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子連れ移住25年!いろいろありました。

子連れ移住で気を付けたいこと

知っておくべき子供の気持ち

海外在住の家庭は、大きく分けて仕事の関係(赴任)や親子留学など期間限定で移住している場合と、海外移住の夢をもって個人的に永住目的で移住している家庭があると思います。

我が家の場合、カテゴリーとしては赴任移住なのですが、ある理由のため日本には帰らない決意をして永住の覚悟でオーストラリアに来ました。

移住を決断するオトナと違い子供にとっては、有無を言わせず連れてこられた!?という感覚の方が大きいと思います。

移住したときは、親はテンパっているので、あまり子供に気を使ってあげられないとは思いますが、オトナ以上に環境の変化が激しい子供たちのメンタル面をしっかりとサポートしてあげてほしいと思います。


移住時の子供の心境

我が家が移住した1998年。
長男は、10歳(小3の11月)で自分の意思とは関係なく突然移住することになったのですが、数日に渡る送別会や、出発日にわざわざ課外授業として駅までのお見送りを計画してくれた先生。
クラスメート全員での駅まで来てくれて、プラットフォームを走りながら手を振るお友達。
親子で電車の中で涙涙でした。

本当にいい先生や友達に囲まれていたからこそ!?異国でたった一人、言葉がまったくわからない。誰も知り合いも友達もいない学校に放り込まれた長男。
本当は理不尽だったに違いなかったと思います。

当時、夜になると友達の写真をいつも見ていたこと知ってます。
親の前ではお調子者でいつも明るくしていましたが、本当は辛かったのだろうと思います。

それでも持ち前の人懐っこさと順応力を発揮して、オーストアリアになじんでくれたのはラッキーでした。

下の子は2歳3か月で、言葉の壁もそう関係なく、チャイルドケア(保育所)にすぐなじんでいました。
移住後すぐから、朝から午後4時ごろまでチャイルドケアに行っていましたが、英語が母国語になることはなく、日本語オンリーでよくチャイルドケアの先生を混乱させていましたが・・・。笑

今思えば、長男は私に心配をかけまいと明るくしていたのかもしれません。
ま、元から明るくお調子者ではありましたが、それでも辛かった時期はあったと思います。

これまで恨み言のようなことは言われたことはありませんが、当時、私自身も慣れない海外でのほぼワンオペ生活にテンパっていたので、慮ってやれなかったこと、申し訳なく思っています。

まとめ

私の場合、地方移住も海外移住も自分が望んでしたわけではありませんが、移住後は、地域地域で楽しみを見つけて日々をエンジョイしていました。

住めば都!

とすぐに思えるたちなので、生まれ故郷の大阪を離れて幾年月…ホームシックになったことはありません。笑

国内にしろ海外にしろ、移住後のいろいろな人を見てきましたが、
その環境に順応できる人とできない人の差はハッキリとありました。

これは子供も同じです!

特に子供は、親の都合で強制的に移住することになることが多いと思うので、よく注意をしてあげてほしいと思います。

次回から子連れ移住特集をお送りします!


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