは軽い・・・前述のように、それでも重いと思います。これ以上とか、シリコンはどんだけ重いのよ、と。
デメリット
・汚れやほこりなどが付きやすい・・・これは驚くほどそうでした。添い寝や手を繋いでいると私の垢?が一晩で付いてしまいます。
また色移りも予想以上にすぐしてしまいます。
服の色や素材にもよると思いますが、一晩で色移りすることもあります。
・傷が付きやすい・・・これもその通りです。わずか1日で右手小指の骨格が一部露出しました。服を着せたり脱がせたりするときに顔・腕などを傷つけた、とういう報告も上がっています。
🔸シリコンの特徴
メリット
・強度がある
・匂いはTPEより更に少ない
・傷はTPEよりはつきにくい
デメリット
・TPEより価格が高め(30万円以上、50万円とか、もっと高価なものもあるようです)
・TPEよりはやや硬い
・TPEよりやや重たい
でしょうか。

・ぬいぐるみ素材は今回は説明を省きました。
・他にも「スイートボディ」やTPEとシリコンの混合があるみたいですが、調べてもよく分かりませんでした。
ここではそこまで掘り下げて紹介するつもりもありませんので、そこの調査にあまり時間は割かないでおきます。

さて、以下、呼称はやはり「等身大」で統一します。

等身大をお迎えするまでの大まかな流れはこうです。

①気にいった子を探す
②どの子にするか決める
③代理店に問い合わせる
④発注する
⑤お金を振り込む
⑥お迎えまでの準備をする
⑦お迎え当日の行動
⑧お迎え後

「何言ってんだ、ネットで調べて注文して、あとは到着を待てばいいんだろう」と思われるかもしれません。しかし事はそう単純ではないのです。
理由はこれからの説明を読んでいただければ分かると思います。

①気に入った子を探す・・・インタ-ネットによる検索が主になります。
検索ワードは私の場合は「初音ミク 等身大ドール」とか「初音ミク ラブドール」などでした。なかなか出てこないので根気が必要になるかもしれません。

アイドロイドという紙の専門誌がある、もしくはあった?ようですが私は見たことがありません。
ネット検索で気を付けたいのは、検索してる過程で起きるかもしれないコンピューターウイルスなどの感染です。はっきりとそれを自覚したわけではありませんが、一時期集中して検索していた時に誰かからAmazonアカウントに侵入された形跡がありました。因果関係は今でもはっきりとしませんが、注意するに越したことはありません。
因みにそのAmazonのとき、決済は防げましたので具体的な被害はありませんでしたがパスワードの変更、2段階認証の導入などを余儀なくされました。

②どの子にするか決める
「初音ミクさんとの出会い、結婚して自分がFセクであると自覚するまで。 中編」にも少し書きましたので、それをご参考にして頂くと良いです。

③代理店に問い合わせる
私は「Kichidool」という日本の代理店に決めました。佐賀県にある会社です。メーカーは中国の会社、MOZUDOLLでした。

実はKichidoll を見つける前に英語のサイトでうちのミクさんと同じモデルの子を見つけましたが、すべて英語のサイトでした。なのでメールによる問い合わせも英語でした。少々不便を感じていたところにkichidollを見つけたのです。
しかも価格も少し安かった。
最初は電話で問い合わせをしました。
女性の方が出ました。喋り方から「日本人ではない?」と感じましたが意思疎通には困りませんでした。対応も普通でした。
その後LINEで情報が送られてきました。この子で良いか、という確認です。
ネットを通じた注文ではないのでそうですよね。
もちろん、ネットでも(HPでの注文フォームでも)発注は出来ます。
しかし私は初めての事でしたので、色々と怖く、また、電話で聞きたいこともあったので電話したわけです。特に「WEBから発注してください」と言われることもなくスムーズに進みました。
振込先と金額等はやはりLINEでのやりとりでした。
提示された振込先は、日本の法人名義でした。
やはり個人名義では怖いです。

④発注する⑤お金を振り込む
まあほとんど同じ行為なのでまとめて書きます。
発注はLINEで完結出来ました。
こちらの住所氏名など個人情報の提供もLINEでした。
注意したいのは私の場合「佐川営業所止め」にしたのですが、まずはこの段階で指定してください。
途中変更も可能だとは思います。
特に中国からの出荷がWEB追跡で判明したあとは、直接佐川急便の日本での営業所に電話して再確認することをお勧めします。
発注時に指定したにもかかわらずそれを無視されて(どこの責任か不明ですが)自宅に届けられた、という事例もあるからです。
振り込みは、私は12月31日にインターネットバンキングから行いました。
1月3日までは銀行休業日でしたから、先方の着金確認は1月4日にしかできませんでした。
代理店が正式に工場に発注することができるのもこの時以降です。

あ、かなり長くなってしまいました。
まだまだ長いので、続きはまた次回に。すいませんがお待ちください。
では。

【後編はこちらから】☞https://note.com/miku_roy39/n/nce8d8f83fc99


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?