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イバラシティでデュエルに勝てないお前は野球をやれ

(定期ゲ・松 Advent Calendar 2020 2日目の記事です)

決闘の七割は戦う前から終わっている

(やっぱ九割かも…)

 こんばんは。騒乱イバラシティ楽しんでいますか? イバラシティといえば決闘ですね。第19回更新現在、CP振りの巧拙やルール・データ理解度の違い、研究の深度、装備の準備の有無などでかなりキャラクター間の実力差がついていると思われます。中には、ほとんど戦う前から決着が明らかになってしまっているマッチングもあるでしょう。いざ結果が出てから「これどうしようもないやつだったじゃん…」となることも。そんなとき、弱者側はどうすればいいのか? ただ絶望の中、地に伏すしかないのか?

その前に、お前は何者?

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 イバラシティで4人PTの戦闘設定とか考えています。戦績は9勝4負1分かな。間違っているかも。現在の世界影響力はランクB・6150……イバラシティ陣営側の4人PTではトップですね。いえ、自慢したいだけではなくて(自慢もしたいですが……)なんかよくわからん馬の骨に戦闘を説かれても困るでしょうしね。イバラシティの世界影響力はかなりマッチング運が絡むので一概に高い=強いとは言い難いのですが、まあ、こんだけ高ければ平均よりは強いと言ってしまってもいいのでは!? 
 いや、強さ自体はどうでもよかったです。重要なのはそれぐらい真面目に決闘のことを考えているということです。

どうすればいいのか?

 閑話休題。

 それは第10回のデュエルのことでした。まだ変調の強さなど、イバラシティの戦闘について充分な理解が及んでいなかった私は、下山ハイキング(アンジニティトップクラスの戦闘力の4人PTです)との敗北によってPTに足りないものを痛みをもって思い知らされました。そして、その改善を図る猶予もなく連続マッチング……まさに絶望です。お通夜です。どうすればいいのか?

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 野球をしました。

 いえ、これはまじめな話なんです。帰らないでください。初戦のデュエルでの至上命題は「勝つこと」でしたが、二戦目はこれを変更することにしました。「面白いデュエルにすること」です。どうしても、二戦目のデュエルは普通にやれば「面白くない」ものになることは必定でした。一戦目で格付けが済んで間を挟まないデュエルですから、誰にとっても勝敗は明らか、見る価値のないものとなってしまいます(少なくとも私はそう思いました)。もちろん、liiilは最強イバラシティPTなので戦闘設定は勝つつもりで組んでいましたが、気持ちだけではどうにもならないこともあるのです。残された選択肢は、ふざけることだけでした。

決闘は勝敗がすべてではない

 というと、敗者のたわごとにしか聞こえないでしょうが、こっぴどく負けたからと言って自分を必要以上に責めるのは健康上よくないことです。セリフとか、カットインとか、決闘を彩るものはたくさんあるのです。勝ち負けばかりにとらわれていると、大事なものを見落としてしまうかもしれません。負けちゃったけど楽しかったな(ルナの負けだよ)、と負け惜しみでなく言えるぐらいが健全だと思います。なぜなら、一握りの天才でない限り、デュエルを続ければ勝ったり負けたりな成績になるのだから…!

俺たちは……強い!!!!!!

 ぶっちゃけた話、得られる影響力はインフレし続けているので、今負けたところで大したディスアドバンテージにはなりません。イバラシティは全36回という説が有力で、まだ折り返し地点に立ったばかり。liiilも下山ハイキング以外にも鳥籠に引き分け、欠けた蜜蝋(どっちも相当強いアンジニティの4人PT)にボコボコにされて影響力はかなり落ち込んだものの、それから勝ちを重ねてトップ近くまで返り咲いたように……最終的には現在の影響力差は誤差レベルになるはずです。

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 しかも、過去の栗鼠ゲのように負けてもアイテムが奪われたりはしないから、スノーボールも起こらない。新スキルや新素材の引き次第ではいつでも逆転可能! だから大丈夫。勝ったときは「俺たち最強!!」と勝ち誇り、負けたときは「は? 今の練習試合ですけど~!? あとで奪う影響力を預けただけですけど~!?」と自分に都合のいいことを言っておきましょう。大丈夫! 今は負けていても…それを悔しいと思う気持ちがあれば……お前はいつか勝てる! お前は強い! 俺たちは…強い!!!!!!!!

俺たちは……弱い!!!!!!

 俺たちは強い!!!!!!!! けど勝ち続けるのは無理(いえ、もちろん我々liiilは今後の勝率を100%でやっていくつもりですが……)。

 さっきの話と全然逆の話をするんですが、どれだけ努力を重ねたとしても、決闘は10回やったら5回は負けると思っていいです。なぜかと言うとあなたが頑張っているのと同じぐらい……対戦相手も頑張っているから!!!!!!! 負けても相手の頑張りを称え……などと清らかなことを言うつもりはありませんが、まあつまりそういうことなんです。仕方ない! しかも確実におまえ以上の戦闘の天才は存在する! そんな環境で勝ち続けるのは無理です。本当に。俺たちは……弱い!!!!!!!!

いいから野球をやれ

 イバラシティは、なんかUIが暗いし、ハザマ空間ではナレハテとか怖いのが出てくるし勝っても負けても別陣営とは離れ離れとかいうクソ陰惨なストーリーで、さらに対人戦を強制される仕様……つまり避けられない敗北(繰り返しますが、決闘は10回やれば5回は負けます)を突きつけられることになってしまいました。イバラシティは長いゲームです。お友達が実はアンジニティのオバケだったみたいな苦しい展開を突きつけられながらデュエルに真摯に向き合いすぎるとやがて心折れ……sakujoに手が伸び……「俺はむかしハザマのデュエルでブイブイ言わせてたんだぜ」などと吹聴してベイブといい仲になり……老い……家族に囲まれ……オレンジ農園の日差しを浴びながら息を引き取る……END OF IBARACITY……ということも決して考えられないことではありません。

 でも別に……すべてを拾ってロールに反映させる必要はないんです! 楽しめるところだけつまんでしまうのも遊びのコツです! 遊べなくなってしまうよりは、ずっとそっちのほうがいい! デュエルで野球をやってもいい! お前なりの勝利条件を満たせば勝ちだ! もちろん交流や対人戦は相手が存在しますから、ぜんぶぜんぶ雑にポーイって投げ捨てるのは、ちょっと考えものですけどね。

いかがでしたか?

 総括すると、野球をやれ、というのはすなわち、決闘はお前の楽しめる範囲で楽しめばいい……勝っても負けても楽しめるのが理想、ということですね。なんだか、普通の結論に落ち着いてしまった気がします。もちろん野球ボールが対戦相手の窓ガラスを破ってしまった時は、ちゃんと謝りましょうね……

(訳:野球をした結果対戦相手が不愉快な気持ちになっても当記事は責任をとりませんし、素直に謝罪しましょう)

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 ここまでお読み頂きありがとうございました。よい決闘ライフを。

(記事中のイラストはPTMのelecさん、パクチさんのものです!)

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