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お弁当生活を再開することにした

みずたまさんのこの記事を読んで、私はすごく、良い意味でめちゃくちゃ刺激を受けてしまった。

蓋をして、見ないようにしていたところ。
自分のすごく嫌なところ。

この記事の中に、みずたまさんは「27歳の時転職し、貯金がなかった」という文がある。そこで節約できるのは食費だ!と思い立ち、お弁当をはじめる。

私、29歳で貯金がない。
改めて、何やってるんだろうと胸が痛くなった。
そんな自分が嫌で、変えたくて、お金について記録するようになったのに。
記録は物語ってる。何も変わってないと。

どんなに本を読んだり、前向きなこと考えたって、事実は変わらない。ずっとそこで、こっちに向かって訴えかけてくる。

直視するのが怖くて、見ないようにしていた。

そういうものって、何度逃げても絶対にまた目の前に立ちはだかる。どう考えても、私が真っ先に取り組むことはコレだろう。


数年前、お弁当生活をしていた時を思い出した。

その時は引っ越しを控えていたこと、勤務地の近くにランチできるお店が全然なかったこと、料理を習慣にしたい!という熱いモチベーションがあったことなどが理由で、毎朝簡単だがお弁当を詰めて持っていっていた。

あの頃を思い出そう。
棚の奥から、当時使っていたお弁当箱を引っ張り出した。

そして今朝、少しだけ早く起きてご飯を炊いた。
おかずは冷凍食品と、昨夜の残りもの。
朝にご飯を炊くなんて、今の生活では初めてのことだった。お弁当を詰める動作もそう。
不思議なんだけど、朝の慌ただしい時間が止まったように感じた。

ああ。お弁当をつくると、きっと、自分のしっかり者スイッチが入るのだ。
これからもたびたび、きっと、お弁当が私の人生を回してくれるだろう。

お弁当を作って持っていく、という作業は、なんというか、思っていたよりも自分が「整う」感覚があった。
自分で、自分のために何かを用意する。

昨夜、荒ぶっていた心が少しだけ落ち着いた。
出来ることから一歩ずつやろう。自分のこと、「頑張ってるじゃん」って思うために。


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